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自分には珍しく、チョットベタな作品を観てきました。

戦時中に生まれて十分な教育をうけることができず、
文字の読み書きができない65歳の寿司職人西畑保と、
いつも彼のそばにいて彼の読み書きを手伝う妻・皎子。

現代の二人を笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、
若い頃の二人を重岡大毅と上白石萌音が演じます。

それぞれの世代での二人の生活ぶりが実に幸せそうであり、
皎子が実にチャーミング。
原田知世がとってもステキです。

読み書きが出来ない事を乗り越えるため、
夜間中学に通い妻にラブレターを書く事を宣言する保。
実際には、なかなか約束が果たせず、挫折しそうになるのを
国籍や世代が異なるクラスメイトや、教師がささえていく。

実話をもとにしたお話だそうで、「幸せ」って何か判らなくなったら
これを観ると良いかもしれません。