東次のブログ一覧

危機管理とか防災意識とか、この震災で自分たちがいかに甘ちゃんだったかを、
思い知らされている今日このごろです。
私の勤務先も同様で、地震の有った３／１１早々に退避を決断。これは良い判断ですが、
社外に出ていた私たち営業部隊へはメールで伝えたと言います。
でもね、携帯にそんなメールは届いていないのです。
届いていたのは会社のＰＣ
まぁ相当に混乱していたから、仕方がないと言えば仕方がない？

そして今日、電力需要が供給を上回りそうなので、鉄道会社に間引き運転の指示がでました。
当社は帰宅難民をさせるために３／１４　１５ともに定時まえに退社させています。
今日もその措置が執られたのですが、外に出ていた私には知る術は携帯電話かメールしかありません。
しかし、車を運転していると電話も出られませんし、メールも観られませんよね。
首都高を降り、信号で停まったときに会社からの着電を確認。でもあと２ｋｍで会社ですから、
わざわざ車を停めて電話をしませんよね、普通。
駐車場に車を停めて、運転日報を書き、エレベーターにのる。
そして６Ｆで降りると雰囲気がおかしい。
人気が無い。
オフィスは施錠され、入ることが出来ません。
そうなんです、電話とメールは退避連絡だったのです。
でも、着電着信から３０分たらずですよ。
改めてメールを確認すると「１７時にオフィス閉鎖。直帰せよ」
でも発信１７時は無いだろう。
１６時くらいには方針出てたんじゃないのか？

家の鍵はコートの中だし、、、、、
コートはオフィスの中だし、、、、、

直帰＝社有車で帰宅って事なんですが、もっと早く知らせてくれれば、
ガソリンが貴重なこのご時世に、無駄な距離を走らなくてすんだんです。

まったくもぅ　って感じです。ホント

すでにブログで「我慢できない」と書き、3/12はFISCOに走りに行く予定でした。
まさかの震災があり、サーキットに行くなんて考えられない状況でしたから行ってません。
もし行っていたら「あ～行くと思っていたよ」と理解する振りして、やんわり非難する人
「えっ、FISCOって営業していたの」とピントが少しずれた質問の人
「それでこそ男だ」と勘違いな感想も聞けたたかも知れません。
でも、一応私も大人なので、大人の対応です（笑）


この予定とは別に3/26にもFISCOで「駆動方式別SpecialLesson」があり、
こちらはエリーゼでエントリーをしていましたが、この状況ですから、
主催者から開催中止のメールが届きました。

さらに4/3にはもてぎで耐久レースが予定されており、こちらも参戦に向けて準備が進められていました。
こちらは平時の状態で、出る出ないの調整が付かず、やっと「参戦」の結論が出ただけに、ギリギリまで参戦の方向でしたが、チームとして「エントリー見送り」の決断をいたしました。
個人のイベント参加で有れば、あくまで私個人の判断ですが、耐久ではチームとして人、物、金を動かすわけで、とてもGOサインは出せません。私一人が動けても、チームとして動くのには無理があります。
こちらも主催者から昨日、正式に開催延期がアナウンスされました。

スーパーＧＴの合同テストも中止
大阪モーターサイクルショーも中止
東京モーターサイクルショーはどうなる？
モトＧＰもてぎ戦も延期の噂が出ています。

モータースポーツの火が消えてしまいそうです。

でもね、モータースポーツ界も支援に動き始めています。
脇坂寿一選手がSAVE JAPANと言う義援金募集組織を立ち上げました。
Ｆ１ではアレクサンダー・ブルツ選手が募金の音頭取りをするらしいです。
ガソリンを無駄遣いする人ばっかりじゃないんですよ。

今出来ること。
みんからで沢山の方が考え、表現されています。
私は関東圏で、さしたる被害を受けたわけではありませんが、
何人もの友人が仙台におり安否の確認こそ取れた物の、
その後の生活がどうなっているのか心配しています。
今私に何が出来るのかと言えば、「お金を送る」です。
節電する。ガソリンを使わない。も勿論大事です。
でも、生臭い話でイヤですが、もっとも有効な支援は「お金」でしょう。

たとえば「このブログのＰＶ×○円の義援金を送る」と決めれば
毎日ブログを更新する意味が生まれます。
大がかりなチャリティイベントを開催する器量は
残念ながら私には有りません。
でも自分の生活の中に、イベントを造りその中で支援することはできます。

自分の日常を大きく代えずに、支援に結びつける。
だから今の時勢にそぐわないネタを書くかも知れません。
「こんな時に不謹慎なブログを書きやがって」と言わないで下さい。
こんなやり方も有る事をご理解下さい。

震災から週末を挟み、いつものように月曜日がやってきました。
被災地の方々は生活そのものが大きく破壊され、
「いつものように」月曜日が迎えられることは
とても有り難いこととなのだと思います。
ブルーマンデーなんて言ったら罰が当たりますね。

計画停電とそれに伴う鉄道の運休により、震災の被害が比較的軽い首都圏も
大きな影響をうけていました。
私は地震の有った金曜日、本来持ち帰ることが禁じられている
社用車でそのまま帰宅し、当然ですが今日は社用車での出社となります。

実は大きな不安が３点ありました。
一つ目は京葉道路、首都高、湾岸線の復旧状況。
こちらは日曜日中に湾岸線の一部を除きほぼ復旧となりました。

二つ目はガソリンの残量です。
金曜日の段階で警告灯が灯り、出社の道中でガス欠になる心配は
計算上はありません。しかし、万一と言うことも有りますし、
会社に無事に着いても給油が出来なければ
車としての機能は生かせません。
この週末、地元ではどこのスタンドもガソリンが売り切れている事から
道中の給油の可能性は期待出来ないと思われ
リスクが大きいのでは無いかと考えました。

そして三つ目が渋滞です。
何だかんだ行っても日本人の勤労意欲は高く、電車がとまっても
出勤の努力をする人は多い（私も含め）訳です。
この心配は見事に的中し、途中の渋滞情報では京葉道で５キロ７０分。
その先の箱崎までは４時間以上かかると表示。
マジ！！

私は途中で通行止めの湾岸線からアプローチし、湾岸市川ICで降り
道路状況をみて京葉側から首都高７号線、もしくは下道。
はたまたそのまま３５７号で上り、新木場から首都高９号に繋げる。
もしくはそのまま下道で走りきる。と柔軟に考えていました。

渋滞の湾岸市川を予定通り降り、行徳から浦安、葛西橋通りの下道ルート
を選択したところ、反対車線に営業しているＧＳを発見。
Ｕターンして最後尾に並び、小１時間掛けて給油出来たのはラッキーでしたが、
そこから浦安を抜けるのに１時間以上かかり、結局１１時過ぎに出社となりました。

通常１時間での移動が軽く３倍。もっとも　go　ｓｔｏｐの合間に携帯電話で
結構やりとりが出来ましたので、大きなロスばかりでは有りませんでしたが。

職場では出勤出来ない人が半分。手分けして散乱した倉庫を整理し、
今日帰宅難民にならない段取りと、明日以降の出退勤ルートの確保に
奔走した１日でした。

でも、こんな事でくじけるわけには行きませんね。
ガンガン経済を回さなくっちゃ！！

みなさんは無事でしょうか？

未だ余震が続き不安な夜となります。
私は車で外出し、出先から時間こそ掛かりましたが、
直接帰宅できました。
電車も停まり、高速も通行止め。一般道は大渋滞で、
会社に泊まる方も多いのではないでしょうか？

各地での被害も大きいようで心配です。