
サーキットを走る上で求められる装備の一つがグラブです。
いわゆるドライビンググローブといわれるものですが、
町中で使うような物だと不可なものがあります。
これからの暑い季節用の指先のカットされたものや、
メッシュが張り込まれている物ななどは
「肌を露出しない」という点でアウトと言われる可能性が高いです。
「軍手がある」と言う人もいますが、サーキットによっては軍手も
アウトですから、ここはちゃんとしたドライビンググローブを
探しましょう。
レーシンググラブは耐火性を考慮したFIA公認の物で、
一般に売られている物は2000年レギュレーシヨンと呼ばれるものです。
このFIA公認タグが無いと、車検(装備品チェック)で撥ねられ
レースを走る事が出来ません。
しかし、私はこの2000年規格のグラブが嫌いです(笑)
グラブに関しては以前の86規格と大きく変わったのは
掌の革の使用が制限されたのです。
何でも火に晒されて縮むのが良くないらしいのです。
左のスパルコが86年規格の物
右のサベルトが2000年規格の物
見比べてもらえば歴然の差ですよね。
私が嫌いなのは、革の使用が制限された事で耐久性が落ちたからなんです。
ステアリングを強く握らなくても、結構痛むのに加え値段も上がり、
しかも耐久性が落ちている。ウエア業界支援規格の気がします(笑)
そこでお奨めなのが規格落ちした86規格のチョイスです。
元々レース用ですから、使い勝手は問題有りません。
しかも公認レースに使えなくなったことで、各ショップともに
割引販売をしています。以前使っていた86物はなんと3800円でした。
写真のスパルコは8000円位だったと思います。
2000年規格のサベルトは定価2万円超ですからこの差は大きいです。
勿論、走行会にチョロッと参加するだけ。
「今回1度だけなんだ。」と言う人はバイク用でも走れるでしょうし、
ぶっちゃけ肌が出ない事を満たせばホームセンターで売っている
作業用手袋でもOKでしょう。
ただ、それぞれの目的に合わせて作られていますから、
専用品にはかないません。
せめて走行会用ドライビンググラブかカート用をチョイスしたいですね。
Posted at 2011/04/26 22:09:29 | |
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サーキット | 日記