
常々耐久レースはグリッドに付くまでが勝負。
それまでにどれだけ準備が出来ているかで結果が決まる。
と言い続けてきましたが、今回は多忙にかまけてグダグタ。
満足に集合すら出来なのですから(爆)
取りあえず、モテギの南ゲートから荷物の積み替えをして
私とレースカーはパドックへ移動。
残りのメンバーは駐車の都合から4パドへ移動して、
徒歩でピットへ向かいます。
一足先に指定ピットに向かうとよそのチームは準備万端。
今からお店を広げる私たちって何?
車の荷物を降ろしたり、テントを設営したりと
する事は山積みですが、何故か同じピットには
先週のユートレでお会いしたSさんやN君が居たり、
隣のピットでは蓮杯組のAOさんやWKさんが居たりで、
肉体労働は若者に任せ、私は乳酸のたまらない活動に。
えっ、「ずる~~~い」と仰る!そんなことは有りません。
ライバルチームの敵情視察です。 キッパリ
ライバルの戦力の分析をし、自分たちのポジションとの
相関を考えるわけです。今回はどちらも我々とは戦闘力が違いすぎて、
抜かれることだけ考えれば良かったのは内緒ですけどね。
テントも設営が終わり、車も走れる準備が整ったので
ドライバー達は早めの昼食に、私とマネージャーは
本日のドライバー潤や、ピットタイミングの最終チェック。
我々は会費制の運営で活動するチームですから、
出来るだけ公平に走る時緩を振り分けたい。
その上で最良の結果を導き出すのが私とマネージャーの役割です。
今回のスタートドライバーは前回の3耐で無念の5周リタイアのた~坊に。
2番手はショートスティントでアンカーも兼ねる今回のキードライバーtoruさんに。
3番手はタケトC君と言う順番。
みんなモテギは久々なので、どの順番でもプレッシャーは有るだろうけど、
そこはヘルメットを被れば、「サンデー」が頭に着いてもレーサーだからね。
そして、いよいよグリッドに車を並べます。
この耐久はグリッドをくじ引きで決めるのですが、くじ運の悪い我々は
毎回後方からが多いのですが、今回は12番と結構前からのスタートです。
ピットウォール側に車を並べ、コースの反対側にはとる吉さんが
た~坊のグラブを手にスタートを待ちます。
日章旗が振られ、とる吉さんがた~坊にグラブを渡し、装着したら
エンジンスタート、でコースに飛び出していきます。
残念ながら今回は上手くグラブが入らなかったのか?チョット出遅れてしまいましたが、
そこは耐久レースですすから、まずは序盤の混乱に巻き込まれないことが大事です。
私とマネージャーはすぐさまサインエリアに移動し、タイミングモニターとストップウォッチ、
携帯電話を手にレースの進行を見守ります。
た~坊のタイムは私の指定よりもチョット遅めです。
ただ、今回は順位よりまず完走が大事。昨年夏の12時間耐久以来
2レースリタイアが続いて居ますし、3時間耐久だけなら2009年の
最終戦以来リタイアが続いているのです。
車とコースに徐々に順応し、タイムが安定したところで想定周回数となり、
2番手とる吉さんに交代。ついでにこのタイミングで
給油も済ませます。初期搭載45L1回の給油は20Lまでと制限され、
給油時には3分間の停止が義務づけられています。
耐久の戦略上重要なのが給油のタイミングなのです。
ギリギリまで粘って給油回数を減らすのも手ですし、
ガンガン回してペースを上げて、給油の時間をコース上で作るのも作戦の一つです。
我々は今回2回の給油を序盤と終盤に行うことにしました。
何故かは秘密です(笑)
でっ、とる吉さんがコースに出るも、やっぱりイマイチペースが上がらない。
単純に車が遅いのか、ドライバーが感覚を取り戻すのに手間取っているのか、
そこら辺が判らないのですが、彼のこのパートはショートスティントなので、
車のフィールを確認するだけでも良いのです。彼の本当の役割は最終パートで
どこまでペースを上げられるか、もしくは燃費をセーブ出来るかですから。
大半のチームはまだ1回目の給油を済ませていませんので、我々の順位は
22位付近をウロウロしています。目標が完走でも、順位は1つでも上でありたい。
チームの結果は私の成績表見たいな物ですからね。
そしてポツポツと他のチームのピットストップが始まる中、こちらは2回目の
ピットストップでドライバーのみの交代です。
ここでは給油作業がないので40秒足らずで第3ドライバーのタケトC君を
コースに送り出します。
つづく
Posted at 2011/12/11 18:20:47 | |
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