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2012年07月31日 イイね!

2012 アイドラーズ12時間耐久 1

2012 アイドラーズ12時間耐久 1今年で10回目の参戦となるアイドラーズゲームス12時間耐久レース。
昨年は8時間目にさしかかる140LAPを周回した時、私の運転中にシフトリンケージが折れるというトラブルでリタイアとなりました。
2003年に初めて挑戦したときもリタイアでしたが、それ以来2度目のリタイアでした。
我々耐久倶楽部Ritardandoはコース上のスピードよりも、ピットワークと戦略で終わってみれば良いところにいるのがパターンですが、レースが終わる前に車が終わってしまっては、只の遅いチームでしか有りません。
今年はなんとしても完走する。順位はとりあえず二の次で、チェッカーをきちんと受ける。
これとて簡単なようですが、毎年涙を飲むチームが沢山あるのです。

想像するトラブルに備え万全の準備を整えて望むことが、耐久レースでは好結果を引き出す絶対条件です。毎年この12時間で好結果を得るために、我々もこのレースの準備には時間と予算を割いてきました。
しかし、今年は諸々のトラブルが重なり、予算は逼迫し、車両の整備も遅々として進みません。
本来投入しておきたいニューパーツも我慢して、スペアパーツも殆ど無い最低限の体制しか整えられませんでした。唯一の強みはチームスタッフに殆ど変化はなく、皆なにをすべきかが判っていることです。
経験とチームワークは間違いなく大きな武器です。

そしていよいよレース当日、私はFSWでのETCC&alfaromeo challengeからそのまま流れてモテギ入りです。22時半にゲート前に車を止め、集合時間の4時まで車中で仮眠。
ハッキリ言って辛いです。この状況を楽しめるのは20代まで。良いお年頃の私にはフカフカのベットが必要です。でもホテルを取っても寝る暇が無いのです。ですから今出来ること、明日に備えて「此処で寝る事」を精一杯やるしかないわけです。だって間違いなく明日はハードな1日になるのですから。

若干1名が集合ゲートを間違えるミスが有りましたが、程なく全員集合でパドックへ移動。
ゲートは午前1時から開放しており、既に多くのチームが準備を整えています。
我々もテントの設営や、車両の準備など、誰が指示するまでもなくそれぞれが動きます。
そして、ブリーフィング、車検と淡々と準備が進み、いよいよ車をコースに送り出します。
毎年クラスごとに抽選でグリッドが割り振られますが、今回は96台中の90番!
殆どスタートの瞬間から周回遅れになりそうなポジション。
まぁ、前からスタート出来るに越したことはありませんが、ゴールは12時間後ですからここで1000m後ろからのスタートでも大した問題はありません。
昨年はチェッカーを受けていませんので、今年はリベンジの意味も込めてドライバー順は昨年と同じ順番。ターゲットタイムは完走狙いと言うのもありますが、タイヤのデータも無く、タイムライフバランスが見えないのに加え、本来はFに1サイズ太いタイヤを使うのですが、予算も乏しくスペアタイヤの投入が出来ませんので、途中で消耗度合いを見てローテーションを考えています。その為いつもより1サイズ細いFタイヤを履いているのもタイムを狙えないのが内情です。
そんな事情もふまえて昨年より3秒遅く設定した作戦では、それだけで都合4~5周減となりますが、ピッタリ計算通りに行かないのも耐久レースの面白いところです。

グリッドで記念写真を撮り、1stDrのtoruさんにエールを送ってスタートを待ちます。
そしてゆっくりとローリングが始まり、予定通り朝8時にレースは始まりました。

概ね良好なペースで巡航するtoruさん。ところが最初のピットストップで彼が次のDrのタケトC君に「クラッチの状態が結構ヤバイ」と恐ろしい話をしてくれます。
どうやらクラッチレリーズが危篤状態のようで、残り11時間騙し騙し走れるのか不安が一杯!
電光石火のシフトワークなど、耐久レースでは不要です。丁寧に丁寧に操作をすればさしてタイムを失わずに走らせることが出来ます。今は保たせる事がなにより大切。
3番手た~坊からバトンを受け取り、私がステアリングを握る番。
ここまで我々がピットストップを終えるとイエローコーションでセーフティーカーが入る不運な展開が続いています。なんとかこのパートでSCは入らないで欲しい。少しでも失ったペースをこのパートで取り戻したい。しかし、クラッチの状態は結構厳しい。
これはタイムアップよりもタイヤや燃料をセーブする方が良いだろうとレブリミットを自主的に6500rpmに下げて、タイヤを痛めないように、でもターゲットタイムの2分43秒は維持できるように奮闘。
済みません私の実力では一寸厳しい目標値です。それでもこの積み重ねが8時間先に生きてくると信じて、丁寧にリズムを作っていきます。
そして自分のパートの概ね半分当たり。恐れていたことが起きました。
クラッチペダルが戻らない。クラッチが切れない為、ギアが入らなくなってしまいました。
スタート4時間で頭の中は「リタイア」の文字が旋回し始めます。
とりあえず何度かクラッチペダルを動かして4速にホールド。低速トルクの問題は有りますが、この状態でラップ出来るか。出来るなら何秒で走れるのかを試します。少なくとも私のパートでこのトライを成功させ、次のドライバーにも同じ事をしてもらう。4人が同じように運転出来れば残り8時間をしのぐことが出来るはず。
エンジンブレーキが有りませんから、フットブレーキだけでしっかり減速し、ターンインではトルクが掛からないので曲がりにくい。でも舵角を大きくすればタイヤを痛めるので、丁寧かつ抵抗の少ないライン取りを考えながら、タイムを何とか落とさない様にドライブします。
55秒まで落ちたタイムも、徐々に運転の仕方が身に付き47秒まで詰めたところでピットインです。
2edクールからは目標を大きく修正して、ターゲットタイムは2分50秒。
例年目標はベストテン入りですが、我々の戦闘力では現実的な線で17~8位。
今回はペースを下げた作戦ですから20位以内を予想順位としていましたが、このペースで走れるのなら30位以内で完走が良いところではないでしょうか。
Posted at 2012/07/31 21:58:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2012年07月30日 イイね!

熱い戦い!

暑い週末でしたが、より熱い戦いを観に土曜日はFSWへ行って来ました。
alfaromeo challenge&ETCCでございます。

真夏のサーキットは暑い。だからタイムは出ないし、人にも車にも厳しい。
ですからエントリーはちょっと寂しい感じではありましたが、
繰り広げられたレースは見応え十分でした。

特にalfaromeo challenge&ETCCのレースB・Cはクラスが異なりますが
alfa最速SRクラスの147とETCC最速ETCC500クラスのロータス2-11が
激しい戦いを見せてくれました。
戦闘力ではトップスピードの147対コーナーリングスピードの2-11
しかし予選では約1秒の差を付けて2-11がポールポジション。
このまま前に出られたら勝機の無い147はスタートに集中。
そして見事なクラッチミートでホールショットを奪います。
2-11を後ろに従え、コーナーでの自由度を奪えるならば逃げ切れる?
しかし簡単に事が運ぶわけもなく、2周目のストレートでピッタリスリップに入り、
1コーナーのイン側に飛び込んで2-11がトップ奪還。
相手のハートにダメージを与える、相手の得意なところで刺すパターンです。
しかし、ここから必死の追走で離されずに147も付いていきます。
そしてストレートで今度は逆に刺し返す。
2番手に後退したものの、再びトップを狙う2-11は100Rの旋回スピードを上げ
アドバン(ヘアピン)コーナーでインに入り147をパス。
その立ち上がりが少しだけ苦しい2-11は、右半分がコースからはみ出し痛恨のスピン。
360度クルリと回って直ぐに追走するものの、勝負はきまってしまいました。
勝者147のドライバーT氏はalfaの最速クラスなのだから、
なんとしてもファーストチェッカーを受けたかったと言っていました。
しかも彼はSRクラスの初優勝。alfaromeoを背負っていると言う気概が
彼を勝利に導いたのかも知れません。

そしてもう一つはスーパーカーバトルのトップ争いです。
予選トップは軽量コーナーリングマシンのラディカル。2位3位がポルシェです。
こちらのレースはスタートでラディカルが大失敗で3位に後退。
予選3位のポルシェがトップに躍り出て、予選順位が入れ替わった展開です。
ストレートの伸びないラディカルは、この位置ではチャンスがありませんから、
少しでも早く1台でも良いから早く前に出たい。
早速1周目のダンロップコーナーで2位にアップ。
しかし、ストレートで再び3位に後退。
トップを走るポルシェは後ろが争っている内にリードを広げられれば良いのですが、
残念ながら差を付けることが出来ません。
再びラディカルがダンロップコーナーで2位に浮上し、トップの背後に迫り始めます。
最終セクションは明らかにラディカルの得意なパート。スピードを乗せ最終コーナーを立ち上がり、
ポルシェのスリップから出て横に並ぶ。
でも伸びない。そこから前に出られずポルシェの後ろに下がります。
この展開が何周も繰り返され、ラディカルに勝機が見えない。
フィニッシュラインの辺りで本当に1mくらいですが、ポルシェがリードを保っているのです。
そしてファイナルラップが訪れます。
私の予想ではダンロップコーナーの飛び込みが勝負どころと思っていましたが、
ラディカルのA氏はヘアピンからの立ち上がりスピードを綺麗に乗せ、
300Rで前に出たままダンロップコーナーを旋回。ここで勝負有りでした。
タイトな第3セクターを駆け上がり、ストレートで刺し返されることなくフィニッシュ!
スパーカーバトルでラディカルが初優勝となりました。

どちらのレースもクリーンで素晴らしいバトルを展開。また両名初優勝とは思えない
見事なレース展開でした。



Posted at 2012/07/30 21:26:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2012年07月27日 イイね!

サーキット連チャン

サーキット連チャンその準備と言うこともあって「12時間耐久」「12時間耐久」と言い続けていましたが、
明日はFSWでETCC&alfaromeo challenge 1Day SPです。
当然ですが私はFSWに行って来ます。
90分耐久は出走台数が少ないらしく、翌日がなければ一人耐久をやってみたかった(笑)

やっぱり問題なのは暑さでしょうか?
熱中症対策は必須です。
そして帰りの渋滞だよな~
おそらくは自宅に帰る余裕はなく、そのままモテギ入りを考えないと(笑)

主催者が違いますから、仕方がないのですが
2日続けてのサーキット通い。
しかも1つは12時間耐久なので超ハード!

無事にこの週末を越せるのか、ちょっと心配です。
関連情報URL : http://www.etcc.jp/
Posted at 2012/07/27 21:02:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2012年07月26日 イイね!

タイヤチョイス

タイヤチョイス今回のタイヤはダンロップのZⅡにしました。
と言ってもルーテシア用ではなく、12時間耐久用のタイヤです。
昨年はクムホV700 一昨年はネオバAD08と毎年変わっています。
それまではネオバAD07だったのですが、モデルチェンジと共に
12時間無交換が厳しくなってしまいました。
以外と持つと言われたV700もそのグリップには驚く物の、
ライフは残念ながら期待に応えてはくれませんでした。
それでもルーテシアに導入したのは好印象だったからですけれどね。

今回は初めてのタイヤなので、グリップもライフも探りながらのレースとなります。
ここで「いい感じ」だと、お値段さえまとまればルーテシアに導入となるのですが、
ダメだった場合は選択肢がネオバAD08か、ポテンザRE11Aって事になります。

タイヤは単価も高いので、失敗はしたくないですから、
ZⅡをしっかりテストしてきたいと思います。

テストよりレースの結果の方が大きいんだけどね(笑)
Posted at 2012/07/26 23:18:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ | 日記
2012年07月25日 イイね!

夏休みの宿題 3

夏休みの宿題 3ルーテシアのアンダーブレースをどう弄るか?
左右方向を強化する事を考えたのがキャンディープランですが、
前後方向を強化するにはどうすればよいのか?
スパンの短いボルト穴ではなかなか良い考えが浮かびません。
S社製のようなトラスフレームを組むのが正解と思われますが、それでは作るより買った方が早いです。
ローコストと言うのも大きなテーマですから独自にフレームを組むのは無し。
部材の調達=コストなので、手持ちのプレートの最大限活用する事にしたのが
もう一つのプラン「最中」です。
純正アンダーブレースは凹凸のある左右のプレートを
バーで繋いでいる構造です。
自分の車のブレースと手持ちのもう一つのブレースの凹部を併せると
モノコック構造となり、強度は一気に高めることが出来ます。
問題はこの接合には溶接が必要で、私は経験こそ有りますが機材が有りません。
また、当たり前ですが、ボルト穴をそのままにして併せてしまうと
ボルトが取り付けられなくなってしまいます。
この部分のボルト穴をソケットが入る位まで拡大する必要があります。
いずれも外注となると、どの程度のコストが掛かるのか?

どこに頼むのかでコストや精度は変わってくるでしょう。
どうしようかと思っていた矢先、たまたま訪れた工具屋さんで
以前145でお世話になったTさんにバッタリ出くわします。
早速工場に伺って彼に相談してみようとなりました。
「面白い足だね」
「この車でサーキットを走るの?」
「ここはカラーを入れてみたいね」
「溶接しちゃうの?勿体なくない?」
等々色々打ち合わせの末「やってみるか」となりました。

接合面をサンダーで慣らし、ボルト穴はリーマで拡大。
後はバチバチッと溶接して、錆止めに色つけをして出来上がり。
強度比2倍以上(推定)のアンダーブレースの出来上がりです。


早速装着してみると、写真写りは一番見栄えがしません(笑)
一説には変わったのか区別が付かないとも(爆)

効果のほどはこの手のパーツを装着された方と概ね同じ感想です。
インフォメーションと振動が増えました(笑)

まぁ私の場合「感じない男」なので、その効果よりも色々学べたのが◎と言うことで
Posted at 2012/07/25 23:37:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | ルーテシア | 日記

プロフィール

「もう限界? http://cvw.jp/b/891877/48588736/
何シテル?   08/09 03:29
東次です。よろしくお願いします。 モータースポーツを盛り上げたい!そんな思いで走っています。
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