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東次のブログ一覧

2013年12月11日 イイね!

そして事件は

そして事件は事件は突然起きました。
全力で自分のパートを走る。そしてサインボードが「P3」「P2」「P」とカウントダウンし、ピットへ滑り込む私。エンジンを切り、ハーネスを跳ね除け車から転げるように出る。
次のドライバーが飛び乗り、両サイドからスタッフがハーネスを締め上げ、誘導係がピットアウトを指示。エンジンに再び火が入りピットアウト。
このストップからスタートまで40秒。
のハズでした。
でも現実は大きく違った。ものすご~~~く違った。

これが事件の真相です。
そう、たったこれだけの事です。
でもね、こういったルーチンをミスなくこなす事がこのチームの武器なんです。
ここで仮に20秒を失えば、コース上で取り戻すのは相当に厳しい。

競技である以上1つでも上を目指したい。だからドライバーはコース上でライバルと戦うし、自分の限界まで追い込み、マネージャーを始めスタッフはピットエリアで戦っている。
もちろん高望みをしても、無理なことは山ほどありますが、みんなが同じ方向に力を合わせれば、越えられる壁もあるわけです。そこに達成感や喜びが生まれる。

現場で大きな声を出し、いらぬ緊張を呼んでしまったのは申し訳なかったのです。
でも、大勢の大人が時間を割き、結構なお金を投じて参加しているレースです。
早朝から手弁当でお手伝いに駆けつけてくださった方々は、テキトー、イイカゲンなチームのお手伝いだったらがっかりしちゃうでしょう。
ミスはつきものだけれど、ピシっと締めるところが締まってないとね!

なにより、リスク内包のモータースポーツは、緩みが惨事につながります。
どうせやるなら、しっかりやって賛辞をもらいたいですから(笑)



Posted at 2013/12/11 23:12:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2013年12月10日 イイね!

ドライバーのS字での仕事 

ドライバーのS字での仕事 私達の戦略は基本「カメ作戦」スピードは無いけれど、着実にミッションをこなしていき、気が付けばライバルの前に居るのが狙いです。
今回もフレキシブルな運用は考えていましたけれど、スピードより燃費を重視していたのは確かです。ですからレブリミットもギアも限定する走行をドライバーに強いています。
ゴーストップのもてぎでは、2edも使えず、500回転残してのシフトアップでは、苦しいドライビングになりますが、そこでタイムを出すのがドライバーの仕事です。

1回目の走行でやっとリズムがつかめた頃、S字の入り口でイエローフラッグとオイルフラッグが振られています。2つ目のクリップの内側に1台の車が停まり、派手にスピンしたらしくコース一面にグリーンの草が蒔き散らかされています。クリップ付近はどっさりとちぎれた草が溜っています。
舵角のある状態でここに突入すればコントロールを失うことは確かです。
もっともクリーンなところへ針路を取り、アクセルを緩めてアプローチ。それでも車の姿勢は乱れ、修正しての通過です。当然タイムはその分悪くなります。
使えるギアやレブリミットに制限があると、タイムを出すには旋回スピードをできるだけ落とさないようにしなければなりません。そしてもてぎでは、ここS字のスピードがポイントだったりします。

コースは汚れていて、ラインどりは自由にならないし、アクセルも踏めない。でもタイムを失いたくはない。
どうしたのかと言えば、クリップ付近に溜った草の外側10cmを右Fタイヤで踏んで草を蹴散らす。
当然姿勢は乱れます。でも内側のタイヤで半分踏むところがポイントで、荷重の大半は外側のタイヤが受け持っています。そして草を踏んでいるタイヤも、半分はアスファルトをとらえている。
大丈夫かと問われれば、大丈夫ではありません。でもここでアクセルを緩め、ラインを外していたらタイムは落ちたまま取り戻すことができないのです。
毎ラップ10cmずつクリップに近づけていく。
こんな努力で詰められるのは0.1~2秒/lapでしかありません。でもこの0.1~2秒を削るのが私のミッションなのです。



写真は手ごろなのが無かったので、昨年の12時間耐久の物を使っています。
Posted at 2013/12/10 23:23:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2013年12月09日 イイね!

2013 アイドラーズゲームス4時間耐久 その2

2013 アイドラーズゲームス4時間耐久 その2できることは何がある?
後半の2時間で給油1回。レース終了時の余りが14L。

あと6Lを節約できれば1回の給油がキャンセルでき、その分の時間3分を稼げます。1周強分を稼げるわけです。しかし、レブリミットを下げていけば当然タイムも落ちてしまいます。
簡単に言えば4秒タイムが落ちるとピットで稼いだタイムをコース上で失ってチャラ。トライの意味がなくなります。
では今縛っているレブリミットとギアを解放したらどこまでタイムは伸びるのか?
リミット解放の方が速度が上がる分のリスクは増えるけれど、結果につながりそうな気がします。そこで私の2回目の時リミットをさらに500回転下げて、まずは様子見。

エコランモードで回転を下げ、アクセルオフを早めての空走距離を稼ぎながら41秒でタイムを揃えていきます。そして、今のガソリンの残量計とPC上のデータをすり合わせると同時に、私のタイムの落ち幅をマネージャーが計算。そしてエコラン作戦は没決定です。
全力で飛ばすぜっ!と思っていたら、
「東次さんのリミットは最初と同じ6500でお願いします」とマネージャー。
えっ、ガソリンの余りって私の分は無いの(笑)
ならば1本目のリズムを再現して、細部の調整をすれば良いわけです。
旋回スピードを落とさないようにしないとタイムが出ませんので、他車との絡みが要注意事項となります。接触なんてマイナスにしかなりませんからね。

と言いつつも、実はS字の侵入できわどいシーンがあったり、ビクトリーの侵入で外からパスして、切り替えしで乱れたりとかはありました。関係車両の方々すみませんでした。

旋回スピードを落とさないで走るのは、単独ならともかく他車との位置関係では、パスするポイントを待てないこともありヤバイし怖いんです。

あらゆる技術の引出を全開で39秒から39秒5あたりで綺麗に揃えていきます。
耐久レースならば、戦略を立てたり、修正したりするうえで、ばらつきのないタイムは、大事なポイントだったりします。

ようやく自分のパートも終わり、あとはyossyさんとタケトC君にリミット無しの全開で頑張ってもらいましょう。
ところが給油と規定ストップを消化して、yossyさんをコースに送り出したところで、セーフティーカーが入ります。
もう少しタイミングがずれてくれれば、ピットストップ中にSCになっていた。こればっかりはどうにもなりませんが、ちょっと悔しいタイミングでした。
yossyさんのパートはこのSCで大した周回をこなせず、最後のバトンをタケトC君にゆだねます。
順位とタイムはタイミングモニターでチェック。自車だけでなく前後の順位のペースをみて、必要ならば更なるベースアップを指示しなければなりません。

どうやら後ろからの追い上げが来ているみたい。

ここまで来て順位を1つ失うことはつらい。

でもペースの差は圧倒的。

17位から18位にドロップすることを覚悟していましたが、なぜか突然追い上げがなくなった。
もしかしたら燃料がきついのかもしれません。

そしてあと2分足らずでチェッカーが降られるタイミングで異変が!

16位に上がっています。

何が起きた?

上位の1台が止まった?

状況がよく判らない中トップの車両がチェッカーフラッグを受けレースは終了
そのすぐ後方を走っていた我々も無事チェッカーを受けて総合16位となりました。

車のポテンシャルだけを見れば42チーム参戦の中の16位はまずまずです。
でも実に課題の多いレースでした。
合格点がもらえたのはマネージャーとお手伝い戴いた3名だけです。

お手伝い戴いた3名が、実にシュアに作業していただいたのに、カッコ悪い事この上ないです。

ルノ夫さん、まさなおさん、アルファレッズさんお手伝い戴きありがとうございました。
そしていらぬ緊張をさせてしまい申し訳ありませんでした。
次はもっとずっとスマートなところをお見せしたいと思います。









Posted at 2013/12/09 23:53:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2013年12月08日 イイね!

2013 アイドラーズゲームス 4時間耐久その1

2013 アイドラーズゲームス 4時間耐久その1早いもので気か付けば今年最後のレースです。
春の6時間耐久はレース出走前に車が壊れ、
走る前にリタイヤ(涙)
夏の12時間耐久は「兎と亀」の戦いで
少食カメ作戦が見事にはまり総合14位!
そして今回の締めくくりの一戦が冬の4時間耐久。

毎回現場での仕切りをしてくれる偽監督が今回は欠席。
そこで現場の長をtoruさんにお願いし、
給油やらドライバーチェンジのお手伝いを募集したところ
ルノ夫さんまさなおさんアルファレッズさんが手を挙げてくださいました。

多分手を挙げたときには、こんなに朝が早いとか、こんなにキツイとか
想像していなかったと思います(笑)
え~、私だってドライバーするときは、走る方に専念したいですから、
立って居る者は親だって使っちゃいます(笑)
実際のところ荷下ろしから始まり、テントの設営や、車の準備、
手が開いていれば、洗車もしてもらおうという魂胆なので(爆)

おかげさまでスムーズに準備も整い、定刻の9時にレースはスタートします。
1stドライバーは私が担当。今回は責任重大です。
なんと言っても超古いネオバの皮むきと温め役(笑)
ちゃんとグリップするのか、低い路温と相まって非常に心配です。
ローリングスタートなので、慎重にタイヤを温めながらコースチェック。
そして日章旗が降られてレースが始まります。
スタート直後は車が密集していますから、ラインも自由になりませんし
車の状態も把握していませんので、どうしてもスローペースです。
そして今回も、燃費を考えてレブリミットと使うギアに縛りを設けています。
リズムが整うまでは酷いタイムが並びます。
しかし、走っていて「マズイ」と思うのは、全体の中で我々が「遅い」と言うこと。
全然ほかの車を抜けないのです。
スタートから15分で、今日の結果は相当厳しくなると感じました。
それでもピット戦略では一味違うところを見せられるはず。
とは言えレースですから、ドライバーはコース上で頑張らないといけません。
私の事前の作戦は、2分38秒平均の走行で組みましたが
序盤からイエローフラッグが多数出たこともあり、
タイムはなかなか出ないし、揃いません。
38秒アベレージなのに1回しか38秒に入らないのはなぜ?
元々高目の設定にしましたが、それにしても厳しい。
自分のパートを終えてピットに滑り込むと、事件発生で怒り爆発!
お手伝い戴いている方々に申し訳ないミスでした。
2edのyossyさんをコースに送り出し、タイムをモニターしていると、
やっぱり良いタイムは出ない、、、、
こりゃ戦略を見直さないとダメかもしれません。
3edタケトC君に代わってもタイムはやっぱり厳しい。
マネージャーと作戦会議で、ギャンブルの可能性を探ります。

つづく 
Posted at 2013/12/08 21:04:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2013年12月07日 イイね!

悪人

悪人「悪人」は私の事ではありませんよ。
まぁ「善人」ではありませんが、そこまで酷くはないはずです。
「ろくでなし」であることは確かなんですけど、、、、、

でっ、DVDを買いました。
2010年の作品で、当時映画館で観ていますが、
TUTAYA特価70%offに釣られてしまいました(笑)
邦画のDVDはなかなか定価4千円前後から下がりませんので
時たまこういった掘り出し物があると嬉しいです。

主演妻夫木聡 深津絵里なんですが、
私、深津絵里さんは結構好きな女優さんです。
アイドルとして好きと言う訳ではなく、
もし自分がCFディレクターだったら使いたい女優No1(笑)
助演満島ひかりさんも実力派でお気に入りです。
今年は彼女の主演作を劇場で見損ねてしまいましたので、
この作品を見返すことで憂さを晴らしましょう。
Posted at 2013/12/07 19:58:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | エンターテイメント | 日記

プロフィール

「お引越し http://cvw.jp/b/891877/48651677/
何シテル?   09/13 08:08
東次です。よろしくお願いします。 モータースポーツを盛り上げたい!そんな思いで走っています。
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