
巷ではルノー乗りの方々が
「もうすぐ鈴鹿だ!」
「RSJにエントリーしたぜ!」
等々の盛り上がりを見せています。
「盛り上がり」は凄く大事ですが、
「舞い上がり」はとっても危なかったりします。
特に経験の少ない人ほどリスクに気が付かなかったりしますから。
何は無くても車の整備はちゃんとしているのか?
エンジンオイルもミッションオイルも交換した。
なんてのは車を壊さない為の物で、それよりも大切なものは
タイヤやブレーキなどの止めるためのお手入れ。
タイヤの溝はあるか?変な傷は無いか?
当たり前ですが、ちゃんと見ている?
特に自走タイヤでそのまま走る人は、走る前によく見ないと
釘を拾っていたなんてこともありますし、
何か変な物を踏んだら、タイヤに傷が付いていることもあります。
写真はサイドに亀裂が入っているネオバ
こんなタイヤで気が付かないままコースに出たら惨事です。
そしてブレーキパッドは残量が十分ありますか?
ローターの内側のパッドの方が、熱的には厳しくて減っています。
ちゃんとそこを確認していますか?
Dラーで整備している方の中には、保証の問題があるので
サーキットを走ることを言えなかったりするかもしれません。
車検整備では問題なくても、サーキットでは問題になっちゃうかも。
特にパッドは恐ろしい早さですり減っていきます。
目視での残量十分は、当てにならないんじゃない?
走行時間と残量変化のデータがあって、初めて大丈夫なんです。
そして何より大事なブレーキフリュードです。
大抵のフリュードは熱で劣化、吸湿で劣化しています。
そしてエアを噛んでいます。
このいずれもが「止まらない恐怖」をプレゼントしてくれる。
ただ、恐怖だけならまだ良いのです。
大抵はブレーキが抜けたら為す統べなくクラッシュ。
シリアスダメージになっちゃいます。
最近の電子デバイスは姿勢変化をブレーキでコントロールするので、
Drはブレーキを使ったつもりが無くても、車が勝手に使っている、
気が付いたらペーパーロックが発生なんて洒落になりません。
走行前にはちゃんとフリュードの交換をしておきましょう。
楽しむための準備ですからね。
Posted at 2015/09/27 09:59:36 | |
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サーキット | 日記