
サーキットのライセンスを取ってスポーツ走行をする人。
ライセンスは取らずに、走行会イベントにだけ参加する人。
レースに参加する人。
「サーキットを走っている」と言っても、色々なスタンスがありますよね。
以前のブログで
「サンデーレーサーになろう」というテーマで
参戦のハードルの高低を書きましたが、
レースに出ることと、スポーツ走行の違いを少し書きたいと思います。
普通サーキットに行き、走ることが最初のハードル。
その次はタイムと言う壁が立ちはだかり、
「イケてる自分」「イケて無い自分」に振り分けられます。
そこから頑張って努力すると段々タイムが向上していく。
でもまた「伸び悩み」と言う壁にぶち当たる。
そんなときに実はレース参加が効果的なんですよ。
「またまたぁ~」と思う人も居るでしょう。
私はバリバリレースも走る側ですから、
そんなこと言ったって「あなたと私は違う」
と思っちゃう人も居るとは思いますが、
実はレースって結構良い事が多いんですよ。
走行会や、スポーツ走行でタイムだけを見て走っていると
実は煮詰まりやすいのです。だから楽しく無くなっていく。
なにより自分で考え、ロガーを見てタイムを削るのは
正しいやり方ではあるけれど、発想が固定化していたり
タイムと言う絶対比較に目が行き過ぎて、
「他の人はどうなのか」がなかなか見えなくなるのです。
見えているようで、見えているのは他の人のタイムだけ。
これがレースならば、タイムの近い人とずっと前後して走るケースが多く、
ライバルの走りの組み立てを間近で見ることで「何故?」が生まれ
それが自分にとっての発見だったりします。
別にレースと言っても、一部のワンメイクレースでなければ、
激しい順位争いの果てに当たる、当てられるなんてこともありません。
リスクはゼロではありませんが、それはスポーツ走行とて同じです。
「でもさ、スポーツ走行なら30分6500円なのにレースだと8周で3万円だよね」
なんて声もありますし、その気持ちは良く判る。
でも、タイムの近い人たちと、たった数周かもしれないけれど
バトルすることで得られるものは、プライスレスじゃない?
私はレースはスポーツ走行の3倍の練習効果と思っています。
練習効率だけじゃなく、チェッカー後にライバルと握手して、
さっきまでのバトルの話しをする。
気が付けば一緒に練習するようになったり、
飲みに行くようになったりも(笑)
だから私はレースが、酒がやめられない(爆)
Posted at 2015/12/26 23:13:05 | |
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サーキット | 日記