東次のブログ一覧

ＷＴＣＣネタもそろそろお終いですが、気になったのがこのＲウイング。
翼端板の上面のカットです。
ウイングは上下圧力差から下向きの力（ダウンフォース）を得て
車を地面に押し付けることで、速く走ることが出来る。って理屈と
車の後方にできる空気の渦を、ウイングによって
車から遠いところで、小さな渦にする。それによって空気抵抗を少なくする。
その2つがポイントだと思うのですが、
ウイングの立ち上がり部分をカットしているので、
空気を跳ね上げるとき、横方向へ圧が抜ける。
ダウンフォースも減るし、空気の渦も遠くに運べないのではないか？
ドラッグは減るけれど、何故なんだろう？
見ていて疑問でした。
他にもボルボチームが同様な処理をしており、
新しい空力処理のトレンドなのかもしれませんが、
私には良く判らない処理なので、
メディアの解説に期待したいところです。

メーカーが作った車をプロがサーキットで走らせるのですから、
そのセッティングは細かいんだろうなぁと、思います。
アライメントも当然しっかり取るわけで、

シトロエンのマシンは実にシステマチックなアライメント取りをしていました。
タイヤ、ホイールでは無く、アライメント用アタッチメントをハブに着け、
フロントバンパーには糸を吊れるようなバーを取り付けるようになっています。
そしてグリッド上ではリアタイヤも綺麗に接地しています。


でもね、ボルボチームは違うんですよ。
リアタイヤがこんなにキャンパー付けています。

これ10度とか15度とかのレベルじゃない？

それでも予選3位と5位なんだから、これはこれで正しいって事。
でもやっぱりこれは無いでしょう～

今回手にしたパドックパスは、色々なエリアに入れましたので、普段近寄れない所にも寄ることが出来ました。
この黄色いセアトはピットに放置状態で、セキュリティーもゼロ（笑）
多分ドアを開けて、中に入れたと思いますが、そこは大人ですからやりません。

この車はお客さんを乗せて、コースを走るサーキットタクシーでした。
でも、作りはちゃんとしたレースカーです。

ウイングの調整だってこんな感じでセットアップ出来ますし、
リアのディフューザーも上手く作られています。


エンジンルームは意外と普通でしたが、写真に写っていないリザーバータンクはTILTONでした。


やっぱりコクピットにも侵入しとくべきだったかな（笑）

色々ありましたが、無事もてぎに行くことが出来まして、ＷＴＣＣを見てきました。
もてぎのパドックは何時もとは異なり、大量のコンテナが列をなしています。
世界を転戦する彼らのマシンや資材は、これで運ばれているようです。

レースの展開や結果は色々なレースメディアが伝えると思いますので、私は現場の感じを伝えたいと思います。

まず、意外と人が入っていない（笑）
レースは結構見ごたえがあるのに、入場6500人との事。
これは一寸勿体ない。
それでもピットウォークは結構賑わっていましたし、
ハイタッチとか、サイン会とか、ドライバーとの接点を増やす仕組み多数でした。
日本人ドライバーがレギュラーで走らないと、
そしてホンダに加えて他メーカーも参戦しないと
日本戦は盛り上がりにくいのかもしれませんね。

グリッドウォークもできたので、最前列側からの一枚


何故かポールポジションにはＤＨＬのゲートが？
グリッドガールは浴衣を着た女の子たち。
一人くらいドライバーに口説かれたと思ったり（笑）

なかなか可愛い感じでしょ！

楽しみにしていたＭＡＣ３
残念ながら、この目で見る事が出来ませんでした。

モテギへ向かうはずのエリーゼは、なぜか都内に向けて走り出し、
気が付けば会社の駐車場に停まったのでした（涙）

まぁ、今日の予選やＭＡＣ３が見られなくても、
明日の本戦が見られるのならば良しとしましょう。

もう携帯の電源はカットです（爆）