
手強そうなチームと戦うとなれば、作戦はすごく大事です。
まずは出走順ですが、スタートはまーざさんにお願い。
そしてチェッカーを受けるラストはrenoさんにお願いすることにします。
ここは作戦よりも、耐久の華の部分を是非体験してもらいたいからですね。
そして一人60分の1スティントで、一気に60分を走ってもらう。
これは30分2スティントよりも体力的にも精神的にもキツイですが、
ピットイン、アウトの効率を考えればこちらの方が有利です。
ただし、この耐感180分は5人1チームを標準と考えており、
最低4回はピットインが義務付けられています。
つまりドライバー交代しないピットインを2回消化しなくてはなりません。
ここが作戦のポイントで、スタートしたらまーざさんには、
2連続でピットインをしてもらい、この義務を消化させちゃおうと考えました。
スタート直後の混乱を避けて、単独走行のスペースが作れるうえ、
序盤で全体のペースの上がらないうちに処理する方が得と考えたのでした。
そしてローリングからのレーススタート。
1周目は予想通り2コーナー付近で混乱が有った様。
ピットに入ってくるまーざさん。一旦降車して再び乗り込みピットアウト。
ところが、ピットロードエンドのシグナルが赤に!
なんといきなりセーフティカーが導入され、最後尾まで待たされることに。
1コーナーからイエローフラッグが振られる中なら、絶妙なタイミングのピットインも、
SCになるとは思ってもいませんでした。
そして隊列の後ろについてコースに戻るまーざさん。
次の周もピットインの作戦でしたから、作戦失敗、策に溺れるパターンか?と思いましたが、
この周でSC解除となり、ここでのピットインなら全体のペースが遅いので
ロスの少ないハンデ消化になると思っていたら、まーざさんがストレートを通過。
彼は1回目のストップで、ピットエンドからすぐにコースインできなかったことから、
凄く迷った結果、取り敢えず次の周にピットインを先送りしたのです。
無線があれば、こんな時にも悩まなくて良かったのですが、
そこは即席チームですし、仕方のないことですね。
まーざさんの2回目のピットインをスムーズに処理し、後はコース上で闘うだけです。
この時同じクラスのライバルとは1周以上の差をつけられている状況。
まーざさんはコンスタントに51秒前後で周回していますが、
ここでまさかのSCが再度入ります。これでタイムは3分50秒くらいまで落ち、
このタイミングで動くチームもありますが、我々は為す術がありません。
じっとSCが開けるのを待つだけです。
そして4周のSCも終わり、再びまーざさんは50秒~51秒でラップし、
1時間の自分のパートを終え、ピットに戻ってきたのでした。
Posted at 2017/03/21 23:08:23 | |
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