
アイドラーズの耐久レースに予選は有りません。
スターティンググリッドは抽選によって決まります。
この抽選で我々はあまり良いポジションになった事はあまりないのですが、
今回は25番とほぼ真ん中からのスタートです。
グリッドへは何時も燃料消費を抑えるために手押しですが、
今年は「密」を避けるために各車ピットロードからコースインし、
西コースを利用してグリッドに付きます。
ドライバーのタケトC君を車内に、他のメンバーが車を囲んで記念撮影が済んだらフォーメイションラップ開始。
一寸濡れたところがあるコースを確認しながら2周まわって
8時ちょうどにレースが開始となりました。
タケトCくんは昨年休部していたので2年ぶりのレース。
9号機は謎のエンジンチェックランプ点灯のトラブルが再発
どうも勝手が掴めないのか、車の調子がイマイチなのか
タイムがなかなか纏まりません。
でも一人3スティントを走るわけですから、
徐々にペースを掴んでくれれば、12時間後には良いポジションに行ける
ハズ(笑)
タイムは今一伸び無くても、トラブルなく、ミスなく淡々と走り続ける事が
このチームの持ち味ですからね。
ところがピット作業で思わぬミスが出ます。
給油作業は5分間の停止が義務付けられ、同じピットの他チームが
その計時を確認することになっています。
5分間停止して給油を終え、コースに戻す。
手元の計測は5分間停止した。
でもピットインとアウトした時間は5分経過していない。
原因は不明ですが、停止時間の計測時のトラブル
ペナルティー覚悟で事務局に事実関係を整理し、
その判断と対応を仰ぎます。
出された指示は「次回の給油で7分間の停止」
危うくピット側でレースを失うところでした。
そして6時間が経過し、折り返し他頃に再びトラブルのお知らせ。
「タイム計測が出来ないからトランスポンダーを確認せよ」と
速攻でピットに常駐しているオフィシャルと相談です。
9号機には自前のポンダーホルダーをねじ止めしています。
今まで計時されていた物が、突然取れなくなるのは一寸考えられません。
そこで次のルーティンピットインまで、確認を待ってもらい、
確認のためのピットインを先送りしてもらいます。
そして予定のピットに入ってきた9号機のポンダーが、
所定の位置に付いている事を確認してもらい、
併せて計時担当と相談してもらいます。
結果「取り付け直す必要なし」の回答を貰えたので
ロスタイムなくこのトラブルも乗り越えられたのでした。
つづく
Posted at 2020/07/21 23:50:27 | |
トラックバック(0) |
耐久チーム | 日記