
今年最後のアイドラーズ3時間耐久へ参戦してきました。
今回、我々のチームには最大の危機が訪れました。
なんとマネージャーが仕事の都合で現場入りできず!
チームの頭脳が無い状況での戦いとなった訳です。
救いは3時間と言う、比較的短いレースだという事。
こうなると戦い方は シンプルに構成するのが正解で、
ドライバーには燃費コントロールを求めず、
スピード勝負で闘ってもらう。
当然給油回数は1回増えますが、そこは我慢の走りより
思いっきり走ってもらいたい。
そしてドライバー順は体格の大きい人から小柄な人へ。
これはシート位置やハーネスの調整が一方向になるので、
ピットでのロスタイムを削減できるのです。
そして一人連続50分が上限のレギュレーションを3人でどう賄うか?
一人50分を3回回し、給油とドライバーチェンジの時間を足しても
3時間には届きませんから、誰かにもう1回走ってもらう。
それを誰にするのか?
クラブチームですから、走行時間は出来るだけ均等にしてあげたい。
でも、現実には誰かが2スティント目を走ることになります。
順番で考えれば1stドライバーに交代ですが、
我々は3edドライバーが下車し、給油したら再乗車してもらう事に
これは車の状態を知っているドライバーの続投の方が
タイムを安定して出せると考えたのと、
あわよくばSCが入れば、給油のロスタイムの影響が減じられる。
SCは入るかどうかは判りませんから、
ずっと4番目のドライバーに待機させるよりも、
ロングスティントにしておく方が柔軟に動けると考えたからです。
自力でのスピードは大したことが無い9号機ですから、
ピット戦略と、混乱に乗じてのジャンプアップ狙いだったのですが、
なんと今回はSC導入回数ゼロ
つまりジャンプアップもゼロ
ドライバーはがんばったけれど、パワーの無い9号機ではいかんともしがたく
3時間を走り切った順位は総合19位、クラス13位と
狙っていたところよりはチョットだけ届きませんでした。
でも、これが思い通りに行けば、誰も苦労しないわけで、
トラブルなくしっかり走り切れた事を素直に喜んで、
今年の締めくくりにしたいです。
Posted at 2020/12/14 00:15:06 | |
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