
アルファロメオチャレンジが筑波で開幕となりました。
筑波戦は毎年沢山のプントが、サイドバイサイド・テールツーノーズ
でも接触はまず起きないクリーンバトルをしてくれます。
レースの楽しみ方は、スピードも大事だけれど、バトルだよね。
それを見せてくれるので、とても楽しみだったりします。
そしてそれを習って、手練れのアルフィスタ達はローチューンのMITOで
同じようにバトルを繰り広げるようになりました。
丁度プラクティスが終わったタイミングでパドックに着いたのですが、
11号車と13号車の二人がタイムの話をしています。
7秒5を出した11号車に対して13号車は7秒4
7秒台が出ていれば問題ないと思っていた11号車のドライバーは
年末のスランプからどうやって彼が脱してきたのか質問すると、
広場トレーニングに行き、講師の方に「運転は問題ない」と言われ
やっぱり自分は間違っていなかった事が確認できたのが大きいと。
ドライビングも大事メンタルも大事。そして車も大事。
そしてその自信を胸に予選に臨みます。
11号車は自己ベストを0.1秒更新して7秒4を出せば
13号車も0.1秒刻んで7秒3をマーク。
しかし二人は自分のタイムは判っても、ライバル達のタイムは判らない。
狭い筑波では、クリアラップが取れた時に、ベストな走りが必要。
それを体現したのが18号車。なんと6秒9をマーク!
そして92号車も7秒3をマーク。13号車に対し1/100秒差で前に。
11号車と13号車の二人は1列目を確信していたはずですが、
これが手練れ揃いのレースの怖さですね。
僅差の予選タイムですから、決勝レースが実に楽しみです。
ほぼオンタイムで進行する中、13時にグリッドに並んだ32台。
シグナルレッドが消えた瞬間、抜群の蹴り出しを見せる13号車。
ポールの18号車はチョット動き出しが悪かった事もあり
2台は併走して1コーナーを回る。3番手は92号車、11号車と続きます。
1コーナーをアウト側から分張り切った13号車が1ヘアではイン。
これでトップを確実にし、18号車以下を従えて1周目を終えます。
トップからの4台は微妙に速い場所が異なるかのように
前後の距離が延び縮しながらもひと塊で周回を重ねていきますが、
ジリジリとトップの背後に詰める18号車。
そして4周目の1コーナーでインを伺うも入れない。
しかし5周目の1コーナーで、今度はスパッと飛び込んでトップに。
そしてその間隙をついて92号車も13号車を攻略。
この後バックマーカーが現れた事もあり、順位の入れ替わりは無く、
18号車、92号車、13号車、11号車の順でチェッカーとなりました。
この4台の争いに釘付けとなったので、プント集団のバトルが見られず
そこはチョット残念ではありますが、実に良い物を見せてもらいました。
Posted at 2022/02/06 22:51:14 | |
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アルファロメオチャレンジ | 日記