
昨年の談春師匠の独演会で、来年の2/16に行われる「玉響」と言うイベントの案内がありました。
これは落語と音楽のコラボイベントなのですが、今回の共演者がさだまさしさん。
元々二人は親交がありますので、自然な組み合わせではありますが、
師匠が心配したのが、さだまさしファンと自分のファンのチケット争奪能力の差(笑)
音楽ファンと落語ファンでは、チケットを獲る力が圧倒的に音楽ファンの方が高いだろうと。
此処で偏りが出ると、さだまさしファン9割の中で落語をやることになる。
主催者なのに、、、、、
と言う事で、40周年記念公演最終回の終演後に先行発売を昼夜各回200枚売ることに。
箱のキャパが約2000席ですから、2割を先行確保する作戦ですね。
しかし、ここで問題なのは、朝日ホールに600名を超える人が聴きに来ているのです。
おひとり様最大2枚までの制限が付いていますから、
ザクッと150名位がチケットを手に出来る。
事前の話では、終演後、ホールの下の階で売るとの事。
私は夜席のチケットを持っていましたが、下の階ならフリーで入れる。
昼の終演後の発売に滑り込めるのではないか?
と言う事で、早めに現場入りをして、様子を伺っていましたが、
同類の人が多数いる様です(笑)
しかし、現実はそう甘くはありません。
主催者側だって、そんな輩がいる事は承知の助。
チケットは会場の通路に並ばせ、落語のチケットを確認しての販売になったのでした。
そして終演後とは言え、噺が終わり、アフタートークが続いているにもかかわらず、
通路には長蛇の列が出来ていました。多分列の後ろの方は厳しい感じです。
こうなると夜席で発売される200枚も、厳しい争奪戦になるはず。
朝日ホールに限りませんが、列の真ん中の席であれば、
抜け出すのは他のお客様の前を横切る訳で、ひと騒動にもなりかねません。
私の席はどこかと言うと、これが絶好のポジションで後ろが通路の角席。
抜け出すのにこれほど適した席は在りません。
中入りで、トイレに立つ人の流れをチェックすると、
これが皆動きが早い。トイレを我慢しているのか?
これはヤバいぞと思わせる動きだったのです。
そして「居残り」のサゲが決まり緞帳が閉まり拍手が続く中、
迷わず席を立ち、右手通路へ向かいます。
見回すと、人々の動きはまだ余韻を含んでいるようです。
そして私は列の3人目に滑り込みました。
会場では、緞帳が開き師匠がチケットの件を話始めると、
わらわらと人が列を伸ばし始めます。
アフタートークをキッチリ楽しみたいところではありますが、
玉響での芝浜は絶対に逃したくないのです。
そして手に入れたチケットは、非常に良い席でありました。
いよいよ明日の公演が楽しみです。
Posted at 2025/02/15 21:32:37 | |
トラックバック(0) |
エンターテイメント | 日記