
我々のチームにスピードは無い。
ちなみに資金も無い。
でも経験値と、粘りは有るんです。
序盤のSC絡みで失った順位は、時間の経過の中ジワジワ取り戻し、
19位まで上がる物の、他車や自分たちの給油などで、24位に落ちたりと、
感覚的には21位~22位辺りの立ち位置と感じていました。
そしてtoruさんから最終スティントに突入しますが、
車の調子はマズマズ順調で、タイヤがきつくなってきた感じ。
この調子でバトンを渡していけばよい。
彼の最終スティントを終え、タケトC君にバトンを渡すと、
toruさんはダウン。やっぱり暑さはかなり体力を奪っているみたいです。
そしてタケトC君も規定周回を終え、ピットに戻ってくると
途中で足が攣っちゃって、さらに指も攣っちゃってと、
洒落にならないダメージじゃない。しかも彼はラストにもう1度走る。
この環境下で攣るのは、ミネラルが不足すると起きるので、
塩飴の類を摂らせて休ませます。
バトンを受けたyutahaさんは、順調に周回を重ねていたのですが、
突然ピットに入ってきます。
何が起きた?
「パワステが死にました」「ABSランプも、、、、」
そして電源が落ちたまま復活しません。
ピット内で各部のチェック。
バッテリーの電圧は12Vある。でもセルは回らない。
ジャンプして始動させ、その状態で電圧を測ると13.8V~14Vある。
オルタネーターでは無さそう。もしかしてバッテリーか?
残り2時間程でリタイアなのか?
取り敢えずバッテリーを調達しよう。
サーキットの外へバッテリーを買いに走るtoruさんと私。
2003年最初に12耐に参戦した時も、同じような事をした記憶がよみがえります。
そしてバッテリーを手にピットに戻り、バタバタと取り付け。
こんな時は冷静になるのが大事なんですが、
ナットを落したり、レンチを落したり(涙)
そしてセルを回すと、無事エンジンは始動!
まだ戦える。
最終スティントのyossyさんを乗せ、コースに送り出します。
ピットでは他のチームが復活を祝福する拍手をしてくれます。
50分位のロスでしょうか、順位は35位まで落ちてしまいましたが、
今日は絶対にチェッカーを受ける事が最大の使命。
yossyさんは危なげなくペースをキープしてピットに戻り、
昨年のリベンジを果たすべくタケトC君がコクピットに収まります。
コースに送り出してしまえば、我々は後は見守るだけ。
タイミングモニターやコース画像を追い、
トップ車両との位置。
時計の針をにらめっこしながら12時間の経過を待ちます。
トップ車両がファーストチェッカーを受け、
後は我々のスイフトが無事戻ってくればOK
そして黄色いスイフトがホームストレートを駆け抜ける。
昨年のリベンジを果たせたけれど、最後のバッテリートラブルはいただけない。
来年こそノントラブル、ノーペナルティでチェッカーを受けなければ。
総合34位 クラス13位は、チョット残念ではありますが、
この借りは来年返すぜ!
Posted at 2025/08/07 23:50:20 | |
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耐久チーム | 日記