昨日は天気も良く、絶好のお出かけ日和でした。
「お見舞い」のついでに、アトムサーキットへ向かうことにしました。
(どっちが「ついで」かはかなり微妙)
まずは三陸道を南下して矢本I.C.を目指します。
すると途中のI.C.からの合流レーンに停車している車両を発見。
どうやらドライバーは携帯電話で通話中の様子です。
(危ないからせめてハザード点ければいいのに~、後ろから突っ込まれても知らないよ~。)
と思ってたら、あちこちで似たような光景を見かけました。みんな何してるの?
中でも酷かったのがマイクロバス。
一応路肩に寄せてハザードは点けてますが、その脇で
オッサンが下に向かってチョロロロ~。
下に誰も居ないことを確認しての行為でしょうが、最近の三陸道は「何でもアリ」になってきたようです。。。巻き込まれないように気をつけようっと。。。
途中、河北I.C.降りてすぐの道の駅「上品(じょうぼん)の里」で休憩。
日曜ということで駐車場は満車状態。
と、微妙な人だかりの一角があります?
東日本放送(KHB)のロケ車両が来てました。
リポーターは原稿チェック、スタッフも機材チェック、とピリピリした雰囲気だったので写真だけパシャッ! Σp[【◎】]ω・´)
すると通行人達から
「今日は何のロケですか~?」
と質問が。
へ!?σ(゚∀゚ )オレ?
「いや、あの、関係者じゃないんでわかりません(^^;」
って、その場から逃げちゃいました。
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そんなこんなで
(前置き長すぎ)、アトムサーキットへ到着。
コチラもご家族で経営されている様子。
全体的にはご主人(以下、主人)が担当。
コース管理や裏方?は奥様、受付業務は娘さんが担当されているようです。
まずは申請用紙に記入します。
一人での利用ですが何も問題無いとのこと。
周回数の設定をどうするか迷いましたが、午前中は空いているようなので20周(10周×2回)にしました。
これなら1回目の走行枠で規定タイム(45秒以内)を出せば、2回目の走行はBタイプのカートで走れるそうです。
次いで走行料金の支払い。
初めての利用ですが、JAF会員証を提示してメンバー会員価格(\5,000→\3,500)にしてもらいました。
【お得情報】
※現在、復興応援キャンペーン中(~'12/06/30まで)として、入会金と年会費がそれぞれ半額になっているようです。
入会金\2,000→\1,000
年会費\10,000→\5,000
2~3回来れば、もとが取れそうです。
手ぶらで来られた人は、次にヘルメットとグローブをレンタルする段取りがあります。レンタルのメットやグローブは綺麗な状態(コレ重要)で、抵抗無く使用できそう。
コギスケは自分のを持ってきたので、車に戻り広い駐車場の真ん中で着替えます。
※受付の脇に更衣室(男女別)があります。駐車場で着替える必要はありません。
で、この時点で2つのミスが発覚。
(1).事前に用意してたプロテクションベストを忘れた。
上手い人ほど肋骨骨折のリスクが高まる、らしいですが、初コースのコギスケには関係無いでしょう。
(2).レーシングシューズが縮み(もしくは足肥大)、履けなくなってた。
これはショック。。。いつも履いてる靴での走行となりました。サンダルとか走行中に脱げる心配がなければ大丈夫らしいです。
さて、ドライバーの準備が出来たら、いよいよカートとご対面。
一応主人からコースとカートについて簡単なレクチャーを受けます。
主人「ウチは初めてということなので、最初はこのCタイプ(ビレルNO35)に乗ってもらいます。」
主人「このタイプにはリミッターが付いてるのでまずは慣れてもらいます。規定タイム(45秒)を切れればリミッター無しのカートにステップアップします。」
コギ「了解ですっ。」
主人「今日のコースコンディションはドライですが、所々雪解けによる水溜りがあるので、そこは避けて下さい。」
コギ「了解ですっ。」
主人「注意点としては。。。そうですねぇ、ハンドルは両手で持って運転してくださいね。」
コギ「当然ですっ。」
主人「では、どうぞ。」
コギ「え!?もういいの?」
と、他に誰も走ってないのに、後方確認してからゆっくり走り出すコギスケ。
最初はスリックタイヤやブレーキ、そしてコース状況の確認のためにゆっくり流します。
半周ほどタイヤのグリップが乏しいなぁ、とブレーキを長めに効かせていると、徐々にリアタイヤが食い付てきたようです。
すべてのコーナーのCPを確認して最終コーナーに入ると
「コース真ん中に大きな水溜り」
があるじゃないですか。
うへぇ~、これを避けると、かなりラインが制限されちゃうなぁ~。。。
などと考えてる間に一周通過。
電光掲示板に表示されたタイムは。。。
「52.591」
`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
こりゃ酷い。到底45秒は先のようです。
2週目に入り1コーナーに差し掛かる頃にはフロントタイヤも食い付いてきたようなのでペースアップします。
すると2週目は
「45.502」
( ^ω^)おっ?もう少しで規定タイムに届きそう!?
徐々にブレーキポイントを奥にずらします。
またコーナーによって進入速度と脱出速度のどちらを優先して次のコーナーへ続けるかを意識して走ると、徐々に44→43秒台が出てきました。
それにしてもこのカートの乗りやすさは何なのでしょう?
スリックタイヤを履いているのに、ステアリングに伝わってくるキックバックは極僅か。
リミッターによりエンジンは元気ありませんが、その分足回りのセットが絶妙なようです。
スリップアングルが大きくなっても、スピンモード直前の粘りがこれまで乗ったカートと違うようです。
安全方向のセットなのでしょうか?
慣れてくると適度なブレーキまたはアクセルオフにより、スライドを誘発してその分コーナーを小さく回り込み、アクセルオンでグリップ回復しながらコーナーを立ち上がります。
安定方向のセットのおかげで、スピンを意識することなく走れます。
まるで「サトル・ナカズィーマ」のトライアングル走法かっ!?と気分だけは盛り上がります(あくまで本人の妄想ですが)。
いやぁ~、これは楽しいですね。
で、最初の走行枠のベストラップは
「42.927」
。。。なんとか規定タイムはクリア出来たようです。
10周すると主人からチェッカーフラッグを受けるので、そのまま一周(イメージ的にはウィニングラン(^^;)してピットレーンに戻ります。
その後は一旦受付に戻ってリザルトレポートを受け取ります。
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で、ちょっとインターバルをおいてから次の走行枠に入るわけです。
。。。が、なんせ完全貸切状態。当然のように間が持ちません。
コギ「あの~次の走行枠までの時間って、どのぐらいあります?」
受付「特に決まりはないですよ。次のカートはすでに準備出来ているので、お客さん次第で良いですよ~。」
コギ「うーん、握力も問題無いし、このまますぐでも大丈夫ですか?」
と、物陰から主人登場。
主人「お、このまま続けて乗っちゃいます?いいですよ~。」
するとピットレーンに続くドアが開き、奥様も登場。
奥様「では、コチラからどうぞ~。」
(´ε`;)ウーン…なんて段取りがいいのでしょう。
エスコートされるまま、再びピットレーンに戻りました。
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主人「今度乗るカートはBタイプになります。コチラはリミッターがありません。操作などは先ほどのCタイプと一緒です。」
コギ「了解ですっ。」
主人「では、どうぞ。」
コギ「え!?もういいの?(もう少し説明とか無いのかな)」
と、他に誰も走ってないのに、またもや後方確認してからゆっくり走り出すコギスケ。
先ほど同様、1周目はカートの暖気に努めタイムは捨てます。
一応電光掲示板を確認すると
「49.735」
( ゚,_・・゚)ブブブッ
当然のペースアップ慣行。
先ほどのCタイプに比べると、明らかにエンジンが元気です。
しかし最初からパワフルなわけでなく、コーナー飛び込みあたりでグィーンと伸びる感じで思わず飛び出しそうになります。
先程と違いアクセルを全開に出来る区間は短くなり、アクセルの細かな操作でコーナー進入の姿勢作りをする必要があるようです。いかにエンジン回転を落とさずにスムーズに走ることが出来ないと、タイムアップは難しいと痛感。
でも操作自体はコチラも安定方向のセットで、スピンもなく安定した周回ができました。
その後は40→39秒とタイム短縮しますが、ベストラップは
「38.964」
と、なんとか39秒を切れたところ。
ほぇ~、A級への規定タイムはいくらかな。。。?と確認すると。。。
「34.5秒以下」
む、無理っっっ
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ドテッ
当面はこのBタイプ(エクストリームEX21)に慣れる必要がありますね。
しかし考えようによっては、Aタイプにステップアップするとミッションモデルになるし、走行料金も上がるので、Bタイプで「のほほ~ん」と走るのもヨサゲです。
(と言い訳をしてみる)
このあたりから他のお客さんたちもちらほらやってきてギャラリーしてました。
(午後からの走行枠の人達?)
いや~ほぼ一気に20周回しましたが、安定セットのおかげか握力はぜんぜん衰え無しでした。(握力よりも持続力が大事らしいですが。。。)
受付に戻ると「2回目のリザルト」と「B級ライセンスカード」が発行されました。
次回からこのカードを提示すれば、Bタイプのカートに乗れます。
また3月~5月のイベントで「ラップタイムアタック」が開催中。
レンタル走行枠を走った人が対象とのことで言われるがままエントリーに名前を記入します。
すると、いきなりの体重計が出てきて体重計測が始まるではないですか。
まるでレース後の抜き打ち車両検査みたいΣ(´∀`||;)ドキッ!!
なんでもウェイトハンディキャップ方式により順位が変わるらしく、なかなか面白い取り組みだなと思いました。
※女性エントリー枠にはウェイトハンデは無いので体重測定もありません。ご安心を。
とりあえずコギスケは上位入賞は無理なんで飛び賞狙い(10位、20位、30位)で。。。これも無理っぽいかな?
とにかく楽しいので、定期的に「コソ練」は続けたいですね~。
さて、その後は帰路につく(お見舞いも忘れずにしました)わけですが。。。
なんせカートで走った後だけに、体がすっかりそっちモードに切り替わってしまい、ちと困ります。
タイヤはラジアルタイヤだし、ブレーキは4輪で効くし、サスペンションも付いてて衝撃を吸収してくれます。
快適そのものですが、なんかドライブしてても物足りない。。。?
やはり次期モデルは2座スポーツカーしかないか?
。。。ATOMとかロケットとか(って嘘です)。