↑ リアバンパー下半分を下塗りした様子。パールが含まれておらずやや青っぽい艶消し白、といった見た目
リアバンパー下部の塗装のひび割れが激しくなってきたので自家製塗装を行います。
前回リアバンパーを割った直後に塗ってから1年、通算2回目。
一週間前に下地処理を行い下塗りまで実施。
今回は上塗りとクリアー層で仕上げます。
使用するのはいつものラッカー系缶スプレー。
部分的な塗装なので、パールホワイト(上塗り)とクリアーを1缶ずつで間に合います。
作業工程は省略しますが、プラサフ3回、下塗り4回、上塗り4回、クリア4回、ぐらいは塗ったと思います。
↑ 遠目に見れば気にならないレベル、といった微妙な仕上がり
仕上げは会社の駐車場でのゲリラ作業となったので、いろいろと問題が発生。
乾燥が不十分で後から小さな粒つぶが発生したり、クリア層に小さなゴミや虫が入り混んでその除去で研磨傷が出来たり、ホコリに気付かずに上から塗装したり・・・など。
まぁ細かいひび割れは消えたし、自家製塗装ならこんなものでしょう(笑)。
どうしても我慢出来なくなったら、また上から塗ればいいや、って思えるところが自家製塗装の数少ないメリットではないでしょうか。
やはり本来の塗装とは若干色味が違いますが、そこは20年分の日焼けの差分ってことで気にしないことにします。
↑ 不純物の少ないワックスは割れやすいので使いづらいことがあります(不良品ではありません)
画像は1年7ヵ月使用したシュアラスター・マンハッタンゴールド Jr.
家の車4台と大型トラックに使用してもまだ残ってます。
高価なワックスですが、伸びが良く少量で済むので案外コスパ良さげです。
さて、せっかく不純物の少ないワックスなのに、いろんな汚れを取り込んでいてこのまま使用するのは気が引けます。
まずはドライヤーで熱して溶してましたが効率が悪く断念。
素直に湯煎して溶かし、しばし放置します。
↑ 綺麗な面が復活! ・・・すぐまた割れたけど
湯煎したことをすっかり忘れて翌日確認。
綺麗に平らになって使いやすくなりました。汚れも沈んだのか見えません。
既にひび割れてますが、酷くなったらまた湯煎して復活してあげましょう。
↑ 左後ろのジャッキアップポイントの様子
さて、ここから本題。
最近、車体から聞こえてくる「バキンッ☆」という音が聞こえてくる頻度が顕著になってきました。
前はちょっとした段差を乗り超える時だけでしたが、最近ではブレーキを踏むと「バキンッ☆」、後退しても「バキンッ☆」、前進しても「バキンッ☆」・・・。
更には加速時にはホイールスピンしながら前に進んでいたものが、今では「ダダダダッ!」と小刻みに跳ねて前に進みたがりません。
これじゃまるで「ケイのスープラ」のようです。
ブレーキ踏んでも制動距離が気持ち伸びてるし、コレは明らかに何か問題が発生してます。
そして今日、気になってジャッキアップしてる最中にも「バキンッ☆バキンッ☆」という音が。
いやコレ、かなりヤベー状態 な気が・・・。
↑ ヤベ━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━!!!!
ジャッキアップポイント外側からは見えなかったものの、その内側では腐食がかなり進行して大穴が開いてます。
接続しているアームとボルトとナットはリアメンバー先端部。
画像は左側ですが、右側も同様の腐れっぷり。
8月にシャシーブラック施工したのに、もうこんなに錆びてます。。。
※車屋さんの社長曰く「完全に水分を除去して乾いた状態でないと剥がれやすい」とのこと
どうしてココだけ? という疑問はあるものの、これまで足回り各部の強化を進めた結果、補強していない部分にシワ寄せが及んだのではないか、と。
シルビアの弱点の一つに「リアメンバーにクラックが入る」というのがあります。統計的に社外品のアーム類(ピロ足)に交換した車両に多く見られる現象のようです。
さらにウチのはリアメンバーのブッシュ交換の際、リジッドカラー(アルミ製)に交換したので、本来リアメンバーが暴れてクラックが入るところを強制的に抑えつけた結果、リアメンバー先端部に力が集中したのでは? と勝手に推測。
また以前から後部座席足元あたりの強度不足を感じてましたが、サイドピラーバーを装着したことで運転席と後部座席の間あたりのやや強度が少ない部分にシワ寄せが行ったのかナァ? と。
↑ コレじゃ外からの入力にリアメンバーが耐えられない罠
早速、車屋さんに持ち込んで診てもらったところ、、、
社長「(´ε`; )ウーン…、コギスケさん、コレはもうやるかやらないか、どっちかに決める必要がありますョ。」
ギャアァァァ━━━━(゚Д゚; )━━━━━━!!!!
でたぁー!!
やりますか?
(Y:はい N:いいえ)
みたいな究極の選択肢!!
コギ「具体時にココまで朽ちてて、修理可能なんですか?」
社長「完全に元通り、というのは無理ですが、穴の開いた部分とその周囲を切除して新しく鉄板を切り出して溶接して塞ぐ方法になります。車体内部を含め完全には錆を除去できないのと、溶接時の熱でそこから錆びるので、錆転換剤を徹底的に施工して塗装、という流れになります。」
コギ「コレ見た瞬間、廃車か箱替えを想像したのですが(真顔)。」
社長「今から(状態の良い)シルビア探しても出てくるかわかりませんからねぇ。幸い今回は後部座席の足元付近なので、内装の一部を外すだけで済みそうです。まぁ外装はリアメンバー含め足回り全バラになりますけど。」
コギ「お金と時間、両方かかりますよねぇ?」
社長「そうなりますねぇ。実は今も同じような内容の車両に付きっきりになってまして・・・ソチラはもっと症状が酷くて下回りの広範囲に渡っての作業なので時間がかかってて・・・おそらく年明け、いや春先までかかるかなぁ~?」
コギ「こ、これは車検とセットメニューになりそうな予感。」
社長「現時点で具体的な見積もりは出せないですが、それまでお金貯めて待ってて下さい。あ、そうそう、入庫の際には下回りのシャシーブラックをシンナーで綺麗に拭き取ってもらえるとウチも助かりますし、工賃を抑えることができますょ。」
コギ「あうぅ、了解です。」
さて、困った。
現状、お金が無い。
来春には長~い住宅ローン(2件分!)が終わり、それから資金を貯める予定だったのに、その前に車がイカれてしまった・・・。
長期修理入庫と修理代、そして毎回面倒な車検。
その金額を考えるなら、いっそ新車の頭金とするのもアリではないか、と。
↑ 普段近付かないDラーに伺ったり
小汚いおっさんが予約も無しにフラリと立ち寄ったのに、わざわざ試乗車引っ張り出してくれてありがとうございました。
AT車だったのと、シートがフルバケに換装されてて詳細が分からなかったのが残念。でもBRIDEのフルバケ、意外にしっくり来たのが判明したのは収穫でした。
↑ カタログや雑誌から情報を仕入れたりしてみる
「電気自動車には乗らない」
と決めているので、コレが人生最後の内燃機関車。。。悪くないジャン。
(NDロードスターが出た時もまったく同じ事をしていたが)
(゚Д゚)エッ?!
納車まで早くて 8ヵ月~9ヵ月?!(車種により異なるらしい)
それでも以前より納期が短縮された?!
(´ε`; )ウーン…中古車市場も高値で推移しているし、なんだか車を買うのが難しいご時世のようです。
↑ 嗚呼、我がジューゴの明日はどっちだ・・・
正直、思い入れがある、というよりかは(見た目以上に)改造度合いが激しく手放すというのも現実的ではないわけで。
パーツ取り車になるか、東南アジアへドナドナされるか、と考えるともう少し延命して乗り続けたいところではあります。
とはいえ、先立つものが全く無い!!
しばらくは眠れぬ夜が続きそうです・・・