ども、今朝も きんかんなまなま でした、コギスケです。※今朝、NHKラジオで話題になってたけど最初は意味不明。石川県の方言?・・・コチラだと「たっぺ」ですね
*****/ 前回のブログ からの 続きです /*****
※今回のブログも画像ありません。土地勘ある方はイメージして下さい。。。m(__)m
やばいよ やばいよ
の声が頭の中で連呼する中、なんとか 会社まで辿り着ける ように冷静に思案します。
(え~と、バッテリー警告灯(赤)が点いてから止まるまで30分とちょっと)
(その後ロードサービスで少し電気もらったけど、あと30分走れるかどうかは怪しいところ?)
(無駄なアイドリング10分のロスが痛いけど・・・やるしかない!)
一般道だとどうしても赤信号に捕まるので、最寄りの I.C. から高速に乗る ことにします。
当然、電気残量が乏しいので、電装品は一切OFF。
ブレーキも踏みません(踏めません)。←ブレーキ灯の消費電力は意外と大きい
シフトダウンでスムーズに減速し、信号が青になりそうになったらスルスルと加速。完全に停車するといろんなモノを失うので・・・まぁ トラックドライバーなら当たり前 と思うでしょうけど(^^;
09:40 東北自動車道・大和I.C.(上り線)
ようやく高速に辿り着いた。。。ここからは一定のペースで走れます。
一瞬、ETCが作動しないのではないか? と心配しましたが、無事に通過。
左側車線を 70km/h のノロノロ運転 エコドライブ で 仙台 を目指します。
高速に乗った時点で、ウィンカー死亡 & ワイパー死亡。
ほどなく、タコメーター死亡。
数分後には、スピードメーター死亡。
この状況で (デジタコに) 回転数オーバー、速度オーバーなど問いただされようと知ったこっちゃ無い!
09:50 東北自動車道・富谷JCT.
ここから 仙台北部道路(以下、北部道路) に乗ります。
利府しらかし台I.C.付近を除けば、ほぼ一車線の区間。
いざとなったら 緊急退避エリアに逃げ込む しかありません(汗)。
まずは JCT. から 北部道路 へのランプ区間。
ここは結構な距離を登っていきます。
徐々に失速するトラック・・・60km/h・・・50km/h・・・
クッ……シフトダウンするか?
出来れば惰性で登り切りたい・・・
( ´Д`)=3 フゥ なんとか北部道路に合流成功。
直後、、、燃料計死亡。
次いで、、、水温計死亡。
もはやメーターパネルで 生きているものは何もありません。
そんな絶望的な状況下、制御系を開発する人達って凄いナァ、と妙に感心してました。バッテリーがダメになっても、電装系が一斉に止まることなく、優先度の低い物から順番にカットしていくという考え。スゴイなぁ、と。(今にして思えば、現実逃避したかっただけかと)
利府しらかし台I.C. を過ぎた頃、デジタコ が騒ぎだしました。
「ピッ♪ カ・・・(ードが挿入されていません。挿入して下さい)」
「ブツッ・・・」
「ピッ♪ カ・・・(ードが挿入されていません。挿入して下さい)」
「ブツッ・・・」
「ピッ♪ カ・・・(ードが挿入されていません。挿入して下さい)」
「ブツッ・・・」
「ピッ♪ カ・・・(ードが挿入されていません。挿入して下さい)」
「ブツッ・・・」
「ピッ♪ カ・・・(ードが挿入されていません。挿入して下さい)」
「ブツッ・・・」
・・・やかましいわっ!!
どうやら運行状況を記録・管理する装置の電源供給すら出来なくなった様子。(しかも電源OFF出来ないから始末に負えない)
いよいよもって、こりゃやばいなァ。。。
10:00 三陸道・利府JCT. ~ 多賀城I.C.
利府JCT. の合流も終え、このまま 仙台港I.C. まで行けそうか!?
と思ったのもつかの間、多賀城I.C. 出口付近で エンジン回転数がスーッと落ちてきて(メーター類全死亡なので詳細な数値は不明)
マズイ! 吹けなくなってきた!
と思った直後、
バスンッ!!
という衝撃と失速感。心臓に悪いその現象はまさに 燃料カット そのもの!
やばいよ やばいよ
やばいよ やばいよ (by 出川師匠)
また脳内にあの声が拡がります(滝汗)。
エンジンが止まりかけたものの、一瞬の息継ぎの後、再び「ブボボッ・・・」
と苦しげに廻ってくれました。
が、これは 予兆 に過ぎない。
すぐにまた 同じ現象が起こる はず!
予想通り、1分もしないうちにまた失速。
「ブッ、・・ブボッ・・・ブボボ(`;ω;´)モワッ」
死にかけるものの、苦しげに息を吹き返すエンジン。
もはやアクセルは踏みっぱなし。
こんな場所で停まるわけにはいきませんが、徐々に速度は落ちていきます。
・・・おそらく、走れてもあと1~2分ぐらい。
仙台港I.C. まではとても辿り着けそうにないので、手前の 仙台港北I.C. で降りよう!
左にウィンカーを上げ(まぁ点かないのですが)、仙台港北I.C. 出口のランプを降ります。
緩やかな下りから右に大きく廻り込んで、料金所まであと80m・・・
バスン! パスッ!!
つ、遂に止まっちまったァァァァァッ!!
うぉお、逃げ場も無ぇ!
惰性でトラックを左に寄せるも、後続の車両達も追い越して良いのか悪いのか判断がつかずに困惑している模様。
※そりゃ、前の車がブレーキランプもハザードも付けずに斜めになって急に止まったのだから、「コイツ何がしたいんだ?」と怪しむに決まってます。
祈るような気持ちでアクセルを目一杯踏み込み、エンジンキーを捻ると、一瞬の後、「ズボッ、ンッ、ボ、ボボ・・・」と奇跡的に復活。
く、首の皮一枚で助かったァ。
なんとか料金所さえ出れば、トラックを脇に寄せて 救援要請を出す ことも出来る!
そのままETCレーンに進入し、ゲートを通過しようとした直後、
「ポ~ン♪ りょ、、」
バスンッ!
・・・ETCレーンのど真ん中でエンジン停止。
もうね、完全にバッテリーが空っぽになった のがわかりましたョ。
まさに トドメの一撃。
すぐ脇の窓から係員が声を掛けてきます。
係員「どうされました?」
コギ「トラックが動かなくなりました。再始動も出来ません。」
係員「そ、それは大変だ。今、応援を呼んで車を押しますね。そのままお待ちください。」
大音響で周囲に響くアナウンス
「緊急事態発生、緊急事態発生! 大至急応援要請願います!!」
あー、恥ずかしい。
後ろはETCレーンが閉鎖されて大渋滞(許して~っ)
ほどなく駆けつけてくれた 係員2名の手押し により、ETCレーンから脱出することが出来ました。
教訓) 「ETC は意外と電気を喰う」
と、とりあえず高速から降りるところまでは来ました。
高速代はETCカードで精算。但し手続きに数分かかったけど・・・
ここからは会社に連絡して応援が来るのを待ちます。
*****/ まだ帰れない 続きます /*****