ども、ようやく落ち着いた休日を満喫しているコギスケです。
以下、長文ですがあくまで「備忘録」なのでご了承願います。
*****/ #2 からの続き /*****
【2月中旬】
荷造りを進めていくうちに行き詰ったのが大きな荷物。
「自転車」「洗濯機」「冷蔵庫」「衣装ケース」などは、どうしても 86 には積めそうにありません。
とはいえ、引っ越し業者に依頼する程の量でもなく、どうしたものか思案していると 赤帽さん の存在に気付きました。
早速ネットで調べてみると「小さな引っ越し便」に行き着きました。
時間制料金適用
赤帽車 1台
作業者 1名
2時間¥13,750 (以降30分毎に延長料金¥1,650が加算される)
実際に問い合わせると、2/20~4/20 の期間は 繁忙期 となり、料金が 1割増し とのこと。
また 15:00 以降は引っ越し業務は行っていないので、午前1件、午後1件で手一杯の様子。
私も左肘の具合が良くないので、ここは作業員さんに頼ることにしました。
・・・ここから、2月下旬の引っ越しの様子。
【2/26】
この日から新しい部屋へ入居可能になりました。
が、手続きに(これまで住んでいた) 住民票(交付から3か月以内のもの) が必要なのをすっかり忘れていて、仕事帰りに慌てて市役所へ交付してもらいに行きました。
※ マイナンバーカード作成した人はコンビニでも交付出来るとのこと。以前にも何度か作成を勧められたものの機会も無くそのままに。しかし、いざ必要になると作っておけば良かったと思うものです。今後は区役所が近いので特にカードが無くても苦にならないので、やはり作らないと思いますが・・・
住民票 を握りしめ、不動産屋に寄って各種書類にサインをしたら手続き完了。
新しい部屋は電子キーなので鍵はありません。鍵を持ち歩かずに済むのは便利ですが、電子キーの電池が切れたら開錠出来ず中に入れなくなる点だけは注意!!
(電池が弱ってくると警告音とランプ点灯して知らせてくれる、らしい)
さて、のんびりする間もなく、ここから アパート → マンション へ荷物の移動を開始。
1回目の移動を終え、2回目、アパートに戻り荷物を 86 に積み込んでいるとスマホに着信がありました。
履歴を確認すると 仙台市ガス局 の担当の携帯だった様子。
( ;・∀・)ハッ??
しまった!! ガス局の立会日を 仙台市 と 多賀城市 とごっちゃになって間違えてた! (2/29 立ち合い日と勘違いしてた)
慌てて連絡するも何度かけてもコールはしますが電話に出ません。
すぐマンションに戻ると玄関には「不在連絡票」の紙切れが挟まってました。不在連絡票の連絡先に電話してもやはり出ません。
仕方ないのでガス局のコールセンターへ連絡し事の次第を伝えたところ、後日再度立ち合いの日程を調整することになりました。
が、ちょうど私の仕事の方も繁忙期で時間の調整が合わず、結局月を跨いで 3/2(土)の朝一番となりました。
( ;´д`)トホホ… 2/26~3/1の期間、ガス給湯器が使えない生活となってしまった・・・。
3回目の荷物移動の際、アパートで風呂に入りました。
【2/27】
仕事帰りにアパートへ戻り、シャワーを浴びてから荷物の移動開始。
が、この日はなんだか異様に疲れてしまい、マンションに戻ったら荷物も運ばずにバタンキュー。。。
【2/28】
早朝、クルマに積んだままの荷物を部屋に運び入れてから仕事に向かいました。
夕方、仕事から戻り荷物の移動と部屋の清掃を開始。
自分で運べる荷物はほとんど移動したので、この日は退去する部屋の清掃がメインとなりました。
それにしても 12年間に堆積した埃の凄いこと。
清掃は良いとして、各部の破損・汚損が心配になってきました。
ほとんどが地震関連によるものですが、設備の老朽化に伴う不具合も決して少なくはありません。
退去時に元の状態に戻す前提で高額の修繕費が請求されるのではないかと急に心配になってきました・・・。
[具体的な不具合]
・地盤の傾斜? により、トイレの水洗タンクの底の蓋が完全に閉じられず、常に水が流れている(完全掛け流し状態)
・設備老朽化により、ウォシュレット使用後、停止ボタンを押して止めても10秒程経過すると、便座に座ってなくても勝手にノズルが伸びてきてシャワー作動。しかも止まらないので気付かずにいると辺り一面水浸しになる。→都度、水道栓を締め、使う時だけ開栓。
・換気扇の中心部の樹脂パーツにヒビが入り隙間が広がることで偏芯した動きになって作動音も大きく不快。そのうちどっかに飛んできそう。
・ロフトの天井に頭をぶつけた衝撃で、ガボッ!!っと穴が開いた。よく見れば石膏ボード1枚に壁紙が貼ってあるだけの簡単な構造。そりゃ音や振動もダイレクトに伝わる訳だ。厚手の白テープで塞いで目隠し。
・・・天井の穴はヤベェよな(-_-;)
【2/29】
引っ越し当日!!
アパートは完全に空にして退去しなきゃイケません。
この日の仕事は物量が少ないということもあり、所属長が急遽休み(後日の休日と交換)にしてくれました。まぁ・・・
(一日休ませてやるから引っ越し終わらせろよ)
ということなのでしょう。兎にも角にもありがたいことです。
朝から玄関を始めとした大掃除。ワンルームとはいえ、かなりのボリュームがあります。仕事が終わってからアパートの掃除始めたら、到底終わらなかったことでしょう。
大量のゴミは出せるものは出し、出せないものはクルマに積み込みます。
午前中いっぱいで清掃はほぼ終了。
午後は忙しくなるので、今のうちにシャワー浴びて汚れを落とします。
近くのコンビニで弁当を購入してお昼していると、スマホに着信ありました。予約していた 赤帽さん です。
赤帽「すみません。午前の引っ越しが長引いてまして、、、13:00のご予定でしたが、今いる現場が名取市なので移動を考えると 14:00 を過ぎると思います。」
∑(・∀・; )マジデッ
引っ越し業者が遅れると、後々の手続きの計画が全てズレこむ訳で、これはとても痛い(>_<)
やきもきしながらしばし待ちます。
14:30 遠くに 赤帽さん の軽トラが見えました。
すぐさま出せる荷物から外に出し始めます。
赤帽「午前の引っ越しもワンルームの見積もりだったのですが、実際に行ったら公営住宅がらみの物件で異常に荷物が多くてとても軽トラ1台に収まらず、何度か往復して時間がかかってしまいました。」
とのこと。見積もり段階でどんな荷物がどのぐらいあるかよく確認しなかったのでしょうか?まぁ遅れたものは仕方ありません。後ろが痞えているのでササッと積み込みましょう。
コギ「この部屋にある大物(自転車・洗濯機・冷蔵庫・衣装箱(中身無し)・ハンガーラック)をお願いします。」
赤帽「タイヤとかホイール等は?」
コギ「ありません。」
赤帽「梱包した段ボールは?」
この時の赤帽さんの(*´∀`*)ホッ-3としたような、拍子抜けしたような表情が、午前中の引っ越しの過酷さを物語っていたのだと思います。
赤帽さん の軽トラの荷台には梱包に使う緩衝材や小ぶりなラッシングベルト、あと床に傷付けないように敷く毛布類がたくさん積んであるので、思った程の積載量は無いようです。
(普通に引っ越しするならパネルバンタイプのトラック、及びスタッフ2名の構成を推奨)
私が部屋から荷物を出して、赤帽さん が梱包&積み込みといった流れで 15分 程で積み込み完了。
一足先に私がマンションに向かい、後から赤帽さんが現地で落ち合う、という流れとなりました。
新しい部屋は3階、エレベーター無し。
階段は広い方と狭い方があるのですが、赤帽さん が狭い階段側に軽トラをつけたので、必然的に狭い階段で荷物を挙げることになりました。
荷物の配置は後回しにして、玄関に荷物を押し込んだら引っ越し終了。
料金は1割増しの¥15,120 お支払い。
遅れて来たし、手伝ったし、荷物少量だったから少しまけてくれないかと思ったのですが、時間制なので関係無い様子。
でも ウチの 86 褒めてくれたので良しとしました。(え?)
時刻は 15:55
多賀城市ガス局の立ち合いは 16:00-18:00 の間。
不動屋さんへ鍵を返却するのは 18:00 まで。
急いで アパートに戻ると、まだガス局の方は来ていないようで(*´∀`*)ホッ-3
もしまた立ち合いに間に合わなかったら、来月以降の立ち合いとなり家賃やらガス料金やらが発生して面倒な事になります。それだけは避けたかったので・・・。
16:30 立会人登場。
立ち合い自体は10分ほどで終わる、とのこと。
このタイミングで不動産屋さんに連絡してすぐ鍵返却できるよう段取りしました。
立ち合いの方に聞いたところ、ガス局の人間ではなく、下請け業者であること、料金徴収だけでなく、設備管理や場合によっては現場の業者と一緒に(教えられながら)設備の修繕などするらしい。とにかく何でもこなさないとイケないらしく大変だと言ってました。
17:00 不動屋さん(の代理人?) 登場。
とても声が大きな方で、おそらくアパート中に響いていたことでしょう(笑)
退去にあたり何を言われるかと身構えていると
不動「いやぁ、今まで長い間借りていただいてありがとうねぇ! しかも部屋中立派に掃除してもらったようだし。うんうん、設備不全なのは他の住人達からも聞いてるから大丈夫。問題無いから。」
∑(゚Д゚; )アリャ
なんだかとても温和な対応できましたョ。
コギ「地震被害の他、網戸などいろいろと劣化して朽ち果ててるものもあるのですが・・・。」
不動「長期間借りてもらってたから、消耗した備品も大丈夫、わかってるから。」
コギ「特に水回りがグズグズで、トイレは水が止まらなくなってますが・・・。」
不動「他の部屋も同様で、何度も修理(業者)入ってるんだよねぇ。この部屋が傾いたのって震災の前からだっけか?」
コギ「あ、私借りたのは震災の後すぐだったので、その前は分からないです。あの時はアパートの部屋がどこも空きが無くて・・・。」
不動「そうだったよねぇ。あの時は確か・・・」
この後、10分程震災の時の話で盛り上がる。。。
(゚д゚)ハッ!!
天井の穴!!
コギ「あのぉ、退去にあたりひとつご報告がありまして・・・ロフトの天井に穴を開けてしまいそのまま放置してたのですが・・・。」
不動「へ? 穴? あぁ、上の天井のアレ? 大丈夫、大丈夫・・・・・・あー、一応、写真だけ撮らせてね。会社へ報告しなきゃなので。内部の構造はどうなってるのかな? え? 石膏ボードに壁紙が貼ってあっただけ? あぁ、簡単な方の構造かぁ。」
コギ「とはいえ、天井だと修繕がかなりおおごとになりますよね? 保険とか適用されるんでしょうか?」
不動「というかねぇ、この物件自体、大家さんが取り壊す方向でいるみたいなのよ。ほら、部屋の半分が傾いてるじゃないですか。コレ、以前にも重機? ジャッキ? を使って建物自体持ち上げられないか検討したことがあったんだけど、機材入れるだけで 平坦な場所でも 300~400万かかるらしくて、ここのような地盤が沈んで歪んでる場所だと軽く 1,200万以上かかるらしくて諦めて経緯があってねぇ。それでこんだけ(壁を見ながら)地震被害が出ていると耐震補強というのも限界があるみたい。なので修繕費が請求されることは無いと思うよ。」
※ 実際、現時点で修繕費の請求は届いていない。(今のところ)
(ヽ´ω`)ハァ…良かった。
壁に穴開けて怒られるどころかお咎め無し。
その上敷金がまるまる返ってくるなんて有難みの極みでございます。
その場で書類にサインしてアパートの鍵を返却したら退去完了です。
事前にいろいろ心配しましたが、結果的には問題無くてほっとした次第。
その日はそれまでの疲れもあり、ぐっすり眠ることができました。
【3/1】
まだガス(つまり給湯器)が使えないので風呂に入れず。
仕事終わりに近くの サンピアの湯 に行ってみました。
↑ スポーツ施設に併設ということで、夜でも様々な客層で賑わってました
ひとっ風呂浴びるのに ¥1,000 は高いナァ、と思ったのですが、館内着上下セット、バスタオル、フェイスタオルが入ったバッグが付いているという至れり尽くせりの手ぶらでオッケーなシステム。
館内利用はリストバンドで行われ、帰る時に一括清算という便利なシステムでついつい長居してしまいました。
あくまでスポーツ施設の一部だと思って来なかったのですが、予想以上に便利な施設でビックリです。
【3/2】
朝一で 仙台市ガス局 の立ち合いあり。
コチラもガス局の人ではなく、設備業界では有名な会社の方が立ち会いでした。
ガス設備に問題無し。用意したガスコンロは15年物のお古だったので、ホースとクリップを新調してました。
唯一指摘されたのは、ガスコンロが二口あるうち、片方の五徳が紛失していたこと。
ガス「ここの五徳が無いと、点火した時に炎が安定せずに火柱が出るので使わないで下さいネ。」
とのこと。
確かに五徳無いと火柱が30cm程立ち登って危険でした。あとで五徳購入しておこう。。。
立ち合いが終わり、給湯器が作動することを確認したら、ひとまず引っ越し作業は終了。
さて、これから実家に(ゴミを持ち)帰って、それから家族会議が開催されることになります。
*****/ #4 「家族会議」に続きます /*****