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正岡貞雄のブログ一覧

2018年05月30日 イイね!

富士フレッシュマン同走会・燃え燃えの夜の始まり

富士フレッシュマン同走会・燃え燃えの夜の始まり〜つい口ずさむ《愛しき日々》〜

 18年間も連れ添った老友プログレNC300のご機嫌が、近頃、「すこぶる」つきでよろしくない。ODOメーターも113,000kmに達してからは、一向に伸びていないのがご不満らしい。

5月最後の土曜日の12時05分に《Facebook》で、パルサーとパルサーEXAのフレッシュマンレース時代の走り写真を添えて、以下のように、ちょっとばかり動向を流してみた。

――丹沢山麓で本物志向の蕎麦を用意している店「丹沢そば本店」で、本日(5/26)午後5時から、かつての富士フレッシュマン戦で青春を競い合った連中が「同走会」を催す。「同窓会」ではなく「同走会」としたところに、想いが籠められている。店主もサニーB110で腕を磨いたという。そこでかつてのフレッシュマン仲間、元オーテク編集長の飯塚昭三さん(現在は日本自動車研究者ジャーナリスト会議=RJC会長)を誘って参加。久しぶりに会える《元フレッシュマン戦士》たち。そして久しぶりの東名高速走り。ワクワク、ウキウキしています……。

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 同行する飯塚さんとは午後3時に、同じ私鉄沿線に住んでいることもあって、最寄りの駅前ロータリーで待ち合わせ、プログレNC300で丹沢山麓へ向かう約束だった。となると満タン、タイヤのエア圧チェック、洗車をしておくのは当然のマナーだろう。

 午後1時、KEYホールダーをブラブラさせながら、1Fの駐車場へ向かう。
「しばらく」と老友に声をかけながら、ワイヤレス・リモコンスイッチをプログレに向けて、ピッと「openマーク」を押す。と、いつもなら元気よく「ドアロック」を解く音と、方向指示ライトのウインクで応えてくれるはずの老友が、弱々しくドアロックを解く音を発した後は、ムスッと黙ったままである。

「やばいな。1週間ほどお相手をしなかったから、やっぱりバッテリーが上がってしまったのか!?」

 慌てて、ドライバーズシートに腰を落とす。そしてエンジンがかかってくれることを祈りながら、こわごわとスタータースイッチをひねる。ククッと弱弱しくセルが反応しかかったものの、それ以上のパワーは伝わってこなかった。同じことを3度ばかり試みたものの、結果は変わらない。

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「弱ったぞ。でもこれが出かける間際でなくて助かった。さてどうしようか」
 ともかく、トランクから赤と黒の「ジャンピングコード」を取り出す。次にエンジンフードを持ち上げ、バッテリー装着箇所を確認する。と、そこへ、幸いというべきか、2台隣に駐車契約をしている、顔馴染みのSUBARUフォレスターのオーナーが出かけるためにやってきた。ここは頭を下げて、ともかく協力をお願いするしかなかった。

 幸い、エンジンは一発で回復してくれた。

 午後3時になる5分前に、洗車をすませ、エア圧も2,2で揃え、ETCカードもセットし、もちろん30分ばかり、プログレをクルージング・ランさせ、充分にバッテリーを回復させたところで、約束の駅前ロータリーへ。すると、どうだ。すでに飯塚昭三さんが待機していて、こちらへ向かって軽く手を挙げている。
6歳年下(1942年生まれ)の飯塚さんとの付き合いは長い。何しろわたしがポンコツのサニーB110で「富士フレッシュマン」にデビューした1981年12月6日当時は、飯塚さんはTSサニーでFISCOを疾駆する「走り屋編集者」として、すでに知られる存在だった。

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 それから3年後、MAZDAファミリアが売れ売れた時代で、ファミリアNP仕様のワンメークレースがスタートした。そこでプレス専用車を用意することになり、FISCOでシェークダウンテストが行われ、そのドライバーに選ばれたのが飯塚さんとわたし、それとCARトップの鈴木俊治君が選ばれた。詳しくは「みんカラ」で『プレス専用ファミリアの快挙』とタイトルして紹介済みなので、この際、ぜひご一読願いたい。何しろ富士フレッシュマンレース第3戦・P1600-Aに出場したわたしが、なんと第7位でフィニッシュする鼻高々のレポートとなっている。ま、当時のフレッシュマンレースの雰囲気がどんなものだったかを感じていただけたら幸いだ。

2012年01月29日掲載
●プレス専用ファミリアの『怪挙』 
~これにてドン亀パルサーを卒業~


 丹沢山麓までのルートは、Car Naviに任せてあった。目的地まではほぼ75km。環八・用賀から東名高速に入り、港北SAでCOFFEEブレーク。そこからは飯塚さんにハンドルを譲った。特段の渋滞もなく流れは順調。プログレ君も、久しぶりのPowerモード走行で、時折、クオーンと直6DOHCが吼えるステージを与えられて、機嫌もなおったようである。飯塚さんも試乗車以外でFR車を走らせるのは久し振りだ、と◯印を出した。

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 厚木ICを過ぎたあたりで、やっと前方に大山山系がどっしりと黒い姿を現わした。次の秦野中井IC で東名を降り、下道を西北方向へコースをとる。「夢庵」のあるT字路を左折。そこからは『はだの桜みち』と呼ばれる緑に覆われた登り道が6キロほど続く。左手に渋沢丘陵、神奈川県で最も長い桜並木道で、いま売り出し中の観光スポットだとか。途中、右手に秦野の中心市街地を見下ろすポイントがあったりと、結構、変化に富んだ景観が楽しめた。

 小田急小田原線のガードを潜ったり、R246と交差したりしたが、ともかくNANIの指示通りに進むうち、ぽっかりと広い駐車スペースの奥に、かつては藁葺きの旧家だったのを、今風に改築したと思われる赤い屋根の建物が、集合場所の「丹沢そば本店」だった。時計を見ると、定刻の午後5時ジャスト。すでに5台ばかりのクルマが適当な間隔をとって並べられ、出席者とおぼしき10人近くが店の前で談笑している。
この時から、時計の針はいっきに30余年、巻き戻ることになる。
プログレから降り立ったわたしたちを認めて、何人かが笑顔満開で出迎えてくれる。その中の、スレンダーなー、長い髪の品のいい中年女性に、見覚えがあった。

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「お判りですか? 三野輪良子です」
「あ、ファミリアレースの女王!」
「ありがとうございます。雨の日のレースレポートで褒めていただいたのが嬉しくて、いまでも覚えていて、感謝しています」
「そうだ、そうだ。ぼくは自分のレースを終えた後、第1コーナーへ行って驚いた。押すな押すなの盛況で、中でも1600-Aで予選と決勝も1位となった女性ドライバーへの声援が大きかった。それがあなたのことだった。確か、1600−Cの方で、秋山武VS.志賀正浩の芸能人対決があったりして……」

 30年の空白が一気に消滅していく。そして暖かい記憶の衣(ころも)に包まれていく。還暦を過ぎたのを記念して企画された中学時代の同窓会。あの時のそわそわした気分が思い出される。

 受付をすませる。会費は後刻、中締め時に割り勘で精算します、とかなりザックリした構え。然らば今のうちに定刻を守って来たものだけで、集合写真を撮って置こうと声をかけた。

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「そうしましょう」と応じたのがこの会の世話役、板橋徹さんであった。細面のその顔に、少しは年齢を重ねているが見覚えはある。何しろ、参戦したばかりのミラージュカップフレッシュマンレースが舞台を筑波からFISCOに舞台を移した第2戦の最終周、8位までせり上がって来たわたしが、先行するゼッケン61の白いマシンのお尻を間近に見つめながらチェッカーを受けたと言うレポートを残している。そのドライバーが板橋さんなのだ。
 その辺りに関わるレポートを、やっぱり「みんカラ」に収録済みなので、こちらからぜひどうぞ。

2012年05月16日
●中谷直伝「しなやかに牙を剥け!」 ~ミラージュFISCO戦で開眼~


 この3月、Facebookを介して「富士フレッシュマン」で走った仲間の集まりを催すので、丹沢まで来ないか、と誘ってくれたのも板橋さん。この後、じっくり、久闊を叙する、とするか。

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*世話人役の板橋さん

 午後5時30分、やっと開会に漕ぎ着けて、「同走会」が始まった。参加者も40名近くに膨らんでいた。

 店内はL字型の仕切られているため、参加者は思い思いのテーブルに着席して、たっぷり用意された料理に箸をつける。ご自慢の丹沢産の十割蕎麦は、料理の最後に用意されているという。

 賑やかなおしゃべりタイムが、あちこちのテーブルで始まった。と、三野輪良子さんが改めての挨拶にやって来た。今は結婚して「鈴木姓」だという。ご主人はミュージシャンで、レースで注目されていた頃の彼女のことは知らないとか。
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*向かって左端がチームエンジェル時代の「ファミリアレース」の女王。前列中央に長谷
直美さん。その左が下山恵子さん。この時も、飯塚さんと一緒だったのか。

「ぼくの記憶では、旧姓で呼んでごめんね、三野輪さんはレースをやるきっかけは日産がラングレーのPR用に“チームエンジェル”を結成、下山恵子と長谷直美をドライバーにして、可愛い子ちゃんをピット要員に揃えた時の……」
「はい。そのメンバーに受かったのがきっかけで、レースをやりたくって、」ファミリアからはじめ、TSまでステップアップしました」
「そうだ。赤坂の“島”というサパークラブで、チームエンジェルの打ち上げをやった時、一緒だった」
「はい、お相撲の輪島さんが合流して…•」
「あ、その時の写真があったはずだ」
「はい、あたし、持っています」

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*TS乗りの関さん、変わらないね。

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*この後、影山正美君が、わたしの「逆噴射事件」がミラージュCUPの時と勘違いして
 いたことが判明。

 そんな話に夢中になっているところへ、板橋さんがTSサニーのチャンピオンを張った関達彦さんやら、スーパ−500のチャンピオンにもなった影山正美君を挨拶に連れて来て、話は大いに盛り上がるのだが、この項はここらで一旦、一休みを摂らせていただく。

 富士フレッシュマン時代。その頃のことを思い浮かべて、プログレを走らせていると、つい「口ずさむ」歌がある。堀内孝雄の「愛しく日々」である。

  🎵 いとしき日々の 儚さは 消え残る夢 青春の影

 そうだ、ひさしぶりに、カラオケに行きたくなったなあ。(この項、続く)


2018年05月22日 イイね!

不思議なこともあるもンだ!!

不思議なこともあるもンだ!!
〜2週間ぶりに開いたわがPCに信じられない「大異変!」〜


【左のロードスターはメディア対抗4時間レースの常連となった《みんカラチーム》】

 2週間ぶりに我が家に帰って、4階にある仕事部屋から、南西に向かって広がる朝の空をしみじみと眺めていられるその時間。やっぱり落ち着くなあ。

 午前、4時半。しっとりと朝の空が、バラ色に染まり始める。数日前に見たダイナミックな日の出に比べると、パンチには欠けるものの、この瞬間が、なぜこんなに愛おしいのか。無事、オーバーホールを終え、やっと「還暦+22歳の青春」を楽しめる状況に復帰できる保証を得て、浮き浮きしている己れ。

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*5月になって3回目の日曜の朝。東の空は見えないが、うっすらと薔薇色に染まり始めたくもの様が、何とも愛おしい。


 2週間、PCから隔離された時間は辛かった。インタネット接続を有料で使えると聞いていたので、dynabookを持ち込んだものの、それは1Fの決められたコーナーで備え付けのPCからだけが使用可能とあって、全く使い物にならなかった。

 やむなく、iPhoneのテザリング機能に頼って、iPadから辛うじて「みんカラ」に『驚きの賓客』を投稿するのがやっと。そのほか、『何シテル?』をわずかに2回。たとえば5月15日午前7時51分の投稿はこうだった。

「ここに滞在して9日目。4時30分。白々明けの東の空がダイナミックに勢いを増す。久しぶりにサンライズに同化できた。元気が湧いてくる。ヨッシャ!」

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*こちらは滞在して10日目の「夜明け」。7Fにお邪魔して東の空を拝む。


 その程度で、どうして満足できようか。不本意で消化不良の日々。
それが今、そんな状態からやっと解放されたのだ。
『みんカラBLOG』では「驚きの賓客」のもった詳しいフォトをお見せしたいし、その際に立ち寄ったB1で、久しぶりの飲んだスタバのカプチーノの懐かしい味。それらを直ぐにでもBLOGアップしようと張り切ってデスクトップのPC2台の電源をONにして、それぞれが目覚めるのを待った。

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 やがて、サインIN。真っ先に手がけたのは三つのアカウントを持つメールのチェックである。総数、766通。これを一つ一つ、開封いていけば1日仕事ではこなしきれない。止むを得ない。これはというものだけをクリックし、あとはまとめて削除させていただいた。

 その中には緊急を要するものもある。あ、これは間に合うかしら?と慌ててチェックしたのは「McLaren Senna Japan Premier PR事務局」からのメッセージだった。

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 何しろ、つい先日、ジュネーブモーターショーで発表した伝説のドライバー、アイルトン・セナの名を冠した究極のサーキット仕様モデルでありながら、公道での走行も可能となるMcLaren Sennaをいよいよ日本国内でお披露目することになった、というのだ。場所は芝・増上寺の特設会場。

 5月22日、11時から12時30分か。行けなくはない。が、次の1行を読んでガックリ来た。申し込みの締め切りは5月10日の午後6時とあるではないか。とっくに過ぎている。がサポートしている事務局の名前を見て、何とかなるという気になった。
ともかく適当な時間に電話を入れてみるか。当たって砕けろ、だ。久しぶりに、セナに関わる世界に足を運ぶとするか。

 さて、「みんカラ」BLOGの方はどうなっているのかな。
 開いて見て「???」であった。iPadから何とか送稿した『驚きの賓客』(5月13日21時57分)の真下にあるはずの『A・セナの命日にめぐり逢えた《あの時代》』がすっぽりと抜けているではないか。あるのは、4月21日にあげた『ニュー911 GT3 RS《緑の地獄》攻略映像!』。そんなはずはない!

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「みんカラ」編集部から、たとえば何らかの事情で削除したいという連絡もない。それでいてあらゆるチェック機構で洗って見ると、見事に足跡を残さずに該当記事は消えていた。PVレポート欄からも、鮮やかに消されている。

 こんな不思議なことがあっていいのだろうか。一気に風船の空気が抜けてしまった。ともかく「みんカラ編集部」に照会して見なくては。生憎の日曜日とあって、今はそれができないでいた。イライラと業務開始時間を待つしかなかった。                       
                                                 (この項、すぐに更新)
Posted at 2018/05/22 02:05:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 還暦+青春の22歳 | 日記
2018年05月13日 イイね!

驚きの賓客

驚きの賓客 窓から見おろした黒いロードスター。なんとも蠱惑的なプロポーション。

 もう抑えられない。こっそりと部屋を脱出。エレベーターでB1へ。
 あ!!!!AMG GT50 Bl turbo 80。

 これって、AMG 50周年限定、ついこなだまで、史上最強のオンロードレーシングカーともて囃されたあいつだよ。つい、誰が乗りつけたのか、詮索したくなるじゃないか。



 午後5時、窓から見下ろすと、賓客は消えていた。
Posted at 2018/05/13 21:57:12 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「翔平177号目のニュースは秩父の蕎麦屋で手打ちの絶品を啜っている時に知った。虎は18時から雨の横浜でベイと対決、9回表、1-3とリードされていたのを代打糸原、近本、中野のヒットで満塁とし、それを森下の死球、大山の安打、最後に選球眼のいいノイジーが押出し四球で逆転、虎が強くなった。」
何シテル?   04/25 11:42
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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