コロナ禍で打撃を受けた観光関連事業の需要喚起策として全国旅行支援が度々行われていますが、今回、おそらくこれで最後になるのかなと思い、富山県へ列車をセットにした旅行を予約し、一泊二日の旅を楽しんできました。
梅雨の中、天気が心配でしたが幸い天候に恵まれて汗ばむくらいでした。
先ずは大阪駅から在来線の特急サンダーバードに乗車して金沢に向かいます。
この列車は仕事でも良く使っていたのですが、コロナ禍で列車は使用せず、もっぱらマイカーでの出張に切り替わっていたのでずいぶん久しぶりの乗車となりました。
金沢駅からは北陸新幹線に乗り換えて富山駅に向かいます。
北陸新幹線は乗ったことが有りましたが、この新しい車両は初めてです。
しかし、在来線、新幹線ともガラガラで”空気を運んでる”ってやつですよね。
まあ、梅雨の平日ですから仕方ないか?
正午前に到着し、エキナカで昼ごはんにします。
白えび亭の富山スペシャル天丼を注文。
白えび、ホタルイカ、ブリ、タラの芽のてんぷらが入っていて美味しゅうございました。
きょうのメインイベントは「富岩水上ライン」の運河クルーズです。
富山駅から海側に徒歩約15分くらいのところに富岩運河環水公園があり、そこから富岩運河を通り、エレベーター式の高さ調整機構の中島閘門を通過し、富山港を経て岩瀬カナル会館前まで航行します。
帰りは路面電車の片道券が付くので岩瀬浜駅などから富山駅に戻ります。
チケットを買って出航時間まで付近を散策です。
今日乗る船です。
運河を再開発して公園施設にしたとのこと。
コロッセウムみたいな舞台もありますねえ。
さて、出航時間が来たので運航開始。
運河の両側にはアートみたいなオブジェが展示されています。
いよいよエレベーター式の高さ調整機構の中島閘門を通過します。
下流側のゲートは閉まっており、上流側のゲートが閉まり水抜き作業が始まります。
みるみるうちに1メートル以上水位が下がり、下流と同水位になるのに約5分。
無事通過し、富山港付近を通って約1時間で終点の岩瀬カナル会館に到着しました。
折角なので岩瀬の町を散策です。
昭和というか大正というかレトロな街並みになってます。
メインストリートは無電柱化しているので観光資源として再開発したんでしょうね。
ダイハツミゼットが店先にありましたし。
有名な商人の家らしいです。
造り酒屋もあります。
全く事前知識もなく訪れたので今度来る機会があればゆっくり観光したい町でした。
暑かったのでさっさとホテルにチェックインしてひと風呂あびて、夕食まで時間があったので周辺を散策。
なんかタワーがあるので近くに行ってみると県庁だそうで展望室に入れるようです。
残念ながら立山連峰は霞んでてうっすらとしか見えませんでした。
今回は二食付きで予約しており、ホテル内の海鮮レストランでの夕食となります。
コース料理とワンドリンク無料サービス。
24時間炊いて骨まで柔らかいブリ大根ですとの説明があったのでチャレンジ!
完食しました!
確かにサケ缶の骨くらいホロホロになってました。
最後の方になって折角なので地元のお酒の3種利き酒セットを注文。
どれも美味しかったです。特に左の本日の富山地酒で名前を失念してしまいましたが○○の五百万石って言ってました。
酸味が無くフワッと華やいだ香りとアルコール臭がして舌触りはほんのり甘く良いお酒だなって感じでした。
今回、追加のお酒は地域クーポンで支払って店を出ました。
てな感じで一日目終了です。
2日目は朝食を済まし、富山城(富山市郷土博物館)からスタートしました。
入場料を払って博物館の入った天守閣に登ります。(戦後再建された鉄筋コンクリート造)
庭園も整備されてます。
次は観光案内パンフレットで偶然見つけたファスナーで有名なYKKの黒部市にあるYKKセンターパークを見学しにあいの風とやま鉄道に乗車し、生地駅で下車し、ここから歩きます。
暑い中、約15分で到着しました。
町全体が企業城下町のようで、市からの要望で緑地公園や展示施設を造ったようです。
創業者の吉田さんが戦前戦後を通して企業を大きくしていったって改めてすごいかあって感心してしまいました。(展示物はほとんど撮影禁止のため写真無し)
さてあいの風とやま鉄道に乗り富山駅にとんぼ返りし、昨日同様、昼ごはんをエキナカで摂ります。
魚どん亭でかにと白えびの二種盛り丼(ハマグリ汁付)を注文。
ああ、満足満足。
今回はこれにて終了。
昼過ぎの新幹線で金沢に向かい、再びサンダーバードで大阪駅に向かいました。
2022年4月より開始した47都道府県巡りは富山県が加わり40都道府県となりました。
尚、今回の旅は全国旅行支援の適用となりましたが、旅行会社によって取り扱う都道府県や確保している予算が異なるようで、富山県の予算が残っていてJRとのセットはJTBか日本旅行の二社しか見当たらず、今回は日本旅行のサイトを使って予約しました。平日なので旅行代金の最大20%最大金額5000円、2000円分の地域クーポンが適用されれます。
予約後、翌日、日本旅行のサイトを見たら富山県は予定に達したので富山県への旅行支援適応が終了となっており、私の旅はぎりぎりセーフって感じでした。
Posted at 2023/06/22 11:19:59 | |
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