2018年08月11日
ペースが遅くなった、その時のタイムロスは?
最近なんとなく考えていた運転でのイライラを書き出して、実際どんなものなのか備忘録として書いてみたいと思います。
道路の通行には“流れ”があると思います。
その流れに乗れない車の後方には、片側一車線の道路ならば車列が連なってしまうのはよくあること。
急いでいる時ほど、流れに乗って走りたいと思う時ほど、イライラしてしまいます。
で、ふと考えました。
その後ろについてずっと走らざるを得ない時、どれくらいタイムロスしているのだろうか、と。
物事の全貌が見えれば落ち着いていられるかもしれないと仮定すれば、
ロスタイムを大まかに推測できることは有効かもしれない、と。
ここで、場面設定をします。
明らかに流れより遅い車に追いついてしまいました。
普段の流れと比較すると、平均して速度9km/h(2.5m/s)遅いようです。
この先の道路の造りからして、あと5分(300秒)はこのまま後ろについて走らなければならなそうです。
普段の速度は45km/h(12.5m/s)だとすると、今の流れは36km/h(10m/s)です。
5分にわたって9km/h遅く走った時には、
300秒×秒速2.5m=750m
の差が生まれます。
この距離を普段の速度なら、
750m÷秒速12.5m=60秒
で通過できますが、
流れが遅い今は、
750m÷秒速10m=75秒
掛かって通過しています。
そうすると、タイムロスは
75秒-60秒=15秒
となるようです。
計算してみると、意外に短い時間ですね。
でも、急いでる時などは「これが15秒くらいのロスだから大したことない」と思い過ごすことは中々難しいものです。
それ何故だろう?
急いでいる時に5分もペースを抑え込まれていますから、そちらの我慢の限界が心理的要素として大きいのかもしれません。
また、一般道の場合、その15秒差で信号機付き交差点を通過できなくなった時のタイムロスが大きいことを直感的に分かっているからなのかもしれませんね。
イライラとは関係ありませんが、上に書いたことをジムカーナに置き換えてみます。
ジムカーナはタイム競技なので、計測タイムの短い方が順位が上がります。
ということは、理想タイムと比較して時間のロスがいかほどあるのかということになるような気がします。
操作の遅れやミスなどで時間がかかったというのは、その時間そのままのロス。1秒余計に掛かったなら1秒のロス。
では、ジムカーナあるある話ですが、ライン取りを距離重視にするか速度重視にするかという迷いが、コース攻略で生じることがあります。
これがどれ程のロスになるかは分かるようで分からないものです。
区間平均45km/h(12.5m/s)で走れるが距離が長い(12.5m)ライン取りと、
区間平均36km/h(10.0m/s)でしか走れないが距離は最短のライン取り(10m)。
どちらも1秒なので、この区間だけで言えばタイム差は無いということになります。
あとは、この前後の区間の繋がり次第ということになるわけですが、
この辺の攻略が一筋縄ではいかず、難しくもあり醍醐味でもあるのがジムカーナですね。
時速9km=秒速2.5mというのは分かりやすい数字です。
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Posted at
2018/08/11 05:15:05
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