2019.7.13(土)
移動に専念していよいよ西日本入りした一日を終えて迎えた3日目。
予定通りにいけば、本日が目的地である山口県の角島に到着する日。
ワクワクしてきますが、なんと言っとも大事なのは天気。
角島にかかる角島大橋の眺めの良さには天気の良さが不可欠。
ホテルの窓から外を眺めて…
雨雲レーダーを眺めて…
ちょうど私の今日の行動範囲に雨雲が重なってます…
ちょっとガッカリしちゃいましたが、もしかしたら天気が持ち直すかもしれないことに望みを託して、まずは360km先の現地に到着しないと話は始まりません。
ということで、本日もゆっくりと朝を過ごして10時頃から移動開始。
山陽道をひたすら西に走ります。
山陽道を岡山から西側を自らの運転で走るのは初めてですが、入り組んだ瀬戸内海に臨む山肌を通る道路のためかイメージよりもワインディングでアップダウンがあり、広々というよりは視覚的な印象としては狭く感じるくらいでした。
それでも、山の上から海や市街地を眺めながら走ってるととても気持ちがよくて、また天気の良い日にドライブしたいルートです。
そうこうしてるうちにお昼になり、ちょうど広島県の宮島SAで休憩を取ることにしました。
広島もたくさんの名物名所があるので立ち寄りたい気持ちは強くありましたが、そこをぐっと我慢してこのサービスエリアでせめて広島名物をいただくことにしました。
まずは店内散策。
様々な名物のなかで一際目立ったのがもみじ饅頭。
色々なメーカーのものがあり、さらに色々なパッケージや味がありました。
マツダのお膝元ということでこんなものもあったり、
ドラえもんのパッケージがあったり、
ここのコーナーだけでも見て楽しめました。
食事制限をしてることもあり、そのなかで堪能できる広島名物ということで選んだのが、
鯛ちくわと、
焼きガキと、
テイクアウトで堪能することができました。
お昼休憩もそこそこにして、移動再開。
雨降りが強くなってきて気を使うようになってきましたが、ひたすら西を目指します。
慣れない土地の高速道路ではありますが、他車の流れを妨げることなく安全にスムースに移動しようとあれこれ考えながら走ると、これはこれで運転の楽しみがありますね。
もちろん、燃費を稼ぎながら走ることもこのドライブのテーマですので、これらをバランス良く走ろうと思うと結構やりがいがあります。
大袈裟に言うと、ル・マン24時間レースのようなイメージでしょうか?
目的地のみならず、移動の過程も楽しむのが私のいつものドライブ。
さて、話を戻します。
イメージではあっという間に目的地に近づくかなと思ってましたが、山口県に入ってからもまだ遠い。
14時半を過ぎた頃、ようやく角島の最寄りのインターチェンジである美祢ICで山陽道とはお別れ。
ここから50km以上は一般道での移動です。
相変わらず天気が優れず、ドンヨリとした空模様。
雨雲レーダーを見ても悪化しています…
それでも、目的地はすぐそこ。
田舎道をひたすら角島に向けて近付きます。
山間の道を走り続け、ようやく海が見えました。
そうです、目的地はすぐそこ、下関市豊北町に入りました。
港のある漁師街という雰囲気を抜けるとそこには念願の角島大橋がありました!
…しかし、あいにくの空模様は変わらず。
しかし、それはそれ。
念願の地に自走で辿り着けた高揚感は今でも忘れられません。
本州側でじっくり眺めたり写真撮影したり、角島に渡って島内を堪能したりしました。
ちなみに、お土産を買うなら島内のお店がおすすめ。
広めの駐車場のある島の真ん中ほどにあるお店が駐車料金も掛かりませんし、地元角島の名産のお土産に出会えます。
私は島内の「角島総本家」というところで瓶詰めの雲丹をお土産に買いました。後日お渡ししたら人からも好評でした。
その際、島と本州側を行き来した様子をドライブレコーダーを活用して録画しました。
ドライブレコーダーの性質上、30秒毎に分かれていますが、アップします。
『本州側から①』
『本州側から②』
『本州側から③』
『本州側から④』
『本州側から⑤』
『島側から①』
『島側から②』
『島側から③』
『島側から④』
そんなことをしてるうちに、気のせいかなんだか雨があがってきました。
これはもしや…
なんと私のいる地点の周りだけ雨雲が無くなりました。
おかげで雲こそ残りましたが、雨上がりの景色を最後に見ることができました。
なんだかんだで2時間半も滞在した角島からそろそろ帰路につかねばなりません。
そうです、5日のうち今日で3日目。文字通り、折り返し地点です。
下関市の沿岸を走る国道191号を南下して下関市街地を目指します。
これまた風光明媚な景色でして、天気が良くて明るいうちにまたドライブしたいルートでした。
1時間半ほど走り、市街地に到着。
車を有料駐車場に停めて、事前に調べておいた「おかもと鮮魚店」での夕食です。
繁華街の店を連ねる場所からは少し離れたわかりにくい場所にありました。
店先に並んでる人はいないようで胸を撫で下ろしたのも束の間、ドアを開けると熱気に溢れた店内の中には順番待ちの列。
並んでいると分かるのは、相当数予約している人もいるということ。
その中で覚悟を決めて待つことにしました。
広くはない店内に所狭しと並ぶテーブルと椅子が満席でご飯だけでなくお酒を飲む人たちも多く、店員の方々は次々と舞い込む注文や片付けの皿と格闘していました。
列が進むと冷蔵ケースや水槽が見える様子は確かに鮮魚店です。
待つこと40分ほど、相席ですがようやく案内されました。
下関名物の「ふく刺し」も食べておきたかったですが、混雑状況や今日の宿泊場所までの時間も考慮し、名物の「海鮮丼」を注文。
あまりの混み具合に出来上がりまでも相当待つことを覚悟しましたが、意外と早く10分ほどで給仕されました。
これで千円ならば納得。味も美味しくて満足でした。
私が店を出る時もまだ順番待ちは途切れておらず、すごい人気店だなと実感しました。
宿泊場所は山口インターそばで80kmほど先にあります。
日中別れた山陽道に再び乗ってひた走ります。
そうこうして雨降りの高速道路を抜けて宿に着いた時には22時を回る頃でした。
目的地をしっかり堪能できた3日目を終えたのでした。