去る2018年11月に、兼ねてからやってみたかった通勤車セルボでのジムカーナを実現してきました。
ジムカーナ自体はインテグラでたくさん経験しているのでなんてことはありませんが、通勤車でどの程度楽しめるのかをテーマに行ってきました。
場所はいつものホームコース、エビスサーキット内のドリフトランドです。
4月〜11月は、前日お昼までの予約さえあれば、ジムカーナ専用コースとなっているドリフトランド。(事前予約がないと走行不可)
コミコミで半日なら3,500円、1日走っても5,500円という安さが魅力的ですね。
エビスサーキット
http://www.ebisu-circuit.com
エビスサーキット ジムカーナ走行
http://www.ebisu-circuit.com/2017top/gymkhana_run.pdf
ドリフトランドの予約状況
https://cgi.iot-web.com/ebisu-r/reserve.cgi?&course=drift_land
※ジムカーナフリー走行の予約やドリフトレッスンの占有などは反映されず、カレンダーでは「空き」なのに走れないなんてこともあるので、前月20日以降に電話で問い合わせ必須です。
さて、話を戻して、走行準備です。
普段からしっかり整備されていれば難しいことはありません。
まず、今回特に準備していった物はこちら。
A.走行時のドライバー装備
長袖・長丈の肌の露出の少ない私服と運転に適したスニーカーの他には、画像にあるバイク用フルフェイスヘルメットとメカニックグローブのみ。
ヘルメットはジェットタイプまではOKですが、半キャップや工事用は不可です。
グローブは、ホームセンターで売っている500円くらいのもので、軽い滑り止め加工されているものはハンドルが滑りにくいので安心です。
サーキットやその他競技によってはしっかりとレース対応のようなものが必要になることもありますが、ジムカーナならこのくらいで大体OKかと思います。
B.整備用の工具
工具といってもたいそうなものはありません。
自転車用空気入れと安物のエアゲージ、そしてそこらで売ってるクロスレンチ。
今回は持って行きませんでしたが、この他に整備用ウエスやガレージジャッキくらいはあっても良いと思います。
そして、準備や点検をする。
①車内の荷物をしっかりと下ろす
吸盤などでしっかり付着しているものなどは外さなくても大丈夫ですが、私は重さのあるポータブルナビから台座残しでナビだけ外しました。
②エンジンオイルや冷却水の適量確認やエンジンルーム内のキャップ締め具合確認
③タイヤの状態や空気圧の確認
画像は、走行後のタイヤを真横から撮ったものです。
通勤車である手前無理な走りはしませんでしたが、冷間メーカー指定空気圧で走り出しても、エコタイヤだとショルダーを超えてサイドウォールまで変形している跡が見えます。
つまり、タイヤの空気圧不足はタイヤにもよくありません。
また、タイヤに熱が入るため、冷えたあとにヒビ割れなどの劣化も出ることもあります。
それだけにタイヤの状態確認も重要です。
④ジムカーナ走行はライト類のテーピング不要
エビスサーキットのドリフトランドはこんな感じの簡易屋根付きピット付きなので、少しの雨はしのげます。
ピットの柱には何故か外人さんの顔シールが貼ってありました(笑)
多分、ドリフトしに来た外人さんが自作でもしたのでしょう。
ピットの真後ろはサファリパークの敷地でもあり、牛やラクダ、ヤギなどがいます。
さらに、山を見上げれると良い景色です。
高めの標高の山の中腹にあるので、晴れた日には下界の良い景色も眺められます。
画像の手前に見える建物は、サファリレストランです。
ドリフトランドから徒歩1分なので、休憩や昼飯もバッチリです。
そんなこんなでドライバーと車の準備をしたら、あとは走るだけです。
そのままコースを走ることもできますが、半分広場のようなコースなのでパイロンをサーキットからお借りして設置すればコースの準備もOK。
当日走行した様子を車外から撮った動画がこちら↓↓↓
無理をしないで走っていますが、加速するときはアクセル全開に出来て爽快ですね。
セルボはマニュアルモードがあるので、なかなか楽しめます。
マニュアルモードといえど、オートマ保護のために中々一速にシフトダウンしてくれません。
今回のようなジムカーナコースだと、一速が使えなくてモヤモヤすることもありますが、そこはミッションを労わる為にも仕方なし。
合間のお昼には、サファリレストラン名物のソースカツ丼をいただきました。
ボリュームあるし、うまい!
この日はサーキットから小屋の鍵もお借りして、個人で持参したコーヒーメーカーで美味しいコーヒーを飲むことができました。
そうやって一日を過ごして、最後にコースやピットの片付けを終えたら、紐を掛けてゲートクローズにしてサーキットから退出。
いつもはバリバリの競技車でやってるジムカーナですが、こうやってみるとフルノーマルの軽自動車でも十分楽しめることを改めて感じました!
やはり運転は楽しいです!
二の足踏んでいる方がいれば、ぜひサーキットへ足を運んでみてください。