セルボのエンジンなどへの導風がどうなってるかチェックしてみました。
トップ画像の丸囲み4箇所に導風孔があります。
まず、グリルのスズキマーク右側(画像の左側)の部分。
この先を空気目線で覗くと比較的、物が密集しておらず空間に余裕があります。
その反対にあたるグリルのスズキマーク左側の部分。
インタークーラーへの導風として上下から空気が流れるようです。
下側は、空気が上向きに流れてダクトに向かっています。
グリルの下側に目を移して、ナンバーの左側(画像の右側)はラジエターへの導風部分のようで、他の三箇所よりも広めに開口しています。
(画像省略)
一方、ナンバーの右側は狭いから何もないと思いきや、しっかりと開口されています。
ちょうどタービン付近に風が流れ込むような場所です。
ところで、ボンネットを開けた様子はこちら。
エンジンルーム右側の空洞から吸気し始め、奥側から手前のエアクリーナーを通過。
その先で下部のタービンのコンプレッサーへ流れ、また上部のインタークーラーへと上って、ようやくスロットルを経てインマニに到達。
やはり、ターボの仕組み上、エンジンに空気が届くまでに比較的長い経路のようです。
エアクリーナーへのダクト入り口はラッパ上に捲れているのは、たぶん何らかの機能があるのでしょうね。
エンジンルームの中の熱気を吸うようにも見えますが、グリル右側の開口部の上下から空気が流れ込むようにも見えます。
グリルからダクトまでホースを引いてみたくなりますが、狭い空間に物を密集させてしまい、吸気以外の冷却が悪くなりそうなのでDIY断念。
さすがメーカーの設計。
色々な妥協(両立)の結果がこの形なんだなと納得。
何か対策をするならば、スズキスポーツ(モンスタースポーツ)のエアボックスを導入するのが良さそうです。
おそらくこちらのパーツは、純正吸気ダクト周辺の空間は残しつつも、グリル側から直接導風できる設計のようです。
なかなかすぐに手が出ないお値段ではありますが、魅力的ですね。
色々と画像を見ていて気が付きましたが、私のセルボとSRというマイチェン後のグレードでは、インタークーラーの上下の向きが逆になっているように見えます。
フィンが剥き出しです。
この辺もどういう意図なのか興味深いです。
ちなみに、画像は過去にセルボのマイチェンを紹介した記事から引用しました。
こうやってチェックしてると、設計する人や組織ってすごいなと思います。
Posted at 2018/06/30 16:41:56 | |
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