もう梅雨も明けちゃったけど
まだまだ梅雨真っ盛りの7月三連休のネタ。
前日のGSでのコーティング中に置いてあった雑誌をチェック。
クルマ雑誌や女性向け情報誌を揃える中
たくさん置いてあったのは関東の絶景を巡る旅の本。
明日はドコいこうかな〜とパラパラ。
ココも行ったなぁ、彼処も行ったなぁという中で未訪地が。
神奈川の丹沢にある
大山。
明日も雨降る予定で微妙な気もするけど、行ってみようか。
夜になって、みん友さんからのDMでオススメお蕎麦屋さん情報を貰う。
神奈川の秦野にあるおそば屋さん。
ん? 大山からめ〜っちゃ近いんですけどっ。
何シテルで明日行く場所を呟いていなかったのに、エスパーですかっ!?
三連休最終日の朝、案の定雨降り。でも予定では雨も午前中までとのこと。
それでは、行きますか〜!
高速は混んでいるかな〜?と思ったら至って順調。
順調過ぎて開店時間の一時間以上前に着いてしまいそうなので、途中で首都高降りて下道で。
降っていた雨も、お店に着く頃には薄日が射し込むくらいまでに。
Mさんおススメのお蕎麦屋さん
月曜休だけど、祝日の場合はオープン。その代わり火曜がお休み。
野菜は地産地消をしており、蕎麦は自家栽培&製粉し、丹沢の名水で打つ。
全国でもTOP100に選ばれる蕎麦の名店。
でもね、虎の置物は謎すぎるよw
十数台置ける駐車場も、週末にはいっぱいになってしまうそう。
朝から雨降りだったので、お客さんの出足も遅かったらしく
開店ギリギリの時間でも待ち客は1組のみ。
普段の週末だと、もっと混んでいるみたい。
お店の看板犬の太郎くん。
カメラを向けると絶対に目線を逸らしてしまう💧
受付時に店内かテラスかを書く欄があるので、せっかく雨も上がったのでテラス席で。
後から知ったのだけど、テラスだと犬連れOKだそう。
ここのお店に至るまでの道はちょっと狭い道で、対向車が来たら結構な距離を下がらないとダメかも。
そんな山奥にあるこのお店は〝丹沢の里山風景〟という景色もご馳走のうち。
何にしよう? そばがきも食べたいね。とメニューをにらめっこ。
〝石庄庵そば懐石〟にはそばがきも入っていたのでこちらを注文。
季節のそば豆腐・そばがき・そばの実天切り・季節の旬菜盛り合わせ・
季節のせいろ(落花生)・十一そば・デザート というお蕎麦のフルコース。
予約無しでも大丈夫。
季節のそば豆腐は落花生。
そばがき用にわさび醤油があるけれど、塩で頂いたほうがおいしいね。
筍の煮物、卵焼き、豆乳のコーンスープ、うなぎの煮こごり、湘南のしらすおろし。
すみませ〜ん、冷酒を下さいな と、お願いしたくなるようなアテの数々。
そばの実天切りって何だろうと思っていたら、要は天ぬき。
出汁には茹でたそばの実が沈んでいる。完全に酒のアテですね〜。
海老は車海老で半分に折り曲げた変わった形で揚げられている。
海老も良いけどトマトの天麩羅が旨し♪
手前:十一そば 奥:落花生そば
辛汁は二種類あり、一つはかなり濃いめの江戸前の辛汁。
もう一つはそこへ擦った落花生が入っていてゴマだれのよう。
そばの香りが無くなってしまうので落花生入りの汁は…無くても十分かなw
やや細めのコシのあるお蕎麦で、半分ほどは塩とワサビでいただく。
デザートはゆずシャーベット、抹茶アイス、ぜんざいの中から選べる。
里山の風景を眺めながらの食事は最高に癒されました。
Mさん、ホント良いお店を紹介していただきありがとうございましたっ!
あとね、このお店ではこんなステッカーが購入できる。
〝ヤビツ峠〟と〝裏ヤビツ〟があったので、「ここは裏の方を買っちゃうでしょw」と。
あれ?何で両方買わなかったんだろ!?
次に行った際にはヤビツ峠の方も購入しないと…。
さ、大山詣りへと向かいましょう。
大山阿夫利神社は博打と商売に御利益があるので、江戸っ子たちがこぞって参詣したそうな。
山頂まではケーブルカーで向かう。
ケーブルカーの駅までは362段の階段が続く〝こま参道〟を通る。
お土産屋や飲食店が立ち並んでいるけれど、この天候ではどこも閑散としていて…。
2015年に新型車両に入れ替えられたケ−ブルカー。
大山ケーブル駅から阿夫利神社駅まではおよそ6分。
前方は天井部までガラス張りになっており、景色を楽しめるようになっている。
が、途中から霧発生で景色を楽しむことはできず…。
大山は別名「あめふり山」と呼ばれ
古来より雨乞い信仰の中心地としても親しまれていた。
今年の梅雨はこういった霧の絵ばかり撮ってる気がするなぁ…。
御朱印は本殿隣にある社務所にて。
御朱印:300円
本殿脇を見ると中に入れるようになっており、そこで高オカミノ神のご神水が戴ける。
その御神水の先には、燈明をお供えする場が設けられている。
大山阿夫利神社の石柱を見ると〝築地市場〟の名が目立つ。
この神社を支えているのは築地市場の関係者たち。
築地から豊洲へと移転し、これからは豊洲市場と銘記された石柱が寄進されるのだろう。
ここで、あまり見たことのない寄進物を紹介。
大山獅子という獅子山。日本三大獅子山のひとつ。
江戸時代から獅子山があり、たくさんの獅子・狛犬が奉納されていたが
関東大震災で山津波により流出。
それから百年の月日が流れたが、古地図や資料に基づき再現。
平成24年に富士山の石を用い、築山建立された。
これは巨大な鏡餅!
隅々見れば、他にも面白い寄進物があったかもしれない。
本殿の左脇を進むと、山頂までの登山口となる。
かなりの傾斜の階段…。とりあえず登ってみよう(階段数118段)。
途中、後ろを振り返ると…💧
スキー場でいうと超上級者コース。
階段の奥行きの幅が狭いので、上りよりも下りの方が恐怖。
階段を登った先は鬱蒼とした森の中。
登山道では熊も出るそうなので、熊よけ鈴も必要。
この大山は登山初心者コースだそう。
もう、この階段だけで心折れそうになったので
この先も登山はしないだろうなぁ〜と、心に決めたw