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ミニ クロスオーバーに試乗、ハイスペックなディーゼルのクーパーSDの迫力のある走りにすっかり虜になり、家内に相談。ミニが好きな家内の了解はすぐに得られ、話は急展開。

その翌週となる先週末に、今度は家内を連れて再度ディーラーを訪問、まだ発売直後で登録間も無いプラグインハイブリットのクーパーSEを試乗させて頂く事に。





アイランドブルーのクーパーSE。
カタログ見て、この車ならこの色狙いだったけれど、実車は思ったよりもカジュアルな雰囲気で、個人的な好みとはちょっと違うかな。

愛車のKUGAと並べて、サイズ感を比較。
背は少し低いけれど、全長、全幅はほぼ同じ。







いざ、試乗。
加速は極めてスムーズ、そして力強い。
発進直後、まずは後輪のモーターでスタート、エンジンが始動すると前輪も駆動。この一連の動作により、FR車の後ろから押し出される加速感とAWDの安定感の両方が味わえるという点が、このハイブリットの魅力かもしれません。

途中でハイブリットの制御を切り替えをトライ。インパネのトグルスイッチを操作して走行中でも任意に変更可能です。



エンジンとモーター併用の非常に滑らかで力強いハイブリットモードから、後輪モーターのみのEVモードへ。ここからFR電気自動車になりますが、モーターのみでも、ストレスのないスムーズな走りが可能。次いで、バッテリーセーブモードとなる、エンジンのみの走行へ。ここでは3気筒1.5リッターガソリンターボエンジンのFF車へ。自在に車の性格を変更できるのは楽しいなと感じました。

EVモードでは、7.5kwh容量のリチウムイオンバッテリーの満充電で40kmの走行が可能という事で、夜間、自宅で充電を行えば、往復30kmの毎日の通勤はモーターのみで走れそう。満充電に必要なコストは凡そ100円という事で、現在のリッター7kmのKUGAの場合、往復で500円必要ですが、これが100円となると、懐には優しいですね。既にオール電化＋太陽光発電を導入しているので、上手く利用すれば、ストレス無く、楽しみながら節約できる期待が高まります。

ハイブリットの試乗を終えた後、移動するSEを外から眺めていると、乾いた迫力のある重低音が聞こえてきたのですが、このハイブリットの3気筒エンジン、エンジン始動が超いい音です！エコカーとは思えません。

ハイブリットの試乗を楽しんだ後、再度、比較のため、助手席に家内を乗せてディーゼルのSDを試乗させて頂く事に。





乗り比べると、ハイブリットのSEの方がディーゼルのSDに比べてとても乗り心地が良い事に気付きます。ハイブリットの方が、150kg位重いそうですが、それにより特にリヤ側の落ち着きか良好に感じます。ハイブリットの車重って、1.8t超のヘビー級なんですね。

荒々しさ、猛々しさはディーゼルのSDに軍配ですが、近未来的な滑らかで力強い加速感、乗り心地の良さ、ハイブリットだけど、電気自動車やガソリンエンジン車の違いを明確に味わえる楽しさ、それでいて、楽しみながら省燃費が実現できそうなど、ハイブリットのSEの完成度が高いと感じました。

二台の試乗を終え、念のための比較として、標準ディーゼルのクーパーDも試乗させて頂きました。





動力性能的にはDでも全く不足はないですが、SDやSEの後だと、控えめには感じてしまい、部が悪かったかもしれませんね。。
FF車という違いも大きいと思います。

という事で、3台を一度に試乗し、迷って迷って、SEを…。

ちょうど、このカタログと同じ仕様のメルティングシルバーのハイブリットのSE在庫が1台だけあるとの事。ハイブリット自体がまだ発売直後で玉数が少ない上に、しかも電動レザーシートやイルミネーション付きのホワイト＆ブラックのインテリア、パワーバックドア、ヘッドアップディスプレイ、セキュリティアラーム、バックカメラ、センサーなどなど、欲しかった多数オプション付きの豪華仕様に決定しました。