今回はデファレンシャルギヤのメンテナンスを行います。
TRDのLSDが装着されれてたので、イニシャルトルクを測定します。
約10kあり、良好な状態です。
続いてバックラッシュの測定です。
基準0.13~0.18mmに対し、0.20mmと若干大きめでしたので、再調整します。
続いては歯当りのチェックです。
少し偏りが見られるため、こちらも調整します。
ピニオンギヤのプレロードは測定するまでもなく、手感で非常に軽かったため、
ベアリング交換と共に再調整です。
ピニオンギヤのベアリングと歯当り調整のためピニオンギヤを分解します。
交換するベアリングとオイルシール、スペーサーです。
ベアリングのアウターレースをプレスで圧入します。
こちらは歯当り調整のためのピニオンギヤのシムです。
ブログではあっさり完了しますが、仮組と測定を繰返す手間のかかる作業です。
こちらはピニオンギヤにベアリングインナーレースを圧入している写真です。
バックラッシュを測定しています。
歯当りも調整完了です。
バックラッシュと歯当りの調整が完了しましたので、ピニオンギヤにスペーサーを
組付け、プレロード調整を行いながら組付を行います。
組付をすべて完了し、デファレンシャルギヤのメンテナンス完了です。
Posted at 2018/12/30 09:17:38 | |
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