車両の中の大きな騒音源のとしてフロントホイールハウスがあります。
主にタイヤのパターンノイズ、風切音に加えエンジンルームから透過する
タペット音等がホイールハウスで反響し、室内へと侵入します。
今回は新たな取組としてフロントフェンダー廻りの静音化を行います。
ノイズを遮断する隔壁として、フェンダーシールを作成しました。
仮付けしてフィッティングを確認します。
このようにフロントフェンダーとボディーの隙間を埋めて、ノイズの
侵入経路を遮断します。
フィッティングを確認したので、完成車状態で見える面にカーボンシートを貼付け、
ボディとの隙間を完全に埋めるため高耐久スポンジを外周に貼付けます。
ホイールハウス側には反響するノイズを吸収して小さなノイズにするため、
超軽量・高性能吸音材を取付けます。
車両に組付けます。
フロントドアを開けた時の見栄えです。
雑然としていたフロントフェンダー隙間の見栄えが、カーボン調パネルで
すっきりとします。
続いては風切音低減のためフロントドアに、走行風巻き込み防止のため、
モールを貼付けます。
フロントフェンダー裏側にもノイズの伝達を防ぐため、高耐久スポンジで
経路の遮断を行います。
フロントフェンダーを組付け、作業完了です。
今回ノイズ対策で増加した重量は左右合わせて約300gで、走行性能への
影響を最小限に留めています!
Posted at 2019/07/27 22:19:54 | |
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