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2019年12月21日 イイね!

アルトの車高を下げたんだ

アルトの車高を下げたんだなぜ車高を下げるのか。
車高は低いほうが格好いいからである。

そういう単純明快な頭の悪い考えで古今東西老若男女がいろんな車をシャコタン☆ブギしてきたわけだから僕が下げちゃうのも仕方がないんだ。
秋の初め頃は純正車高でもイイ感じにならんかとインチダウンしたりホイールハウス内を黒くしてみたが解決には至らなかった。

わたしのアルトワークスの用途はスポーツ走行ではなくトランポである。MTBとキャンプ道具を積んでバイパスと高速と山坂道を走るのが主な用途だ。マウンテンバイク積んで行く先は山ですからね。
前任アルトバンのときは高速走るにはフワフワだったので脚を換えるのにまだ説得力があったが、アルトワークスは最初っから存分に硬いんである。
そんな存分に硬い脚だから標準車同等の車高でもロールはするがふらつきはせず山坂道はたいへん調子が良かった。本栖湖畔の国道300号とか良かった。

ということで今回下げる理由は前述の通り、見た目である。
ちなみにアルトバンの時も勿論、見た目だ。

ターボRSもワークスもスポーツ風味のグレードなんだからサイドステップつけるついでに車高も下げてくれれば余計な事せずに済んだのだがこればっかりは仕方がないといえる。素人の想像だが、標準車と車高が同等なのは実用性云々よりも車高を変更した状態での実験やら評価やらを行う時間とコストを省かざるを得なかったからというのが大きいんではないかと。そのまま下げたんではロールセンターの具合も変わればブレーキホースの具合も変わる。それで問題が出るかは分からんが駄目だったら設計変更で仕事追加でコストも増だ。なので車高の設定値は同一でセッティングのみ変えて試験しようとかそんな事情ではなかろうか。素人の想像だけど。
多分メーカーの人間も思っただろう「30mm位下げるとイイ感じだろな」と。

※今更追記(2024/3/19)
ロールセンター云々の話を忘れてた。いや忘れてたというか”何度聞いても今一つピンとこないランキング”の上位に来るワードなので触れなかったと言った方が正しい。
かつてのワゴンRあたりのスポーティグレードが標準車より-10mmローダウンだったりすることを鑑みると自動車設計者的にはそのへんが許容できる限界なんだろうと思う…が、今回は標準車もターボRS/ワークスも地上高155mmですべて同一(カタログの諸元曰く)だから、今回は専用の脚にしておきながらも車高は変えなかったということである。最適のジオメトリだから見た目なんぞの為に変えたくない(下げたきゃ勝手に下げろ)というエンジニアの信念があったのしれない。

ワークスの脚が存分に硬いのは標準車と同じ車高でターボRSと同じばねを使うという条件で、なるべく山坂道を調子よく走らせられるようにギリギリ我慢できる位まで減衰を高めた結果だろうというのが私の推察だ。たしかに硬いと思うが後席でも「これならまあ普通に座っていられるレベル」の快適性は少なくともあった。だってこれスポーツ風味のグレードの軽自動車だしそんな贅沢言わない。
そもそもハイブリッドやら自動運転やらで忙しいご時世に大して売れもしない3ペダルマニュアルトランスミッションのワークスをわざわざ作ってくれたんだからそんな贅沢言わない。下げたくなったらこっちで勝手にやるから。
ロールセンター変わってもブレーキホースの具合代わっても少なくともHA23Vは10万キロ走った時点では不具合は感じられなかった。HA36型は分からんけど。

さて、勝手にやるにあたって頭を捻って考えるわけだ。
「高すぎず低すぎず、だがトランポだから乗り心地は可能な限り犠牲にしないにはどれを選べばいいか」と。それなら下げなきゃいいのにな。
クスコの車高調の高い方か安い方か、カヤバのローファースポーツのセットか、もしくはローファースポーツでバネだけRSRのTI2000か(ローファー付属ばねよりやや硬い)。散々行ったり来たりした結果、KCテクニカの非車高調のほうのサスキットに。バネレートはTI2000より硬い。

撮り忘れたのでジャッキアップ

バネレートが高い奴の方がMTBとキャンプ荷物を積んでも尻下がりにならんだろという算段(純正だとわずかに尻下がりになった)だが、「公称45mmダウンだがそんなに下がっているように見えない」というレビューにも期待できる。低いより高い方がサスストロークが多く取れて乗り心地の面では都合がいいはずだ。下げなきゃいいのになホントに。

クスコ車高調にしなかったのは安い方が在庫切れで、高い方は調整機構が自分にはオーバースペックだったからである。値段自体は実売価格なら大して変わらんかったのでこっちの方がよかったのかもしれんが、大して下げるつもりもないのでそれなら純正形状のショックのほうが構造がシンプルで信頼性が高いはずだというのもある。KYB製造らしいのでたぶんニューSR・ローファースポーツと同じようなものだろう。前任アルトバンはローファースポーツ+TI2000で10万キロ近く走って不具合は感じられなかった。
ちなみにこのサスキット、コンセプトは「本気で走るセッティングにすると普段使いがツライからそこそこそれなりにした。タイム狙うなら車高調のほう買ってネ(意訳)」の「街乗り&峠スポーツサス(公称)」だが、サーキットでも走って確認はしたらしく、開発風景の写真(と動画)があるのはやる気が感じられて好感がもてる。
なおこれをつけたデモカーが群サイでアタックし、「ひっくり返りそうでやだ」と土屋圭一が低評価をしている模様がYouTubeにある。"街乗り&”だから仕方ないね。


交換は車屋に頼んだのだが「なんかあまり下がった感じがしないんですけどこれでいいんですか?」と言われて心が躍ったがよく見るとちゃんと下がっていた。たしかに45mmダウンとは思えないがそれは元が高く見えるからである。測り忘れたからほんとに45mmかはわからんけど。

サイドステップ外したのは趣味である。車高下げたのはこれがやりたかったというのもある

肝心の乗り心地であるが、元が硬いのでそんなに硬くなった印象は無くむしろ良くなった?と思いかけたところ道路のギャップでドラレコが起動した。純正でもたまに起きるポルターガイスト現象だが発生する頻度が増えた。やはり硬いと評判の純正ショックは絶妙な硬さだったのかもしれん。
ということで「硬くはなったが乗ってる感じはべつに乗り心地が悪くなった気はしない」というのが感想だが、後日に4名乗車をした際「※ただし後席は別」という但し書きが追加された。純正の時の後席はギリギリ軽乗用車だったが、交換後はキャブオーバー軽トラック位の乗り心地になった。あきらかに突き上げが増えたがまあキャリイと同じぐらいの乗り心地だから許容範囲内だ。ちなみに純正時の乗り心地を知っている後輩は「思ったほど別に悪くない…いや変わりましたね」と言っていたが、軽自動車の後部座席自体そんな座ったことないであろう後輩は「こんなもんじゃないんですか?」とか言っていた。まあそんな軽自動車に4名フル乗車で国道1号・伊勢湾岸・市街地と走ったが、とりあえずバンプタッチは無く乗っていられない程では無かった模様。たぶん。

さらに後日、新車情報よろしくいつもの山坂道(芦ノ湖スカイライン&ターンパイク)を走った感想
「オールシーズンタイヤを履いていたので走行性能の変化は分からない。ロールは多分減った。そして写真撮る時に格好良くなったのははっきり自覚できた」

純正車高

下げた

古き良き軽ボンバン(下げてた)

車高は低い方が格好いいんだ。古事記にもそう書いてある
Posted at 2019/12/22 00:18:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルト(ワークス) | クルマ

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