夕焼け・いっちー@ごのブログ一覧

昨年11月の通院で「完治(骨癒合)」の判定を頂いて以降、特に目立った進展はないのですが、その後本格的にロードバイクのトレーニングを再開したおかげか、2ヶ月前の「ほとんどびっこ引いてないけど分かる程度にはびっこ引いてる状態」と比べると微々たる差ではあれど跛行は改善されてきました。

ゴロゴロしながら中殿筋中心に筋トレ＋下肢ストレッチしてたのも奏効しているかも。

とりあえず、現時点でもまだまだ筋力と歩行に関しては頭打ちにならず進展が見えるので一安心です。



さて、折った左大腿骨にはチタン合金が埋蔵されているのは割と周知の事実でして、この冬、幾人かに「冷えるでしょ？」と聞かれるのですが、実際にどうなのか？ということをここに記録しておきたいと思います。

まず、結論から言うと「冷えは感じません」というのが答えになります。

正確に言うならば「太ももが冷えることはないがヒザ下が冷たく感じる時がある」という感じです。
これは金具による冷えではなく「応急処置で重りを吊るす穴を開けたヒザ下に残った痺れ」によって冷たいように感じるものです。
(ちなみに、主治医も「髄内釘は骨の中に埋まっているしボルトも筋肉に覆われているので金属の影響で冷えることはない。」という話をしていました。)

「重りを吊るす穴を開ける」と言われてもピンとこないかもしれませんので一応当時の画像を用意してみました。
こんな感じでスネに穴開けて重りを吊るすためのアタッチメントを直付してました。
※モザイクアリだけどちょいとグロめ注意。

(これまた主治医が言うには「神経は避けて穴開けたけど、非常に細かい神経は回避できないので運悪く後遺症が残ることはある」とのこと。)

でも、術後に比べるとものすご～く緩やかには改善してるし日常生活に支障があるわけでもないので「後遺症というほどではないかな」というのが正直なところです。

この「冷たく感じる」についても、より正確に表現するとすれば「暖まりにくい」に近い感覚で、例えば冬のサイクリングで冷気にさらされた時に他の部位よりも文字通り「冷たく感じる」が体が温まるにつれその感覚はなくなっていきます。
したがって、走り始めて30分もすれば他の部位とほとんど遜色はありません。

ちなみに、他にこの痺れが問題になるのは自動車のタイヤ交換時。
コンクリのような硬いところに膝をつくと右膝に比べて明らかに痛みが鋭い。


また「寒いと痛まない？」ともちょくちょく聞かれますが、これについても「痛みはない」というのが答えになります。
これは膝下の痺れについても同様で、冷たくは感じても痛みや鈍さを感じることはないです。
実際、雪のヒルクライム→雪のDHでは震えが止まらない程度まで体が冷えたもののそれによって折ったところに痛みが出るということは起きませんでした。


「じゃあ何も問題ないの？」というとそんなことはなくて、
・左半身を下にして横臥した時
・長時間同じ姿勢でいた状態から動いた時
・不意に股関節に負荷がかかった時
に関しては「痛み」や「動きにくさ」を感じます。

「左半身を下にした横臥」の場合、太ももの付け根の外側、つまり手術の傷跡がある場所が少し痛いです。
肉が薄くなっているような感じです。

「長時間同じ姿勢でいた状態から動いた時(寝起きとかデスクワーク後とか)」は左股関節が他の部位よりも凝り固まって、それを動かすときに痛みがあります。ついでに、この時はちょっとびっこ引きます。

「不意に股関節に負荷がかかった時」も左股関節が痛みます。
例えば「歩いて段差を越えようとしたけど足の高さが足りず躓いた」とか「サイクリング中にペダリングを止めてペダル荷重している時(ペダルになってシャーって走ってる時)に想定外の衝撃(段差)がきた時」に痛みが出ます。
逆に段差や衝撃に備えて身構えていると痛みはないです。
ボルダリングで1.7mくらいからマットの上に飛んで、左足→右足→ケツと着地してもほぼ痛みませんでした。

そんなわけで、私の場合はチタンが埋まっていることによる冷えや痛みは「今の所は大丈夫」というのがとりあえずの結論です。

前述の股関節の痛みも長期スパンで軽減しつつあるし、このまま筋力が付けば問題なくなると思います。
話が長くなるので割愛しますが、骨の付き方の都合で元通り以上の筋力が必要になるので特に中臀筋周りは気長に鍛えていくつもりです。

左大腿骨骨折からはや半年、ようやく癒合しました！
そして主治医より「完治と言って良いでしょう」とのお墨付きもゲット♪









ちなみに、骨折当初のレントゲン。




2週間後。




3ヶ月後。




ただ、「転ばないように気をつけてね」とも言われました(^^;;

勢いで発注しちゃいました（￣+ー￣）






反対側はコレ。



ちなみに足の方はだいぶ良いです。
普通の状態とは程遠いですが(^^;;

取り立てて書くようなことでもないのですが備忘録がてら。
5/31に退院してから10日が経ち、ようやく初回のリハビリに行ってきました。

別に10日間サボっていたわけじゃなく、リハビリに指定した近所の病院が存外「予約の取れないお店」的な感じで、6/1に予約に行った時点ですでに10日後まで予約がびっちりだったわけです。

少し離れてても総合病院のほうが良かったかなと後悔しつつもせっかく予約したのだからと本日行ってきたわけですね。

リハビリの内容としては、触診からの可動域チェック、自力での動作をしてみて膝周辺のマッサージ。

結果、傷口が固まってるのもあるけど膝が曲がらない最大の原因は「筋力不足」ということで、通院して理学療法士の方になんだかんだやってもらうよりも日々筋トレしなさい、と。

簡単に説明すると、左足の筋力が衰えることで右足(あるいは左足意外の全身)でかばってしまうことで左足が動かされず、その事によって関節が固まっているような状態ということらしい。

実際、スクワットの指導を受ける際に直立したはずが、先生から見ると思いっきり偏重心になっていると言われ、立ち方も矯正されました。


そういうわけで、当面は週1で病院に通いつつ、左足の筋力がつくように「ちゃんとした重心」のスクワットをすることがリハビリになるようです。

また、左膝が伸び切らないのも痛み以上に単に筋力が足りていないことが主因ということで、左膝の上の筋肉を使って足を伸ばす運動をするように言われました。


尚、現在やってる体幹系筋トレとローラー台に関してはそのまま続けるのがいいということでした！

全ての基本は体幹から！







というわけで、退院前に始めた体幹の筋トレを緩く続けております(´∀｀*)

限界までやると嫌になるので、ほどほどに……

メニューは、

・プランク 1分
・左サイドプランク 15回
・右サイドプランク 15回

を3セットでテレビや動画見ながらなのでインターバルは長め。

このほか、左中臀筋が弱りに弱ってるので自重で少しずつ鍛えてます。
歩くにはこの筋肉の「速筋」を鍛える必要があり、普通に負荷をかけたのではダメなようなのでフォームを勉強中です。

左膝に関しては仕事中でも思い立った時に曲げ伸ばしを繰り返したりしてます。

少しだけ成果が出てるのか、歩くのはたまに「普通」に歩ける時があります。
膝も心なしか100度近くまで来てるような来てないような(^^;;

遠いけどゴールは近づいて来てるはず！