どもども( *´艸`)
べろたんでっす♪
さて、10月10日~13日は3連休です。
ここんとこ、急に季節が進んでいますね。
今年からダム巡りを始めた我が家ですが、そんなに無理せず行ける場所へは結構行ってきました。
そろそろ、少し足を伸ばしたプランも必要となってくるのですが、そのたびにお泊まりしていては家計が破たんしますので、日帰り中心です。
しかし、ぼちぼちプラン的に厳しいものも出だしたので、ここで一発お泊りプランを!…って思い立ったのは火曜日頃(笑)
でも、思い立ったが吉日とばかりにひねり出したプランは!
高山~天ヶ瀬~日吉~畑川~大野という、京都のダムカードがある5ダムをめぐる旅!
コレを日帰りにするのもきついし、せっかく京都まで行くのだから一泊する事とし…
先日の琵琶湖巡りの残り(ハイドラチェックポイント巡り)をして帰ってきます
そう!京都はあくまでダムのある県という扱い!←
ではしゅっぱ~つ+。:.゚ヽ(*´∀`) ノ゚.:。+゚
はいつきました←
到着した場所は広い駐車場とダム管理所がありますが、ダム自体は見えず…
でも、柵の辺りまで行って見下ろすと、ダムがありました
いつも通りダム管理所のインターホンを押してみますが返事無し…
何回か繰り返していると、バイクで来た人が「出ませんか?」と声をかけて来られました。
この方ももちろんダムカードをもらいに来たのですが、返事がない事を伝えていると、先ほどから近くにいた別のバイクの方が「さっき僕がもらったばかりなのでおじさんはいると思うんやけど…」
そうか!関西弁だ!←おい
この、先にいたバイクの方は、昔静岡に住まわれていたそうで、奥様は藤枝の方だそう!
気さくに話して下さる優しい人で、縁がありますねと話していると…
先ほどの方がダム管理事務所に電話してくれて、おじさんが出てきてくれました。
そして、何か知らないダムカードをもらっています!
先におられた方も「そんなん知らんかった!」と驚いていましたが、木津川5ダム全部のカードを集めるともらえる木津川管理所オリジナルダムカードの様です。
しかし、静岡人にはハードルが高すぎる…(´・ω・`;)
でも、おじさんも気さくな方で、和やかな雰囲気でしばし談笑。
こういうのもいいね…
さて、先ほどの方に、堤体までの行き方や、次の天ヶ瀬のアドバイスを頂いてお別れ!
なんかさみしさを感じるわ…
んで、はいつきました!←
(*゜∀゜)=3!!むはー!!
カッコイイ!
高山ダムは1968年完成の「アーチ重力式コンクリートダム」!!
アーチ重力式?
そう、重力式コンクリートは名前の通り、コンクリートの重さで水をせき止めるので、厚みが必要。
上が厚いと不安定なので、下側に厚みがあり、断面は台形の様な形をしています。
それに対し、アーチ式ダムは、堤体の形状をアーチ型にすることにより水をせき止めますので、下側が厚いという形状ではないのが一般的。(この後の天ヶ瀬がアーチなので、写真を比べてみて!)
アーチ重力式コンクリートダムは、重力式とアーチ式の両方を兼ねていて、アーチを描いているのに、下側が厚いという形状で、結構レアなダムなのです。以前行った秩父の二瀬ダムがこの形式よ。
あ、そうそう…
今日は超長文ですので、気を付けて!←
それでは次に行きます!
次の天ヶ瀬は平等院の近くなのよ!観光地なので心配…
はいつきました←
天ヶ瀬ダムは普段は恐らく管理所の脇に駐車場があるのだと思いますが、この日は工事中。
車を止められる場所がなく、ちょっとだけみんなと共にここへ…
さ、入るわよ!
管理所の外にちっちゃい小屋があって、そこでカードをもらえました。
来訪者情報をノートに書いていると、「静岡から!遠くからどうも。どうぞお茶を比べてって下さい」とのこと(笑)
比べている暇はないのでスルーします←おい
何か展示物もあり、結構観光用に充実している様子。
ちなみに、この写真のパネルの下にノートがあったので、落書きをしてきました。
さ!ダムダム!!(*゜∀゜)=3!!
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!
天ヶ瀬ダムは結構メジャーなダムです。
1964年完成のドーム型アーチ式コンクリートダム!!
堤高は78m、堤頂長は254m
アーチの綺麗な事!
そして、先ほどのダムとの大きな違いは下側が内側へ切れ込んで行ってるでしょ?(膨らんでない)
あのゲートもダム情報でよく見るわ~
放流見たかったわ~
では次!!(〃∇〃)
日吉ダムです。
管理所のおじさんは何かもぐもぐしながらカードを渡してくれ、さっさと奥へ…
もう3時。おやつかしら…←
ところで、管理所の脇にあったこの標識。
一見よくある歩行者道路の標識の様ですが、お気づきでしょうか?
実は現在の一般的な標識の画像はこちら・・・
みうらじゅんさんも以前触れていましたが、現在の標識は宇宙人の親子の様なふにゃふにゃのボディライン。これはおそらく、標識の元図案が残っておらず、コピーにコピーを重ねて情報劣化が進んだのではないかと推測されますが、ココにあった看板は元画像に近いのではないかしら…←いいから早くダムに行けよ
ハイこちら!
ヽ(*´∀`)ノでかーい!!
日吉ダムは、1997年完成の重力式コンクリートダム!
堤高は67mですが、堤頂長はなんと438m!!
長!!!!(;゚ロ゚ノ)ノ
しかも、これ、左右非対称で、特徴的ですわ
それにしてもでかくみえるのは、比較対象の人影があるからかな…
あ、放流が…
こういう常用吐は発電なのかな?
一応動画もね
あと、ここは徒歩専用のループ橋もあり、面白い景観も味わえます。
じつは途中に「ひらかれた日吉ダム」というゲートがあり、実際、広場に人も多く、憩いの場になっているようで、素敵なダムでした。
さて、お次は…?
畑川ダムです。
案内板もろくにないので、みつけられるか心配でした。
2013年完成の重力式コンクリートダム。
ゲートレスで、自然調節方式のダムです。
かなり小ぶりだし、無人の管理所だけで、人もあんまり来ないみたい。
しかし、ダムカードはあります。
もらえるのはここではなく、次の大野ダム。
さて、そろそろ16時ごろ…
大野ダムの管理所は16時半までなので急がねばなりません
間に合うか…(;゜○゜)
はいつきました
安心してください!間に合いましたよ!←
さて、ここ、大野ダムは1961年完成の重力式コンクリートダム。
…さて、ココのダム、実は堤体の形が特徴的なのですが、お分かりかしら…
右岸側が河岸段丘になっているため、堤体を曲げる必要があったそうで、アーチダムでもないのに、堤体がまっすぐでないのです
そして、ココのダムのエピソードとしては、平成16年に台風23号により、京都府舞鶴市の由良川では堤防が決壊、国道175号でツアー客ら37人を乗せた観光バスが立ち往生となってツアー客らはバスの屋根に避難、流されるかもしれないという濁流の恐怖と戦うことに・・・
大野ダムは、水位が上がってサーチャージ水位に到達することが予測される事態となったものの、人命尊重のため、ぎりぎりの判断で放流量を抑えたため、バスの屋根にいた37人は流されることなく、全員が救助されたという、ダムのイレギュラー運用のお話し…
その時の最大水位というのが…
ここまで!ヾ(;☆ω☆)ノ
なんという頑張り!!これこそダムの本当の力!
先日の関東の水害時にも、ダムの放流を非難する意見があったようですが、ダムがなければ秒間何百万トンという水が下流に流れるのを、数万トンにまで減らして放流し、被害を最小限に抑えたのよ。
ダム自身は満水となるリスクを負いながら…
ダムの洪水調整のなんたるかも知らずに意見するのはカッコ悪いわよ!
…いかんいかん、興奮して(笑)
さて、このダムは堤高61.4m、堤頂長は305.0mと中々の規模
見下ろしても景観もあり、カッコイイ。
しかし、やっぱり人はいません(笑)
階段があったので少し下ってみると、ダムの堤体を前から見ることができました
うーん、たくましいぞ、大野ダム!
…さて、ここでもうタイムアップ。
じつは、琵琶湖近くのホテルに17時チェックインの予約をしていましたが、もう16時50分ごろ…
ナビで検索すると到着予定は19時です。
ホテルに連絡し、2時間爆走しました。
途中、小浜市を経由したり、ポイントを拾うチャンスもいっぱいあったのですが、もうくたくたなので、元気もなく、ナビゲーターの嫁もずっと寝ていたため、ノンストップで移動しましたよ。
ホントは、このブログで2日目も書くつもりでしたが、読んでくれる人も大変だろうと思って、とりあえずここまでにします。
続きは…
どうしようかな(笑)←
では、股!!☆-(ゝω・ )ノ゛