• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Heero Yuyのブログ一覧

2011年06月14日 イイね!

自業自得

「クルマを救って」、若者に聞くトヨタの覚悟 ソーシャルパワーが企業を変える(1)

 「クルマのピンチを救ってください」。トヨタ自動車が長年抱える苦悩、それは20代のクルマ離れだ。悪い流れを断ち切るべく、トヨタマーケティングジャパンは、ソーシャルメディアを通じて若者層に直接“助け”を求めだした――。この3カ月、東日本大震災という極限的な状況を通じて、TwitterやFacebook、mixiなどソーシャルメディアの本質がより鮮明になった。速さと広さの両面で圧倒的な情報伝播(でんぱ)力、企業も消費者も簡単に発信できる扱いやすさ、である。一度発信した情報はコントロールしづらいというリスクも抱えるが、日増しに強大になる「ソーシャルパワー」のビジネス活用に、企業の関心が高まる。

 『SAVE THE CAR』。これは、トヨタ自動車の子会社、トヨタマーケティングジャパンが2011年2月から5月にかけて実施したソーシャルメディアに関するコンテスト「TOYOTA SOCIAL APP AWARD」のキャッチコピーだ。クルマを楽しむことをテーマに、mixiなどのソーシャルメディア上で使えるゲームやツール(ソーシャルアプリ)のアイデアを募集した。

 なぜトヨタはソーシャルメディアに目を付けたのか。あえて「クルマのピンチを救ってください」というキャッチコピーを付けた意図は何か。そこには、トヨタが長年抱える苦悩が表れている。

■20代をつなぎとめる

 クルマ離れ――。連結売上高20兆円弱のトヨタを20年近く、じわじわと苦しめている悩みだ。

 消費者のクルマに対する関心の低下には、歯止めがかからない。趣味が「自動車・ドライブ」と回答する割合は、1992年からほぼ一貫して下がり続けている。2008年には、ついに25%を割り込んだ。

 中でも深刻なのは、20代の若者層のクルマ離れだ。「今の若者層は、すべての年齢層の中で最もクルマと縁遠いように見える。仲間内で『クルマが好きだ』と言うと、変な人だと思われるとすら考えているようだ」。トヨタマーケティングジャパンの喜馬克治マーケティング局マーケティングディレクターは、現状をこう分析する。

 10年後、20年後には、こうした若者層が市場の担い手となる。若者層がクルマに興味を示さないようだと、クルマ離れに歯止めがかからない。「この風潮を変えなければならないと危機感を抱いていた」(喜馬ディレクター)

 それにはこれまでと違う仕掛けが必要だった。「企業側から一方的に商品や情報を提供しても、価値観の多様化した若者層には満足してもらえない」(同)

 言い換えると、マスメディアを利用した過去の成功体験が万能ではなくなったということだ。ならば、新たな成功体験を作るには、どうすればよいか。

■新しいクルマの文化を創る

 ヒントは、ソーシャルメディア上のゲームのヒットにあった。「若者にアピールする場として、大きな可能性があるのではないか」。トヨタマーケティングジャパンの高田坦史社長がこう発言したのは、2010年7月ごろ。このアイデアを喜馬ディレクターが展開した。「ゲームだけでなく、ソーシャルアプリとしてより広く展開できるようにしよう」

 喜馬ディレクターがイメージしたのは、若者同士がソーシャルアプリで気軽にクルマにかかわっていく姿だ。クルマを題材にしたゲームで競い合う、お気に入りのドライブスポット情報を共有する、自身のクルマの装飾を投稿する、といった具合である。

 若者層が接する主要メディアがソーシャルになっている以上、過去と同じ方法でメッセージを届けても、若者層の心は動かせない。クルマを話題にしてもらうには、ソーシャルメディアに直接情報を投げ込む必要がある。

 今の若者層は、デジタルネイティブとも呼ばれる世代だ。「Twitterのフォロワー数が個人の人気の指標になるなど、若者層はソーシャルメディアに親しんでいるので、すぐなじんでもらえる」(喜馬ディレクター)と考えた。

 ソーシャルアプリがクルマへの関心を取り戻すきっかけになると、同社は期待を寄せる。ソーシャルメディアでは、共感を得られればアプリの普及は一気に進む。若者層の会話にクルマが登場する頻度が高まることも期待できる。

 ソーシャルメディアには当然、リスクもある。トヨタブランドを冠したソーシャルアプリが不評ならば、ブランドイメージを落としかねない。誰もが気軽に参加でき、情報伝播力が高いソーシャルメディアでは、著名企業に関する良くない評判は、あっという間に広がりやすい。それゆえ、「クルマを楽しんでもらうという趣旨なら、トヨタブランドを出す必要はないのでは」との慎重論も出た。

 しかし、「創造力に富んだ企画を応募してもらうには、企業の責任を明確にする必要がある」(喜馬ディレクター)と判断。あえてトヨタブランドを前面に出した。

■新たなクルマ文化創りに、千載一遇のチャンス

 TOYOTA SOCIAL APP AWARDコンテストには、トヨタマーケティングジャパンが募集を締め切った5月13日までに1200件を超える応募があった。受賞作は6月に発表し、すぐに複数のIT企業などと開発に取りかかる。

 東日本大震災が起こったのは、コンテストの最中。クルマ離れに加えて、現状では減産と販売減にも見舞われている。それでも喜馬ディレクターは「コンテストで寄せられたアイデアは、トヨタにとっての無形資産。ソーシャルのインフラが整った今が、新たな『クルマ文化』創りに取り組む千載一遇のチャンスだ」と前向きに捉える。

 既に、商品や自社ブランドの宣伝にソーシャルメディアを利用する企業は多い。トヨタはさらにその先をにらみ、“顧客未満”の層に直接アプローチする手段としてソーシャルメディアを利用している。

次回(本連載の第2回)は、(1)潜在顧客との交流、(2)生の声を生かしたサポート、(3)新規ビジネスの創出――という三つの側面から、ローソンやソフトバンクモバイルなどの先進企業事例を見ていく。いずれも、顧客の懐に入って心をつかむため、ソーシャルメディアの力に着目し、活用している。 (次回に続く)

………………………………………………………………………………

3大ソーシャルメディアの実像

 「ソーシャルメディア」という言葉の定義は様々だが、「インターネットを利用して、人々をつなげる交流サービス」と考えると分かりやすい。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とも呼ばれる。

 ネット上に緩やかなコミュニティーを形成し、日記を書いたりコメントをつけたりしてコミュニケーションを深める。知人同士が親交を深める場であると同時に、新たな出会いの場でもある。コミュニティー参加者の意見を知るための、情報収集の場としても利用されている。

 そうしたソーシャルメディアの代表例が「Facebook」「Twitter」「mixi」だ。

 ソーシャルメディアで世界の先頭を走るのはFacebookである。全世界の利用者数は2010年末で約6億人、2011年5月には6億8000万人となり、世界のインターネット人口の約3分の1が使っているとされる。

 Facebookは2010年後半から日本でも存在感を高めており、2011年5月の国内利用者数は300万人を超えたと見られる。原則として実名登録が求められるのが、他の2サービスとの最大の違いである。

 Facebookの特徴の一つが、「いいね!」ボタン。利用者が気に入ったコンテンツであることを示す機能だ。「いいね!」ボタンを押すと、コンテンツは友人全員に共有され、口コミのように情報が伝播していく。Facebookは、外部のWebサイトでもこのボタンを利用できるように、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を公開している。

■情報収集に向くTwitter

 国内でユーザー数を急増させているのがTwitterだ。ニールセン・ネットレイティングスの調べでは、2011年3月の国内利用者数は1700万人を突破(家庭と職場のパソコンからのアクセス)。今なお増加しているとみられる。特定人物を「フォロー」することでつながるが、相手が知り合いでなくてもよい。情報収集ツールとして利用する人も多い。

 Twitterでは、一度に最大140文字しか書き込めないが、そこにWebサイトへのリンクを埋め込める。さらに、「リツイート」機能を使えば、ほかの人が発信した情報を、自分をフォローする人全員に一瞬にして伝えることができる。

 日本におけるソーシャルメディアの先駆けがmixiだ。2004年に本格的にサービスを開始し、会員数は2000万人を超えている。会員が友人を「招待」することで広まった経緯から、顔見知り同士が濃密なコミュニケーションを取り合うのに向いたサービスだ。当初は日記などが中心だったが、出身校の同級生を検索できる「mixi同級生」サービスなど、徐々に機能を増やしてきた。20代など若者層でシェアが高い。

 日本はFacebookが攻略し切れていない国の一つだ。mixiが牙城を守るか、Facebookが覇権を握るのか。国内のソーシャルメディア勢力図は、2011年中に大きく変わる可能性を秘めている。

日本経済新聞より

> 「クルマのピンチを救ってください」
> トヨタ自動車が長年抱える苦悩、それは20代のクルマ離れだ。悪い流れを断ち切るべく、トヨタマーケティングジャパンは、ソーシャルメディアを通じて若者層に直接“助け”を求めだした

長年コストカットを推進し、日本国内の雇用(正規から期間工、派遣などにシフト)を破壊し、車自体の魅力すら失せたトヨタ車、どうやったら買えるのでしょうか。

価格抜きで見て見ても

1)BMW 3シリーズ
2)Lexus IS
3)トヨタ マークX

この3台ならどれがクルマとしての魅力は高いでしょうか。
答えは明白だと思います。

> 「今の若者層は、すべての年齢層の中で最もクルマと縁遠いように見える。仲間内で『クルマが好きだ』と言うと、変な人だと思われるとすら考えているようだ」

まず車好き云々よりも、都会地に住んでいる方であれば自家用車を持つ必要性など無いです。鉄道、バス、地下鉄、あらゆる交通機関が発達している以上、わざわざ高い金出して駐車場を借りたり、高い税金、維持費を払ってまでも持つ必要性など無いですし、地方ならば維持費などを考えたら軽自動車や小型車で十分でしょう。
それ以上に就職氷河期な上に、日本人よりも支那人等の安い人材を雇ったほうがいいと言っていたのはどこのどなたでしょうか。

> 「企業側から一方的に商品や情報を提供しても、価値観の多様化した若者層には満足してもらえない」

果たして、そうでしょうか。今の若い方に最近のトヨタ車で興味が持てる車というのは本当にあるのでしょうか。

例えばプリウス。物としてはよく出来ていると思いますが、食指が動く様な車だとは思えませんし、ましてや今の若い方が買えるとはとても思いません。

これだけ不安定な就職状態が横行しているのですから、とてもではないですがローンを組んでまで欲しいという人は少ないと思います。

まずクルマやメーカーの魅力をCMで比べてみたいと思います(ここでは買える買えない以前にどちらが興味をもつかというところを重視します)







先ずは三つのメーカーの企業CMを載せてみました。
まず、興味を持てるメーカーはどれでしょうか?

少なくともトヨタの場合、上のCMよりもこちらの方がいまだ根強いイメージがあるかと思います。



自らこういうイメージを植えつけておいた以上、今更ながら若者に買って欲しいなんて言うのは如何なものかと思うのは自分だけでしょうか。

次にクルマ自体の魅力を動画で比較したいと思います







とりあえず、買える買えないは別としてどれが興味を持てるでしょうか。
もう少し等身大なクルマに照準を合わせてみます





同じ国産でサイズも同じようなクルマですが、興味が湧くのは果たしてどちらでしょうか。

たとえ、クルマが買えたとしても複雑な税金のシステムが重くのしかかってきます

取得時

自動車取得税(都道府県税)
自動車税(都道府県税)
自動車重量税(国税)
消費税(国税)

所有時

自動車税

車検時

自動車重量税

またメンテナンスも馬鹿になりません。そう考えると仮にトヨタが魅力のある車を作ったとしても、税金とメンテナンス(半年に一回のオイル交換)でかなりの金額が消えていきます。

景気は悪い、簡単にローンなど組めない、維持費は高くつく、おまけに生活もしていかなければいけない。しかもコスト削減で車自体に魅力すら無い。

そういう中どうやってクルマに興味など持てるのでしょうか。

どう考えても、トヨタは自らの過ちすら認めず、悪いのは消費者だというふうにしか取れないメッセージを流しているようにしか見えません。

何もトヨタに限ったことではなく、このままだと日本のクルマ業界自体育っていかないように思えます。真に車に興味を持ってもらうには

1)景気回復による雇用促進と生活の安定化
2)自動車にまとわる税制の抜本的な改革
3)コスト削減ではなくクルマの本質を重視したクルマづくり

いくらコスト削減をしたところで、製造コストはベトナムやタイなどには当然かないませんし、極端なことを言えば今まで100円かかっていた物を10円にした場合同等の品質を得ることなど不可能としか言えません。

ちなみに最近、日本のクルマ市場を見て見ても

1)新車が減っている(長く乗る傾向が強まっている)
2)普通車から軽自動車にシフトしている(これは地方では顕著だと思います)
3)国産車より輸入車が徐々に増えている

こんな感じがしてなりません。
そしてこの震災で尚更、自動車購入は冷え込むでしょう。
しかし、本来ならばこの震災で特需が生まれるはずなのですが現政権ではとてもそれができるとは思えません。

生活、経済、政治

どれも切り離せないものですが、2009年の衆院選に日本国民は景気回復よりも目先の利益(子ども手当、高校無償化、高速道路無料化)に食いつき、民主党を選びました。またこの震災においては天災から人災となり、なお景気は冷え込む方向になりつつあります。(増税等)このような状態でクルマなど買えるでしょうか。

このままではとてもではないですが、無理だとしか言い様がないです。
Posted at 2011/06/14 19:29:33 | コメント(20) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記
2011年06月13日 イイね!

もう一人の漢 ー 長渕剛





今更ながらとも思われますが、かなりの激務のため、ほとんど見る暇がありませんでしたので、今日になりました。

さて、長渕剛が被災地に慰問、これをどう見るでしょうか

人によっては、勇気ある行為と見るでしょうし、中には売名行為だと思う人もいるかも知れません。

ひとつ言えることは芸能人で被災地に行った人の話しというのは殆ど聞きません。強いて言えばエガちゃん位しか思い浮かびません。



いくら募金したとかという話は聞いても被災地に慰問に行ったという話は聞きません。それはそれでいい事ですが、どうも金額ばかりに目が行きがちな気がしてなりません。

むしろ、此の様に現地に赴き、被災者や自衛隊の皆様に今出来る事を行うそちらのほうが重要だと思います。





長渕剛のこの行動、あなたはどう思いましたか?
Posted at 2011/06/13 09:28:44 | コメント(13) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記
2011年06月03日 イイね!

ペテン師がペテン師といっても説得力ないんですけど

鳩山氏、早期退陣を要求 「ペテン師まがい」と批判

 菅直人首相が辞意表明したにもかかわらず、来年1月までの政権継続を想定しているように受け取れる発言をしたことを受け、民主党内で3日、小沢一郎元代表を支持するグループや中間派を中心に早期退陣を求める声が相次いだ。民主党の鳩山由紀夫前首相は同日午前、都内の自宅前で記者団に「内閣不信任案が否決されたら『辞めない』というペテン師まがいのことをしてはいけない。守らなければそれだけの処置を断固として取っていく」と早期辞任を要求。首相が応じない場合は追及のため両院議員総会開催を求める考えを示した。

 松本龍防災担当相は閣議後の記者会見で、首相の退陣時期を、東日本大震災の復興基本法案や第2次補正予算案にめどを付けた6月末までとすべきだとの考えを示した。

 小沢元代表に近い閣僚経験者も記者団に「名誉ある撤退を選ぶべきだ」と早期退陣を要求した。

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は党総務会で「進退を表明したのに反故(ほご)にして、いつまでも居座るのはいかがなものか」と批判。公明党の井上義久幹事長も記者会見で「時期を明示しなければ退陣表明に当たらない」と述べた。野党は午後の参院予算委員会で、首相に早期退陣を迫る方針。

 これに対し、枝野幸男官房長官は記者会見で、首相の退陣時期に関し「菅首相や鳩山氏が意図的に事実と異なることを言っているとは思わないが、非常に分かりにくい状況なのは残念。(いつ退陣するかは)首相の専権事項だ」と述べた。

 首相は2日昼の不信任案採決前に開かれた民主党代議士会で、東日本大震災復興や原発事故収束にめどがついた段階での辞任の意向を表明。党内からの大量造反を抑え、不信任案可決を回避した。

 しかし、2日夜の記者会見では、退陣の具体的時期を問われ「(原子炉を)冷温停止し、放射性物質がほぼ出なくなるところまで持っていくために全力を挙げる。当然、私の責任だ」と述べ、来年1月が目標の冷温停止を挙げた。

中日新聞より

> 民主党の鳩山由紀夫前首相は同日午前、都内の自宅前で記者団に「内閣不信任案が否決されたら『辞めない』というペテン師まがいのことをしてはいけない。守らなければそれだけの処置を断固として取っていく」と早期辞任を要求。

どこからどう突っ込めばいいのか分からないんですけど。
つか鳩って









こんなことを言ったりやったりしている人間ですからね。そんな人間がペテン師といっても説得力ないんですが。

まぁ別に鳩に限ったことではないですけどね。





あとこいつなんかは





公費で(無駄な)漢字テストを行ったり、海外でゴルフをしていたり、それに対して恫喝したりなどまぁ、そろいもそろってペテン師が多いんですが、この民主党には。

やはりこれでも民主党を支持するべきだと思いますか?
国民の命より、自らの政治生命維持を第一義とする民主党議員、並びに民主党政権を支持することがこの未曾有の危機からの脱却の近道だと思いますか?
Posted at 2011/06/03 15:04:03 | コメント(15) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記
2011年06月02日 イイね!

茶番劇

【内閣不信任案】茶番劇で否決へ 「一定の…」示さぬ退陣時期、鳩山氏も「理解した」

 「一定のメドがついた段階で、若い世代に引き継ぎたい」。2日午後、国会内で開かれた民主党の代議士会。野党3党から内閣不信任決議案を突きつけられ、剣が峰に立った菅直人首相は、東日本大震災への対応を見極めて首相を退陣する意向を示し、ついに“白旗”を上げた。

 不信任案への賛成を表明していた鳩山由紀夫前首相も「重大な決意をされた」と評価し、党が一致結束して否決するよう呼び掛けた。しかし、国難の中で繰り広げられた党内対立に、「コップの中の茶番劇」という色彩がより鮮明に表れた。

 民主党代議士会は午後0時過ぎから開かれ、菅首相は壇上で静かに着席。少し目を潤ませつつ、両手はじっと拳を握っていた。

 安住淳国対委員長らのあいさつに続き、一礼してマイクの前へ。冒頭切り出したのは、ふがいない自らの政権運営に対する「反省」だった。

 「大震災の中、野党から不信任案が提出されることとなった。私に不十分なところがあったことが、不信任案につながったと受け止めている。ご迷惑をおかけすることをおわびしたい」

 半面、懸命さもアピールする。「私の指導力や考え方について、不十分なことが多々ある。しかし、同時に、すべての政治家や公務員が全力を挙げて取り組んでいることについては、確認できるのではないか」

 首相はその上で、3つの目標を掲げた。被災地の復旧復興に向けた最大限の努力、民主党の分裂回避、自民党への政権交代阻止-。「地位にしがみついているのではという批判もいただいているが、首相としての責任をどこまで果たしていけるかを考えて行動してきた」とした上で、一つの決意を語り始めた。

 「大震災への取り組みに一定のめどがついた段階、一定の役割を果たした段階で、若い世代に責任を引き継いでほしいと考えている。その責任を、みなさまとともに果たさせてほしい」

 自らの退陣と引き換えに求めた不信任案の否決。大量造反が見込まれる中、たった一つ残された党分裂の回避策だったが、自ら明確な退陣時期は示さず、なおも無責任な印象を残した。

 “茶番劇”はなおも続く。約15分の演説後、最初に発言を求めたのは鳩山前首相だった。ちょうど1年前、両院議員総会で首相退陣を表明していた。

 代議士会の開催直前、首相と会談し、「東日本大震災復興基本法案を成立させ、第2次補正予算案編成のめどをつけたあかつきに、身を捨てて国難を救っていただきたいと申し上げた」と披瀝(ひれき)。「(首相は)重大な決意をされたと理解している」と述べ、党内が結束して不信任案否決に向けて行動するよう呼び掛けた。

 大山鳴動のお家騒動。混乱続きの政権与党に対し、野党側には、改めて失望や批判の声が広がった。

産経新聞より

> 「一定のメドがついた段階で、若い世代に引き継ぎたい」

これは前々から言っていたことと何ら変わってません。

菅首相:退陣要求を否定 「原発事故収束が役目」--衆院復興委

「優先すべきは大震災と原子力事故の収束だ。今やらなければならない責任を放棄できない。危機の中の危機を次の段階まできちんとつなぐのが自分の役目で、その義務を果たす覚悟だ」

これをただ言い直しただけにほかなりません。

しかし…



当日の朝までは不信任案賛成でありながら当日になったら反対に回るとか、棄権するとか、全く自らの発言の重みすら感じていないのが民主党議員です。

参考:有権者「卑怯」「被災地バカに」「単なる延命」

同じことを自民党がやったら連日、ワイドショーなどで取り上げられたでしょう。
実際には

不信任案提出 大義名分はどこにある

党首討論 不信任をもてあそぶな(6月2日)

不信任決議案提出 やはり大義は見えない

このような不信任案反対、自民党等に対するネガキャンが圧倒的多数です。

前々から書いておりますが、今回の災害は天災から人災になったものであり、天災から人災になった例は何も今回の震災だけではないというのを忘れてはなりません。







ぜひとも民主党に投票した有権者の皆様には

自らが入れた一票の重み

認識していただきたいものです。
Posted at 2011/06/02 17:00:04 | コメント(9) | トラックバック(1) | 時事関係 | 日記
2011年06月02日 イイね!

東北地方を見捨てたのはどちらなのか?

「見捨てられた」「今は復興が先」=不信任案に戸惑い、あきれ顔も-東北3県被災地

 自民など野党が菅内閣不信任決議案を提出した1日、東日本大震災で被災した東北3県では、震災復興や原発事故の収束を急ぐべきだという被災者の思いとは裏腹に、政局が急展開したことで戸惑いが広がった。
 菅直人首相が視察した岩手県陸前高田市の米崎小学校に避難する水産会社社長の熊谷直国さん(76)は「われわれに関係ないことで争って、見捨てられたような気分だ」とあきれ顔。「菅さんが来ても何も変わらなかったが、他の政党も頼りない」と肩を落とし、「とにかく先が見えない」と繰り返した。
 戸羽太・陸前高田市長は「やり方が悪いならトップを変えるより支えた上で改めさせる努力をすべきだ」と憤慨。「前に進まない状況にしているのも政治家だ。被災者のため仕事を止めるべきではない」と厳しい口調で訴えた。
 津波で経営していた飲食店と自宅を失った宮城県石巻市の山崎定三さん(63)は「今は内閣不信任ではなく、与野党の大連立をつくり、復興に向けて政治の知恵を結集してほしい。選挙はそれから」と話す。
 菅首相について、山崎さんは「決して良いわけではない。復興への対応が生ぬるく、後手後手に回っている印象」としながらも、「新しい街づくりは10年も、20年もかかる。当面の課題も山積し、与野党は協力態勢を組んでほしい」と語った。
 原発事故の避難者が身を寄せる福島市のあづま総合体育館でも冷ややかな反応。6歳と1歳の男の子を抱えて避難した福島県南相馬市の荒有加里さん(34)は「避難所に菅首相が来た時、大した話もなかった。政治より自分の生活がどうなるかが不安」と話した。
 南相馬市の高橋悦子さん(63)は「(与野党は)もめている暇があるなら、被災者に手を差し伸べてほしい」。同市の石井敬一さん(46)も「誰が首相になっても変わりはない。とにかく原発を何とかしてほしい」と訴えた。(2011/06/01-19:54)

時事通信より

> 「われわれに関係ないことで争って、見捨てられたような気分だ」

本当に見捨てたのはどちらなのでしょうか。
次の動画をご覧ください





枝野は他のところでは作業服でありながら、南相馬市ではフルアーマーでした。
つまり、枝野(=日本政府)は何らかの情報をすでに抑えていたからこそこういう行動に出たのではないのでしょうか。こちらの方こそ東北地方を見捨てたのではないのでしょうか。

> 戸羽太・陸前高田市長は「やり方が悪いならトップを変えるより支えた上で改めさせる努力をすべきだ」と憤慨。

支えても無理、無駄だというのがわかってないのでしょうか。菅政権を支えても、時間の無駄でしかありません。

> 南相馬市の高橋悦子さん(63)は「(与野党は)もめている暇があるなら、被災者に手を差し伸べてほしい」。



民主党は被災者より御身の方が第一なのですが?
枝野だけでなく、岡田もフルアーマーで行ったのは記憶に残っているはずなんですけどね。

> 同市の石井敬一さん(46)も「誰が首相になっても変わりはない。とにかく原発を何とかしてほしい」と訴えた。

民主党政権になってから、天災が人災になったケースは何も今回の震災だけではないんですけど。すでに宮崎の口蹄疫のことも忘れ去っているみたいですが…

これでも、まだ、民主党政権支えるべきでしょうか?
Posted at 2011/06/02 03:12:19 | コメント(12) | トラックバック(0) | 時事関係 | 日記

プロフィール

「ハイパワーターボ+4WD。この条件にあらずんばクルマにあらずか? http://cvw.jp/b/205797/47695443/
何シテル?   05/03 18:34
どうも、在仏歴2X年を終えて帰国したHeeroと申します。 最近、みんカラの活動はほぼ冬眠状態です(;´Д`)
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/6 >>

   1 2 34
567891011
12 13 14151617 18
1920212223 2425
2627282930  

リンク・クリップ

タイヤ館 イエスワン 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2023/03/05 22:12:20
 
アユミデンキ オフィシャルブログ 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2011/01/27 18:14:08
 
アユミデンキ 
カテゴリ:メンテナンス・アフターマーケット関係
2011/01/27 18:09:57
 

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
もうこんな車出ないだろうという事で無理して購入しました。 2L、ターボ、2万キロ以下なん ...
マツダ キャロル マツダ キャロル
アルトとキャロルで迷ったところ、マツダの方でスイフトの下取りや値引きなどで好条件を出して ...
スバル インプレッサ スバル インプレッサ
久しぶりのインプレッサです。 今回もFF車です。 作りとしては前のスポーツワゴンの方が良 ...
スズキ エブリイ スズキ エブリイ
ランサーの後継車はエブリイバンになりました。 ターボ車なので加速もいいですし、乗り心地も ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation