大変ご無沙汰しております。3月が最終更新という事で4ヶ月ぶりの更新となります。
何シテルでは時々呟いておりましたが、ブログは書けないほど多忙な毎日を過ごしておりました。
4月は国際プロジェクトマネージメントの資格の試験を受け合格、受注型大型プロジェクトでは先方から高い評価を受け、4月末にはフィンランドに一週間ほどフィンランドのイノベーション等を学ぶ為に渡航。また平行で当学部(技術革新およびプロジェクトマネージメント修士号コース)が運営しているFinnovationという協会のWeb2.0の担当をし、Facebook、Twitter、WordpressのWebマスター等をする等、かなりデスマーチの状態でした。
5月からはPoitiersにある某公的機関でインターンとして活動し、共創(Co-Creation & Co-Design)の担当をしているのですが、現在諸事情有って、とあるプロジェクトの引き継ぎ、並びに労働契約に関しての話し合いをしております。またご存知のようにフランス並びにEU圏はデフレに突入し、フランスは元々1981年以降就職氷河期が続いておりましたが、ユーロ導入後更に悪化し、現在では経済成長の見込みも無いのでフランスや日本だけではなく視野を広げて就職活動を行っております。
現時点では共創関係+インターンのレポート作成+論文作成とかなり忙しい毎日を過ごしております。
プラスαがついたのは久しぶりに時事関係の取り上げたいと思いましたのでおつきあい頂ければと思います。
日航、ヘルシンキ線で再起 欧州便「直行」「乗り継ぎ」2本立て戦略
日本航空は1日、成田空港とフィンランドの首都ヘルシンキを結ぶ路線を開設した。ヘルシンキを「玄関口」と位置づけ、欧州各地への乗り継ぎ需要を取り込む。同社は2010年の経営破綻に伴い、オランダ・アムステルダムやイタリア・ローマなど欧州3路線から撤退した。利用者の多いロンドンやパリは直行便、それ以外の都市はヘルシンキ経由の「2本立て」で欧州路線の巻き返しを図る。
ヘルシンキ線は、フィンランド航空とのコードシェア(共同運航)便として運航し、毎日1往復させる。当初は2月25日の就航を予定していたが、使用する最新鋭機のボーイング787がバッテリートラブルで運航停止したため、延期していた。
同社によると、ヘルシンキは日本-欧州間の最短経路上にあり、所要約10時間と、ロンドンの12時間10分、パリの12時間15分などに比べ短い。このためヘルシンキから乗り継げば、ドイツのデュッセルドルフへ向かう場合でパリ経由より1時間20分短縮できるという。
しかも、コンパクトなヘルシンキ空港は最短35分で乗り継ぎ可能なほか、フィンランド航空が50都市以上に飛んでおり、目的地の選択肢も豊富だ。
第1便出発を前に成田空港で行われた式典に出席した日航の植木義晴社長は「乗り継ぎを考えた場合、ヘルシンキが一番、地理的に有利」と利便性の高さを強調した。B787は燃費性能が従来機より約2割少なく、採算もとりやすいなど、ほかにもメリットは多い。
ただ、欧州路線をめぐっては今年4月、全日本空輸とドイツのルフトハンザ航空が昨年始めた共同事業に、オーストリア航空とスイス航空が合流。これにより、ドイツのフランクフルトだけでなく、ウィーン(オーストリア)経由やジュネーブ(スイス)経由の選択肢も増えた。
海外航空会社でも、アラブ首長国連邦(UAE)の国営エミレーツ航空が、ドバイを玄関口に乗り継ぎ需要の取り込みを強化。6月3日には、成田に続いて羽田空港にも乗り入れたばかりだ。
国内市場が頭打ちとなり、短距離国際線でも格安航空会社(LCC)の台頭で運賃低下が懸念される中、収益性のある長距離国際線の重要性はますます高まっているが、同時に競争も激化しつつある。
SankeiBizより
かなりこの話題で盛り上がっておりますが、個人的にはなぜ、ヘルシンキ便なのかという事に疑問を持ちましたし、そもそも、日航がなぜこういう事ができるのかという事自体、出鱈目と思っております。
まずこちらの動画をご覧いただきたいと思います
ご覧のように民主党政権時代に出鱈目な経営再建を行いながらメディアは殆ど伝えず、それどころか日航のヘルシンキ便の就航を礼賛しております。
確かにヘルシンキ経由だと直行便に次いで早い路線であるのは間違いないのですが、価格やマイレージ、予約の際の席の予約等を鑑みても日航が運営するメリットは殆どないですし、今まで通りFinnairとの共同運行で間に合ったはずです。
大韓航空は利用したくない航空会社の一つですが、少なくとも地方(千歳、新潟、福岡等)から発着があり、仁川経由で世界に行けるメリットが有ります。また、価格も日航や全日空と比べると若干価格が抑え気味なので一定の理解はできます。しかし、今回のヘルシンキ便は価格面を考えても全くフィンエアと勝負になりませんし、マイレージも然りです。
出鱈目な再建、血税で再建しながら不当競争を推進し、おまけに価格も決して安くない日航便。何かと言えばフラグシップと言ってますが、株主、銀行泣かせをさせておきながら、いざ再建したら利益は外国人にばらまく、こんな出鱈目が通用していいのでしょうか?
まず自分の場合はフィンエアを使いますし、全日空に関してはここ最近の経営方針を見ているととても賛同しきれませんので(特にLCCに関して)当面は凍結、日航はまずあり得ない選択です。
しかし、このような出鱈目な経営再建を主導したのは間違いなく民主党政権です。そしてその政権を選んだのは間違いなく日本国民です。このツケを支払うのは自分たち日本国民の責任でもあります。その責任の取り方は間違いなく
選挙に行く
という当たり前の事を行う事です。
もうすぐ参院選です。なにかとメディアは都合の悪い事実は隠蔽し、自民党に対しては不当とも言える様な政権批判ばかり(むしろ、民主党政権時代にはあり得なかった事)です。
今回の選挙においてはTPPや憲法改正も然りですが、何よりも
日本国民の未来
を選択する選挙だと言っても過言では有りません。
日本国の基盤を磐石にし、再度世界のリーダーになる可能性を選ぶのか、それとも脱原発等、国力を弱体化させ一部の外国勢力を優遇するあの暗黒の3年半に戻したいのか。答えは明確だと思います。
政策、候補者の信念などはマスゴミは伝えません。自らの目や耳で判断し、投票しましょう。
Posted at 2013/07/02 08:57:09 | |
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