学生時代、近くに『グランシェフ』という
イタ飯屋がありました。
最初、先輩に連れていって貰ったのですが、
これが大変美味しかった。虜になったとです。
地元にいた時には、スパゲティといえば
【ナポリタン】か【ミートソース】
麺自体も『これでもか!』という位に茹で上がり、
太いんだけど歯応えのない状態でした。
(今でも喫茶店なんかで、よくあるでしょ?)
件のお店で、アルデンテな細麺でペペロンチーノを食べた時の感動と言ったらもう・・・。
勝手にお店のリンク先を貼っちゃおう。なんか支店増えてるな~ >http://grandchef.ftw.jp/u42820.html
『この世の終わりに食べる物を唯一挙げろ』 と問われたならば、
『ペペロンチーノ・・・アーリオましましで!』
※正式名称【アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ】 アーリオ:にんにく オーリオ:オリーブオイル ペペロンチーノ:鷹の爪 との事
と応じても悔いは残らない位です。 (そして閻魔様に口臭をオミマイしてやります。)
昔グランシェフで頂いたペペロンチーノは、黄色パプリカや赤パプリカが入っていたり、
たぶんソースもオリーブオイル単独ではなくてブイヨンなんかを加えていたりと
結構手の込んだモノだったと思います。
しかし実際のぺぺ様は、そんな手の込んだモノではなく
1)オリーブオイル
2)にんにく
3)鷹の爪
4)ベーコン・・・書いてて気付いた。本当は肉なんて入らないらしい∑(゜△゜;)
5)パスタ
6)塩
以上!!という大変シンプルなものです。
というか、このレシピで店のメニューに出すのは勇気要りますよね?w
これも昔話、とある中部圏のイタ飯屋でメニューにあるぺペロンチーノをオーダーしたところ、
『今日は出来ません。他のパスタは出せますが。』と断られた事があります・・・。今でも謎です。
実際には、お茶漬けの様にササッと作ってササッと食べれる家庭料理らしく
(昔読んだ本では、アーリオ・オーリオは『素早く出来る』って意味だと書いてあったぞぃ・・・うそつき)
シンプルだからこそ、作り手の腕と意思に大きく左右されるモノだそうです。
自分が作る時に一番に注意するのは、塩加減。
パスタを茹でる時の塩を普段より一寸多めに。
そして、オイルと茹で汁を乳化させてパスタに絡ませる事。
失敗すると只の罰ゲーム・・・延々とパスタ味のパスタを食べ続ける事になります。
これがまた、よくシクジルんですけどね(;´д⊂)
まだまだ人様に出せる代物ではないです。
Posted at 2009/01/19 20:57:48 | |
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