グルメな一日目を終えて、二日目のスタートです。
この日は、ブラタモリで紹介された恋し浜のホタテを目標に、リアス式海岸沿いを走りながらのドライブです。
ホテルから見た日の出。
てっきり晴れかと思いきや、思いっきり雨降りでした・・・
まずは朝食。
塩竈市の朝市へ出向き、海鮮物を頂きます。
事前にピカ20Sさんより、仙台情報とともに「はらこめし」を紹介されていたのですが、この日は市場めし(ごはんとあら汁をもらって、自分たちで購入した具材を盛り付けできるマイ海鮮丼)が出来る日だったこともあり、限定30食のはらこめしを泣く泣く諦め、マイ海鮮丼作成に勤しみました。
致命的な盛り付けセンスながら、ネタが良いので美味しいです。
市場は広く、色々なネタを探し求めるのも面白かったです。
その後は太平洋沿いをドライブしていきます。
道中風も強まり、小雪も舞う天候と相成りました。
石巻市立大川小学校跡
東北太平洋地方となると、東日本大震災が紐づきます。
大川小学校では、震災当時の対応及び事前体制の不備について過失が認められ、遺族側が勝訴しています。
実際に現場を訪れて思いましたが、当時のハザードマップでは浸水エリアになっていないことを踏まえると、すぐ近くを流れる北上川は確かに流域面積は広大ですが、海岸から4kmほど離れたここまで津波が遡上してくることを予見するのは現場の教職員には難しかったと思います。
しかしながら、万が一を考えれば、前もって校庭の裏山を避難場所として整備することはできたんだろうなと。高台としてはうってつけですし・・・
子ども達は教職員の指示に従うしかありませんし、想定外とか規格外という言葉で終わらしてはいけない事案だったはずで、遺族側が勝訴したのは良かったと思います。
これを機に、全国の教育機関における防災対策が見直されることで、今後も多くの災害が起こるであろう日本において、助かる子どもの命が増えればいいですね。
この日は暴風警報が出るような風の強さでもあり、雪模様も相まってロードスター撮影が全く捗りませんでしたが、リアス式海岸沿いの道をドライブしていき、東日本大震災津波伝承館へ到着。
奇跡の一本松
一本松を除いて、密集していた松林も今となっては姿形もありません。
伝承館の資料を見てから、いよいよ恋し浜駅へ伺います。
もともとは地名に由来する小石浜という名称でしたが、2009年に恋し浜に改称し、以来恋愛におけるパワースポットとして有名になっています。
ホタテの名産地だけに、ホタテの絵馬が待合室に飾られていたりと三陸らしさを感じます。
休業!?
ブラタモリ放送後早々に来たのですが、冬場(10月~4月)は原則休業だそうで・・・←下調べせずに来ていたのが妻にバレる\(^o^)/オワタ
ところがどっこい、たまたま団体予約が入っており(都内の女子サッカーチームの合宿打ち上げとか何とか)、ご一緒させて頂いてホタテを頂きました!
時季がら小ぶりサイズらしいですが、食べられるだけ有り難いですわ(*'▽')
小ぶりとはいえ、身は凝縮されており食べ応えがありました。
打ち上げに乱入させていただき恐縮でしたが、頂くものを頂いてそそくさと退散です。
ブラタモリに出演されていた方ともお話しができ、ホタテも運よく食べられて良かったなぁ・・・
つかの間の晴れ間を利用して、越喜来湾とドロドロなロードスター撮影。
三陸らしい風景とロードスターの写真はこれくらいしか撮れませんでした・・・
夜は再び仙台へ。
仙台港近くのホテルへチェックインし、のんびり過ごしました。
~翌日~
長野までの帰宅途中、仙台市若林区の東日本大震災慰霊の塔を訪問。
震災遺構というのでしょうか、当時の被害跡がそのまま残っており、津波の威力を物語っていました。
穏やかな太平洋が物悲しく感じる場所です・・・
ロードスターはドロドロになった割に撮れた写真はあまりありませんでしたが、グルメに歴史に色々と感じることのできる旅となりました。
汚れついでに翌週もドライブしましたので、また別のブログで。
Posted at 2021/01/02 13:44:49 | |
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