先日、ロードスターのユーザー車検(多分7回目)に行ってきまして、無事2年延命できました。
ヴィッツでの出張車検などを除くと、これまでほぼ神戸陸運局で受験してきましたが、今後を見据えて初めて奈良陸運局でのユーザー車検に挑戦しました。
まずはいつも通り点検を進めていきます。どうやら点検記録簿の様式が変わったようで、昔からの懐かしい感じの絵があるものではなく、現代的な感じの記録簿を作成していきました。
まあ正直、改めて点検するまでもなくフロントブレーキパッドは残量がほとんどなかったので事前に発注しておいて交換しました。
今回、妻の協力が得られなかったので、久々にワンマンブリーダーを用いてブレーキオイルも交換しました。以前使った時もブリーダー開度を大きくしていると簡単に圧力に負けてホースが抜けた記憶があるので、ブリーダーは極小開度で作業しました。
開度が小さいのでペタルが重く、結構難儀でした。中が正圧の時にしか開けない2人でやる方式に対して、いつもひらっきっぱなしになることからブリーダーの隙間からエアが入るのではないかと懸念していましたが、全く問題なく交換することができました。
車検とは直接関係ないですが、今回腹下をじっくり眺めていると私のロードスターはかなり錆が進行してきていて、いつまで乗れるか不安な状況です。雪が降ると一手に通勤を引き受けさせられるので、融雪剤による影響がとても深刻です。このシーズンはかなり防錆剤を塗布して臨んだにもかかわらずこの状況とは…。と結構ショックを受けました。
そうはいってもまだまだ活躍してもらわねばならないので、気持ちを入れ替えて車検に臨みます。
いつも自賠責は事前に加入していたのですが、今回時間が無くて当日加入のためいつもより多めに現金をもって奈良陸運局に向かいました。
窓口で「ユーザー車検です」と言ったところ、5レーンをお勧めされましたが、個人的にはマルチテスターラインにはテンポについていけなかった
トラウマがあり、「もしかして5レーンってローラーがホイールベースに合わせて動いて4輪一気に検査するやつですか?」と聞いたところ、「そうです」とのこと…。「6レーンは車を動かして1軸ずつ検査するやつですか?」と聞くと「そうですよ」とのことだったので、迷わず6レーンに直行しました。
外観や灯火具はもちろん問題なし。今回は最近流行りの警告灯点灯をエンジンoffのIG ONで入念にチェックされましたが、そもそも3つしかランプがないので余裕でした。「B6はエンジンは型式右側でしたっけ?」と、以前「
ユーノスってどこの車ですか」と言われた時とは違って車が好きな感じの検査員さんと談笑しつつ、次の排ガス兼光軸検査に進みました。
奈良陸運局では車を停めてライトをつけておいておき、光軸検査をしている間に自分で排ガス検査をするという時間ロスのない合理的なスタイルでしたが、これまで僕は自分が乗った状態でしか光軸検査をしたことがなく、人が乗ってない分ずれるじゃないか??と思いました。でも考えてみれば光軸を合わすときは人が乗っていないことが多いので、今までのほうがずれていたような気がします。
実は光軸検査、このロードスターを入手してからずっとノーメンテで合格し続けており、リトラクタブルという構造を考えると、本当に驚異的だなと思っています。ヘッドライトユニットを設計した方としっかりとしたものづくりをされた方は本当に尊敬に値するなと思っています。
幸いなことに今回も1回ですべて合格でき、自賠責の契約で少し待ったにもかかわらず陸運局滞在時間30分で車検終了という新記録を樹立できました。
これにて平成32年(しかし、確実に平成32年は新元号になっているような…)まで延命できました。平成2年式なので、車検満了時には車齢30年、「新しい方の車」と言いつつも結構な古さになってきたな…と思いつつ、どこまでいけるか試してみたいと思います。はてさて錆をどうしたものか…。
Posted at 2018/05/20 21:19:07 | |
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