僕の'83GTIですが、もう15年ぐらい前に作ってもらったスペシャルヒールアンドトー対応アクセルペタルがついています。結果として純正アクセルペタルストッパーが効かず、
サーキットで思いっきり全開にするとスロットルワイヤーが抜けるトラブルがあり、対策として
ペタル裏に硬質スポンジを張り付けていました。
その結果、フロアマットを敷いた状態ではアクセルが全開にならないという状況でここ10年以上過ごしていました。今あるマットを切ってもよかったのですが、切ったところが汚くなりそうでなんだか踏ん切りがつかずズルズル来た感じです。
ところが最近、ネットで形状データを送ればその形状のマットを割とリーズナブルに作ってくれるところがいくつか見つかったので、何とか
CADも使えそうな目途が立ったので、自分で形状を作って依頼してみることにしました。
測定-形状作成-マット作成依頼の様子は
こちらの整備手帳をご覧ください。
習ったわけではないので、当然ながらCADは超悪戦苦闘状態になります(汗)。1つ1つの操作をネット検索しまくるわけで、いやはや牛歩戦術状態で大変でした。そもそも新規ファイルをどうやって作るの?みたいなレベルです(汗)。
なんとか出来上がった形状で、いきなり制作を依頼するのも怖い気がしたので、いったん紙に印刷してもらいました。A4に分割印刷して張り合わすと張り合わせるときのズレが大きそうだったので、これまたネットで探した印刷屋さんにお願いしました。
ポスターよろしく筒に入れられて届いた型紙をハサミで切り、車に敷いて確認してみると、やはりというかいろいろと微調整が発生しました。
微調整したファイルを今度こそマット屋さんに送り、出来上がったマットは無事きれいにフィットしました。
アクセルペタルスポンジの逃げもいい感じです。ゴルフ1、2はズレたマットがクラッチペタルに引っかかる現象が出やすいので、そこも考慮してデザインしました。
フロントだけにしようかとも思いましたが、せっかくなのでリアも作りました。
意匠が統一されて、純正オプションですといってもバレないかもしれない?!自然な仕上がりとなりました(ヤレ感がなさすぎでさすがに厳しいでしょうけど)。
3連メーター用油圧分岐ブロックに続き、自分でデザインしたものを使って長年の懸案を解決できました。コンピューターやネットの発達などでいろいろなものが個人レベルでも作れるようになり、とても便利ですね。
余談ですが、久々に公道でも全開にできるようになり、料金所脱出加速などでゾクゾクするような加速感を味わえるようになり、思わずニンマリしてしまいます。これで最近登場した強力なライバルにある程度ついて行けるかな?!
Posted at 2021/04/17 23:59:52 | |
トラックバック(0) |
ゴルフ1 | クルマ