ひらっち氏の36アルトワークスへのリモコンエンジンスターター取り付け、
先日クラッチを踏めば稼働する状態までは持っていけましたので
残す作業としてクラッチスタートキャンセルを行います。
クラッチスイッチとクラッチスタートスイッチ、
この2つのスイッチをアースさせることで
「クラッチを踏んだ」状態にでき、
プッシュスイッチを押せばエンジンがかかるようになるのですがいかんせん、
常時キャンセル状態ですとインパネ内の「グリーンマーク」が付きっぱなしになったり
内部でどういう待機処理が行われているか判らず、電気消費も少なからずあるだろうと。
なのでリモコンエンジンスターターを起動させた際に自動的にキャンセルできるようにします。
考え方としてはリモコンエンジンスターターがエンジンスタートの信号を受信し、
その時点でIG1、セルが回っている間も切れる事のない電源からリレーへ電源供給、
それをトリガとして各スイッチをアース、キャンセルする仕組みに。
そう思って組んでみたのですが・・・これが実は上手くいかなかった。
ネット上にはこれで動作するようになったという諸氏が多かったのですが・・・
状況を鑑みるに、今回装着した
エンジンスターターのレスポンスが良すぎるのが原因かと。
アルトワークスのIG1電源が供給されるようになるまでにセルを回そうとしてしまうのである。
旧式のエンスタのようにディーゼル車用のグローを焼く時間を設けた遅延機能や、
リトライ機能があれば始動できそうなものですが・・・その機能のいずれもが無い orz
考えたよ・・・そりゃ色々考えたよ。
でここに至った。
キャンセラー起動リレーへの電源供給をIG1とACCのハイブリットにしました。
ACCのほうはIG1よりも先に供給を開始されるのでこれで給電させようという算段。
そしてセルが回っている間はACCは遮断されるのでIG1で給電させると。
逆流防止のためにダイオードをそれぞれに設けていざテスト
「きゅるるる・・・ぶぉ~ん♪」
ついに・・・リモコンエンジンスターター回路が完成致しました orz
ちなみに副産物として、車内にスマートキーがあれば
クラッチを踏まなくてもプッシュボタン2度押しでエンジンがかけられるようにもなりました♪
んで。
最後にあとキーレスの追加システムを組み込むだけになったのですが・・・
組み込むべき場所やらを確認して・・・これ難易度高くない?って。
http://www.e-comtec.co.jp/taiou/dat/wrs/w118.pdf
ロック信号線とアンロック信号線の場所などは確認したのですが
「これを切断して両端をギボシ加工、それ(計4本)をユニットに入力する」
えぇ、正直場所が狭すぎるわ、配線は細すぎるわと
切断した配線をギボシ加工するの非常に困難なのですが 汗
やって出来ないことは無いのですが・・・ちょっとリスクが高いなと。
この後の仕事の状況もあったので取りあえずここまでで作業完了と致しました。
まぁ何にせよ無事にエンジンスターター自体は稼働できるようになったので良かった。
・・・これこの作業だけ手練れの黄色い帽子さんにお願いできるかしら??? >某氏
この後ちょっと忙しくなったりなんだかんだでドタバタ、
帰宅してから例のアレの納品などがありましたがそれはまた明日にでも ( ̄¬ ̄)
Posted at 2018/10/28 12:10:41 | |
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