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2024年01月20日 イイね!

Ferrari 348GT Competizione CORSA

Ferrari 348GT Competizione CORSA知り合いのスーパーカー乗りの秘蔵車である超特別な「フェラーリ 348GT Competizione CORSA」を紹介します~^ ^

【348GT Competizione CORSA】



但し、簡単に「348GT Competizione CORSA」を紹介すると、知らない人は絶対的に『単なる348のレース仕様だ』なんて思ってしまうので、
本当の348の歴史を解説しながら紹介します~♪

◆マニアでも″普通のCORSA″までしか知らないだろうなぁ〜(゚∀゚)

【348GT Competizione CORSA】



「348」といえば、フェラーリ創始者のエンツォ・フェラーリが亡くなった後に誕生した新生フェラーリの1号車なのだが、
実は、開発時期が現在の“強く速いフェラーリ”を再生したルカ・モンテゼーモロがまだ社長に着く前である為に、真に速くなったF355以降のフェラーリ市販車とはちょっと異なるモデルなのである~。。。


つまり、フェラーリ指導者不在時の最後のフィアットプロデュースという珍しいフェラーリである為、
正直に言ってしまうと、姿や形や構成は現代フェラーリなのに、肝心の走りは速くも遅くもなく、
危うささえある「80年代」のフェラーリに近いのである。。。
正直、非常に中途半端と言えるし、逆にそれを理由に希少なモデルであるとも言えるのが、「普通の348」の正体なのである~~。

【348GT Competizione CORSA】



余談だが、「普通の348」には「tb」と「ts」があり、それぞれクーペとタルガトップを表す。
だから「普通の348」というのは、正式には「348tb」又は「348ts」のことを指すのである~。。

そして当然ながら?!世の中にある全ての「348」のうち、約97%(殆ど)が「348tb」と「348ts」である。
また、その生産数の殆どは1990年初頭から1991年前半までに大量に生産され、一応1992年式も存在しているが、ハッキリ言うと1991年前半までに作られた売れ残りを販売したものなので、
真の1992年式(1992年生産)の348が本当にあるのかは実は不明なのである…。。

【348GT Competizione CORSA】



そして、その「普通の348」の生産末期に、現在のフェラーリ再生の立役者である「ルカ」が社長に就任し、
F1と共に市販車の改革に乗り出したのである~!!

だから、完全なる新生フェラーリ第1弾は「F355」なのだが、実はその前に手を付けていたのが、「512TR」と「348GTB」(「普通の348tb」ではない!)なのである~♪♪

1993年に発表発売された「348GTB/GTS」は、外見こそ「348tb/ts」と殆ど変わりない(アンダーボディーが同色に塗られている&「GTB」/「GTS」エンブレム)が、中身はかなりの改良を施した車なのである~!!
エンジンはたった20psだけだがしっかりパワーアップを果たしているし、中でも一番改良されたのがボディーやサスペンションなどである~!!!
(348スパイダーも同様のエンジンとサスペンション)

そう!!「ルカ」は完全なる新生フェラーリ第1号である「F355」を、満を持して世に送り出す為に、「348tb/ts」を大幅改良した「348GTB/GTS」を「F355」が発表される前年にも関わらず、世に出して世の中に問い始めていたのである~!!

【348GT Competizione CORSA】



もちろん「348GTB/GTS」の評価は非常に高く、それまでの「348tb/ts」とはまるで別物のような操縦性を示し、高いスタビリティーと攻めることが出来る真の348をアピールしたのである~!

まさしくそれは、エンジンパワーこそ低いが「F355」そのものと言えるほどの車体やサスなのである~!!


そしてすぐに、その「348GTB/GTS」をベースに「348GT Competizione」が誕生する~!
そう!!その名が示すとおりレース仕様車で、僅かに世界限定50台(正確には56台と言われている)の希少車なのである~!!

但し、この「348GT Competizione」は、本命の完全なレースベース車である「348GT Competizione CORSA」の公道バージョン(公道用)という役割であり、
その後のモデルで言い表すと、「360モデナ」の「360チャレスト」、「F430」の「430 SCUDERIA」というポジションである。

【348GT Competizione CORSA】



そしてそして、大本命のレースベース車「348GT Competizione CORSA」がほぼ同時に発表されている。
世界限定10台(正確には12台とも言われている。。)の超希少車~~!!!
『CORSA』〜!!!

そう!つまり、今回紹介する車がこの超希少の12台のうちの1台なのである~~!!!
しかも、12台のうち最初の3台は、ミケロット(チューニング屋)ではなく、フェラーリ本社で作られた純粋な「348GT Competizione CORSA」なのである~!!!
その超超希少な純粋な3台のうちの1台が、この車なのだ~~!!!!!(超凄い)

その証拠に、
・フロント : ワンオフの固定式ヘッドライト(普通のCORSAは348そのまま)
・リア   : F40のテールランプを使用(普通のCORSAは348そのまま)
・シート  : 「跳ね馬」浮き彫りバケットシート(普通のCORSAは「OMP」マークのOMP製)
・ホィール : OZ製マグネシウムホィール(普通のCORSAはSPEED LINE製)
・ブレーキ : AP製である(普通のCORSAはブレンボ製)

“普通(ミケロット)の” 「348GT Competizione CORSA」より、非常にアグレッシブで一段上の装備が最初から装着されているのだ~!!!(初期の純粋な3台のみ)

しかもこの個体、GTBベースではなく、GTSベースという稀な車であり、「348GT Competizione CORSA」では通常ありえないであろうと思われる、タルガトップ(屋根が外せる)なのである~!!!


【348GT Competizione CORSA】





さらに言えば、『フェラーリ純粋の初期3台のうちの1台』で、しかも『GTSベース』の「348GT Competizione CORSA」は、世界でこの車のみ、たった一台であると思われるのである~!!!!!


Ferrari 348GT Competizione CORSA
Max Power : 362ps/8000rpm[ベース] (レース時最大:460ps、ノーマル348GTB:320ps)
Weight  : 1,320kg [ベース] (ノーマル348GTB:1,465kg)


後に、ルマンに出場した車輌が「348GT Competizione LM」である~~!!







●この「CORSA」からは、ルカの成功への挑戦心が非常に強く感じられるのである…。。。



・カメラ&レンズ
Canon New F-1 + FD 85mm F1.2L
Canon AE-1 PROGRAM + FD 20mm F2.8 & FD 28mm F2.8

・フィルム
RVP100(フジクローム ベルビア100)
EKTAR100(コダック エクター100)
Posted at 2024/01/20 22:37:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2024年01月07日 イイね!

マセラティ MC20 試乗~!!

マセラティ MC20 試乗~!!昨年、試乗し損ねたマセラティ MC20に試乗できたので報告致します~!!


マセラティと言えば?!クアトロポルテやグランツーリスモ、最近ではギブリやレバンテ(SUV)と言ったところがメジャーなモデルであるが、


オレ的には第一次スーパーカーブームの時のボーラやメラクのミッドシップカーが思い出される。


但し、ボーラやメラクと言ったスーパーカーは特別である為、やはり庶民的?!にはクアトロポルテなどの乗用車の方が身近に感じるだろう~!
実はオレも半年間だけどガンディー二デザインが人気だった4代目クアトロポルテを所有したことがある~^^
エヴォルツィオーネ コーンズセリエスペチアーレという50台限定車だった~↓↓↓


エンジンは2種類(V6、V8)のV8ツインターボの方で3.2L 336馬力の大パワーだったが飛び抜ける程に速くはなく、ターボ過給による大トルクを活かして高速道路で真価を発揮するような感じであった~!
流石に燃費は悪く、普通に踏んでも5㎞/Lだったので庶民にはキツイ、、
それよりも凄かったのは、フェラーリやランボと同様?!に周囲に放つ威嚇力は半端なく、後方の車はどの車も10m以上も離れているし、割り込みも簡単且つ絶対に煽られることが無かったというのがこの車の凄いところだった~^^多分893さんと勘違いされていた爆


程なく?!当時安価だったポルシェ(964)に乗り換えた為、それっきりになったけど~。。
ブレーキマスターシリンダーを交換した際の部品代の高さには驚いたので、それっきりになって、実は良かったのである~^^まさしくフェラーリ並み爆

話を戻してMC20の方だが、、、
その前に「MC12」という特別なスーパーカーが有ったので、一応紹介しておこうと思う~^^これぞスペチアーレ爆


要するに、当時フェラーリのスペチアーレである”エンツォ”(創始者の名を冠した)をベースに、マセラティのレーシングカーとして誕生した車だが、公道バージョンも有り合わせて約60台が生産された~!!


まぁ、本当に特別車(スペチアーレ)であるので、MC20と関係あるかというと系列的にも全く関連は無いのだが、単に、ミドシップであるということと”MC”という名前が同じなので取り上げてみただけなので~^^参考爆

本当に話を戻して、MC20の試乗記を~!!


先ずは、目を引くこの流麗なボディー~♪


ボディーサイズ:4670×1965×1220mm
ホイールベース:2700mm
車重:1640kg
駆動方式:MR
エンジン:3リッターV6 DOHC 24バルブ ターボ
トランスミッション:8段AT
最高出力:630PS(463kW)/7500rpm
最大トルク:730N・m(74.4kgf・m)/3000-5750rpm
タイヤ:(F)245/35R20 /(R)305/30R20



跳ね上げ式ドアを開けると、マクラーレン?!かと思わせるカーボンモノコックボディーと乗り込む時の身体の入れ方が非常に似ている~!
因みにカーボンモノコックボディーはダラーラから供給を受けているとのこと〜!!



メーター関連やダッシュボードは、最近お決まりの液晶パネルなので味気ないのは仕方ないのだが、座った瞬間に身体にフィットする感覚やとてつもない剛性感には、やはりマクラーレンなどの最新のスーパースポーツカーと全く同じと言っていいだろう~!!




ドライサンプで90°V6である為、エンジンは非常に低い位置に在ることが判る~!!


各部の操作感も同じく、跳ね上げドアの開閉感覚や、程良いステアリングの重さ、剛性あるアクセル&ブレーキペダル、そしてドライブモードセレクターのなどの使い勝手の全てが、不安なくガッチリ&キッチリと節度を感じる操作感であるし、反応も極めて自然なフィールなので、より現代的な安心感を感じるのである~^^




いよいよ走り出して感じるフィールも、その延長線上にあり、いや、その感覚を更に助長するかのようにカーボンボディーの超剛性が全ての地面からの入力を受けても一切動じること無く、無音(何一つミシリと発しない)のままでいることに驚かされる(もう、この時点でレースカーかと)

その剛性感に驚いたのも束の間、ドライブモードを直ぐに”スポーツ”へ切替えてみると、更にサスペンションとステアリングは引き締まり、排気音もターボ特有の野太く響き渡るものになる~!



(完全に)舐めるようにアクセルをゆっくりと踏み込んだだけなのに、津波が来たかのような大トルクが背中をグッと押してくるのである~!!
本当に大袈裟ではなく、逆に信じ難い程に未だ低回転域(2,500rpmくらい)なのに何故?!?!?!というくらいの超大なトルクが襲ってくる~!!!

そして、更に1㎜程度(ホントに)右足に力を入れた瞬間~!!
リアタイヤがダダダダっと地面を激しく叩いたのである~!!!!!

当然直ぐに右足を緩めたのであるが、これに少し驚いたのも事実。
つまり、トラコンが効いているはずのスポーツモードでもリアタイヤが暴れてしまうのか?!いや、すぐに察知したのは季節が真冬で気温が低く、極太の最新ポテンザスポーツという専用タイヤでも温まっていない状態では、超大なトルクを制御しきれず空転ということなのだろうが、、、

それにしてもである~、、
いくらなんでもトラコンがON状態であるなら、ここまで激しく空転することは無いというのが、最近のスーパースポーツカーの制御技術だとオレの最近の試乗経験から言えることなのだが、、、いや、真冬の条件と共に、このエンジンが低回転域から発する超大なトルクは、まさに巨人の大脚力のように、トラコンの制御も効かぬ程に暴れるということなのだろう~!!!!!

一瞬、恐ろしいと思った反面、そんな状態でも全く動じない超ボディー剛性がピタリと足踏み状態をコントロール下においていることに驚嘆したのも事実であった。

とにかく、このエンジンのトルクは恐ろしい程に超大であると共に、ボディー剛性も物凄いことが判ったのである~^^もう少し暖かい時期又はタイヤを温めないと

ハンドリングも当然良いのだろうが、試乗コースでその良さを味わえる機会が無かったので、何とも言えないが、操作は終始スムーズ且つ正確である~!!


ブレーキについても同様だが、カーボンブレーキ特有の冷えている時の初期制動力の不足は有るものの、踏み込んだ時のタッチや剛性感などは底を感じることは出来ないほど凄い踏み応えであった。

バックミラーも最近の車同様にカメラによる映像なので、ミドシップ特有の見えないという欠点を完全に払拭している。


エンジン音自体は全くうるさくなく、排気音はターボ特有の重低音に終始する、目立つのは低回転から活発に回るターボ音が耳に容赦なく入ってくるのはレーシーに感じる~!!

今回の試乗でこの車の脅威的な部分を言えば、3Lツインターボの怒涛の大トルクであろう~!!
たかが3L?!なのに、70㎏f以上のトルクを低回転域から簡単に発することは脅威に感じるほど物凄い~!!!

それを実現できるのは「プレチャンバーシステム」と言う副燃焼室技術のようなものであり、それは主燃焼を如何に盛大に燃え尽くすかを実現する上で必要なシステムなのだろうと思う~

マセラティはこのエンジンをゼロから自社開発していると豪語しているが、多分、フェラーリF8のV8ツインターボエンジンの6気筒バージョン、つまりアルファのV6ツインターボをベースにしているものと思う~
そうでなければ、こんなにも凄いパワーのエンジンを簡単に作れない~!!

オレ的に結論を言えば、イタリア製マクラーレンと言うのがこの車の全てかと~^^!!


もう10年前から感じる最近のスーパースポーツの性能や方向性は、どのメーカーも殆ど変わらずで、物凄い大パワーと超剛性のボディーと最適なサスペンションとカーボンブレーキがそれぞれの車のベースになっているから、形は違えど、アウトプットは皆同じになるのが、最近の傾向であることに間違いない~!!

それでは何処に各メーカーとして違いを作り差別化するのか~?!

そしてユーザーも何処に違いを見出して、何を求めて選択するのか~?!

似て非なるものなのだが、アウトプットが似すぎているのも事実なので~^^、、

さて、皆さんは今のスーパースポーツカーの中で、何処に違いを見出して何を選択しますか~??

Posted at 2024/01/07 02:30:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記

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「@Foglio-kai パイセン、程度と値段的に非常に良いかもですね〜^ ^買い爆
こちらに知り合いの店に、ザガート(本物)が有ります〜!!先日自慢されました〜(´∀`)やっぱ155は8Vだと言ってましたよ〜♪」
何シテル?   04/30 11:54
群馬出身なので!?若葉マークから榛名、赤城、妙義、碓氷、日光へ通う週末♪(イニDはその後に誕生) 自分の限界(下手さ)を感じて外車スポーツで大人しくツーリング...
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