ほり.のブログ一覧

2017年公開のアメリカ映画
原作は、遠藤周作の「沈黙」です。
マーティン スコセッシ監督
彼はタクシードライバー グッドフェローズ ディパーテッドなどを撮った名監督。




江戸時代、キリスト教への弾圧の中、ポルトガルからロドリゴ神父とガルペ神父が密入国する。
彼らが探すのは、自分たちの師であり、日本で信仰を捨てたと報告されたフェレイラ神父。



よく、アメリカ映画の中に登場する日本人は、僕たちが見ると「何か変」と感じる描き方をされる事が多いのですが、この映画ではとても丁寧に日本人の考え方、良さが表現されています。

流れ着いた辺境の地で信仰の尊さを説き、村人達に敬愛され、自分たちの価値を再確認する神父達。
しかしながら、強まる弾圧から彼らを守るために、命を落とす農民たちを見て、自分の無力さを知り、神の存在や信仰の意味に疑念を抱き始める。

「キリスト教を否定するわけではない。ただ、今の日本の世に合わないものなのだよ。」
ロドリゴを説得する長崎奉行の台詞です。



江戸幕府はたしかにキリスト教を弾圧しましたが、藩とて片っ端から信者の命を奪ったら、年貢が取れず、産業が止まり、財政が揺らいでしまう。しかし放っておけば幕府から目をつけられる。とにかく改宗させ（形式で構わないから、という武士の台詞が何度も出てきます。）穏便に働かせたい。

踏み絵を出し、「少しでいい、一瞬でいい、隅の方でもいい、踏み方は問わない。」

宗教、信仰、命について深く考えられる映画です。

2010年公開のフランス映画
リュックベッソン脚本のCIAエージェントもの。



ストーリーはありきたりで、捻りはありません。

組織の陰謀や力関係による軋轢、複雑な人間模様などはあえて描かれていないので、
「そんなに単純？？」
と感じてしまう人は、ハリウッド映画の見過ぎです(^^)

「ワールド オブ ライズ」辺りの、諜報作戦の駒として使われるエージェント個人の感情模様などを期待すると、真っ向から裏切られます。

ジョン トラボルタが大好きな人（僕もファンです）は満足する映画です。
スキンヘッド、髭面、太っちょな男臭いトラボルタが大活躍。
アウディとボルボのカーチェイスもなかなかの出来です。




ラストの大使館での山場は軽過ぎるかな、と思いますが（犯人はどうやって金属探知機をパスしたの？とか。）、難しいことを考えずに楽しみたい人にはオススメです。

僕としては70点かなあ。

2014年のドイツ映画です。
劇場公開はされていないようです。

ちなみに「バディ」は二人組のこと。



真面目な銀行員ティルが、銀行強盗に来たナッポの人質にされて連れ去られる。

逃亡する犯人と人質。

ところが色んな勘違いやタイミングのズレで沸々と湧き出してくるティルの日頃のストレス。それをなだめながらも爆発して暴れ回るティルのせいで様々なトラブルに巻き込まれ、それでもティルを助けるナッポ。

最早どっちが悪党かわからない破茶滅茶状態へ。

コメディなので楽しく観られますし、
「そういうまとめ方もあるのね！」
なハッピーエンド。

おススメです(^^)

オリジナルのメーター


付け替えたメーター


オドメーターをバラして距離を合わせる事も出来ますが、自分が分かっていれば良いのでこのまま付けました。

同時にタコメーターも入れ替えました。

試乗し、正常に動くことを確認。