今朝の北多摩は快晴。
ご無沙汰しています。2年ぶりの投稿になります。
銀六号は我が家に来てから9年半、98千キロになりますが、エンジンは相変わらず絶好調です。
今回の投稿は、先週末兵庫県加古郡にありますRECHARGE株式会社にて煤掃除を施工していただきましたので、そのレポートをさせていただきます。
中村屋という名称でご存知の方もおいででしょうが、EGR制限プレートや同アーシングケーブルは同社の製品です。
日頃YOUTUBEを見ているのですが、「枯れた整備士ひでぽんちゃんねる」というタイトルで、同社の社長がマツダSkyactiveDの煤掃除と同業者への啓蒙を行っており、その理念や姿勢に感銘を受けたました。
一般的には、煤問題はDPFの問題とのイメージかと思われますが、不具合の原因はEGRクーラ~スロットル~インマニへの堆積によるもので、ディーラーが全く対処していないことが最大の問題であること、さらに、添加剤はDPFには効果はあっても、上記吸気系には全く聞かないとのことです。
銀六号は、5万キロ前後で煤焼きサイクルが100キロ近くに落ちたため、保証によりインジェクタを交換、6万キロ前後で上記EGR制限プレートを入れており、燃費は総平均で14キロ、煤焼きサイクルは220~250キロという状況です。
前述のとおり、調子は極めて良好と思えるのですが、近々10年10万キロを迎える銀六号の健康診断を思い立って予約を入れました。
煤清掃については、以前からドライアイス洗浄を行う業者さんの情報を得ていましたが、同社は日帰り施工が可能で費用も割安、施工中の見学やお手伝いも可能とのことで、選択に迷いはありませんでした。
16日0時に自宅を出て、圏央道~東名~名神を乗り継いで8時半頃同社に到着。
午後の予約で11時集合なので、その間に施工の邪魔になりそうなアーシングキットの除去作業を行いました。
11時過ぎにドックイン。
分解を開始、整備士さん3人であっという間に給気系(インマニ、EGRクーラを含む)を取り外しました。
インマニ等を外した状態がこちら。
画像ではわかりませんが、吸気口の煤がひどいです。
上がスロットル、下がEGRクーラー出口ですが、かなり煤がたまっています。とはいえ、当社の動画で見ている中ではどちらかといえば少ない方だと思います。
で、次は清掃作業の風景です。
スタッフさんによると、尿素を使うとEGRの負担は半減するそうで、給気系の煤問題は、当社固有のものらしいです。
上記作業の結果がこちら。すっかりきれいになりました。
因みに、銀六号から出た煤がこちら。結構なもんです。
作業終了後、店長による試乗がありまして、助手席同乗でも音のきめが細かく静かになったのがわかります。前期型はロードノイズの遮蔽率が低いのですが、エンジンの調子がいい時はロードノイズごと静かになります。これがしっかり実感できました。強いて言うなら、普通の扇風機からダイソンの風に変わった感じとでも言いましょうか。
帰りの高速では豪雨がひどくて、「フロントガラスが汚れています。清掃してください」という赤表示が出るくらいでした。
銀六号にしてみれば、人間ドックに行って、感染してるけど未発症の肺炎を治療して頂いたというところでしょうか。
いずれにしても、また更に楽しく乗り続けられそうです。皆さんにも是非お勧めします。
Posted at 2022/07/23 20:03:10 | |
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