寒いのは嫌いだけど、暑いのよりは好き。
凍結路面は嫌いだけど、炎天下よりは好き。
空っ風は嫌いだけど、蒸し暑いのよりは好き。
ってことで相対的に冬が好きらしいです。はい。
空気が澄んでてクリアな感じが魅力ですね。昼間の山上からの景色も遠くまで見渡せていいし、夜の首都高なんかも煌びやかでグッドです。冬の空気、なかなかいいもんです。
峠をそれなりのペースで走っているときにふと思ったのですが、うちのTTさん、ESPなるスタビリティコントロールが付いているのですが、今まで一度も作動していません。相当な領域に踏み込むか余程のミスをしない限り制御してこないですね。峠レベルでは全く顔を出しません。この前サーキットを走ったときは事前にフルカットしていたので、今だにESPがどんなものか知りません(笑)
まぁ邪魔にならないことが分かっただけでいいですけど。
ESPをカットしても当然ABSの制御は残ります。本庄サーキットでのABSの効き方、MR2に似てました(笑)信頼できるいい感じのABSです。ですが、もう少し緻密にスマートに効いてくれると期待していました。結構ゴリゴリ感がペダルから伝わってきます。機能が問題ないので構わないですけどね。
むしろ電子制御系で気になるのはアクセルレスポンス。ちょっと過敏すぎて・・。オンオフのデジタルっぽさが少しあって、ハーフスロットルからちょっと踏み足したときに思ったより車が反応しちゃってギクシャクするシーンがあります。もっとスムーズに走らせたいのに、これじゃ下手くそみたいじゃないか。と思うこともしばしば(笑)
流すわけでもなく、攻めるわけでもない微妙な領域でのコントロール性がもう少し欲しいなぁ。と思う今日この頃。
TTは2ペダルMTでクラッチを踏む必要がないので、その気になれば左足ブレーキでドライブ可能です。MR2に乗っていたときは2ペダルMT車ならこんなドライビングができるなぁと色々イメージしていましたが、実際は普通に乗っています(笑)
左足でブレーキを踏むメリットは何か?と言われたら正直大した理由はありません。足を移動させるロスがないとか、アクセルとブレーキのオーバーラップが可能とか。小技はたくさんありますが、出番はありません(笑)
MR2のときはターボラグ解消のために特定のコーナーで左足ブレーキは使いましたが、TTはレスポンスいいのであまり関係ない感じ。それ以前にやることがありすぎて困るくらいです(笑)
クラッチペダルがない、というだけで結構ドライビングが変わりますね。H&Tがないのでブレーキに集中できるとかシフトミスがないなどメリットはたくさんありますが、その分ドライバーのすることが減ります。ドライバーが行う操作は、
ステアリングを切る。
ブレーキを踏む。
アクセルを踏む。
クラッチを踏む。
シフトチェンジをする。
たったこれだけ。この中の組み合わせや時に同時操作を行うわけです。この中から二つの要素がなくなるのですから、それはもう凄い変化です。寝て起きたら洗顔歯磨き終わってるとか駅のホーム出たら玄関とかそんなレベルですよw
当たり前の動作が無駄として省かれていく・・。なんかスマホ時代に通ずる何かがありますね。便利ならいいのか?と考えてしまいます。
ただし、それでもドライビングプレジャーが残っているのが凄いです。やっぱりトルコンATとは違うダイレクト感があってちゃんとMTの良さが感じられます。たまに発進のときにペダルがない床を踏んでしまったりします(笑)ただの癖ですけどw
3ペダルの楽しさは得られないけど、2ペダルの楽しさはあります。
ふと思い立って、夜な夜な峠に繰り出したくなる魅力は十分備えています。走りの楽しさは各国共通ですね。
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Posted at
2017/01/23 23:02:05