ご飯とみそ汁。
アンパンと牛乳。
納豆とねぎ(納豆食べれない)
唐揚げとビール(酒飲まない)
タバコとコーヒー(タバコ吸わない)
世の中には鉄板の組み合わせというものが存在する。その逆も然り。各々にこだわりの組み合わせをいくつか持ち合わせていると思われる。それが他人には理解され難いものだってあるだろう。だけど他人なんて関係ない自分が好きなのだから。
今日は自分の中で譲れない組み合わせの一つをご紹介しよう。
それがこれである。
シャコタン × 林道
このミスマッチ感がたまらないのである(笑)正直バンパーがもげたんじゃないか?という衝撃が2,3回あったけど、まぁそれも良し(ホントか?)
昔から当ブログの読者なら自分がいわゆる険道や酷道の類が好きなのはご存知かと思う。TTの乗り換えてもそれは変わらない。物理的に走れない道以外は進む!
離合困難、対向車が来たら詰むような道をひたすら攻略していく。
そういえば今回一台の車とすれ違った。お互いなんでこんな時間にこんな場所で!?と怪奇の表情だった(笑)レガシィクラスの車だったため離合不可。思いっきりバックして頂いた。いやはや、申し訳ない。
ハイスピードワインディングを軽快に駆け抜けるのとはまた違うテクニックを要する。瞬間的な路面状況の判断や野生動物の出現時の回避。五感だけでなく第六感と経験値からくる予測。全てを使い切って走る。
この手の道で事故やマシントラブルは文字通り致命的になるのでこのサバイバル感たるや通常のワインディングで味わえるものではない。
自分は昔から速さではなく、走り抜くことを主眼においている。つまり速くても事故っちゃダメ、壊れても壊してもダメ。最後に生き残ったものこそ最強なのだ。
それは峠でもサーキットでも同じ。一発のタイムアタックになんの意味があるのか。普段走れない、連続周回できない。それは自分にとって車ではない。
自分もタイムアタックはするがタイムが一番ではない。気持ちよく走るためのセッティングの指標としてしか考えていない。
タイムを最優先に仕上げると車がどんどん限定的になってきて、こんな林道遊びができなくなってしまうではないか(笑)
ここは自分の家からはもっとも近い林道だけど、かなり山深く険道レベルはなかなか高い。イノシシと鹿、合わせて10頭は軽く越える数に遭遇した。うり坊の集団にも遭遇した。そこに親の姿なし。道を塞ぐうり坊をクラクションで蹴散らし、一目散に逃げる。もちろん逃げるのはTTの方。・・何故ならもし茂みから親イノシシが出てきて体当たりでも食らったら洒落にならない。おー、恐い恐い。
いつも思うが夜になるともうここは人間の世界ではない。動植物が支配する世界にお邪魔するといった感覚である。
ライトを消し、エンジンを止める。そこは圧倒的な闇。耳が痛くなるほどの静寂。時折聞こえる獣の声、草木のこすれる音。ここでは一人間の力など無に等しい。車という守られた空間が無ければあっという間に恐怖に支配されるだろう。でもこれが本当の姿。科学力に守られていなければ人間なんてそんな強い生き物ではないのだから。
半年に一回くらいだろうか・・。俗世間を抜け出し、たまーにこんな世界を一気に駆け抜けたくなるのである。忘れていた何かを思い出すような気がするから・・・。
Posted at 2018/06/07 21:12:42 | |
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