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2021年08月27日 イイね!

新型BRZ Rグレード vs 初期型86 GTグレード Part1

新型BRZ Rグレード vs 初期型86 GTグレード Part1今年発売の車の中で、個人的に一番気になっている車、新型BRZ Rグレードの見学と試乗をして来ました。

旧型では、ワタクシの2013年式86 GTグレードに相当するBRZは上級のSグレードでしたが、ホームページ等で装備を確認すると、Rグレードでも不満がないようなのです。

初期型86 GTグレードと車両価格を比べると、29万円値上がりしていますが、消費税が5%上がっての数字なので、税抜きで比べると、その差142,857円。
然しながら、性能・装備を考慮すると、大幅な値下げとも言えるプライスなのです。
そこで、オーナー目線で初期型86 GTグレードと新型BRZとの違いを比較してみたいと思います。

旧型86 GT と新型BRZ R 比較
旧・前期型86 GTグレード
(ZN6-A2E8)
新型BRZ Rグレード
(ZD8-A2B8)
エンジン型 式FA20FA24
種 類水平対向4気筒 DOHC
排気量1,998cc2,387cc
内径×行程86.0 × 86.0㎜94.0 × 86.0㎜
圧縮比 :112.5
燃料噴射方式(D-4S®)筒内直接+ポート噴射
最高出力200ps/7,000rpm235ps/7,000rpm
最大トルク205N・m/6,400~6,600rpm250N・m/3,700rpm
燃料タンク容量50㍑
トランスミッション変速機型式6速MT
変速比1速 3.626
2速 2.188
3速 1.541
4速 1.213
5速 1.000
6速 0.767
後退 3.437
1速 ←
2速 ←
3速 ←
4速 ←
5速 ←
6速 ←
後退 ←
デフ[ 減速比 ]トルセン®LSD [ 4.100 ]
寸 法全 長4,2404,265㎜
全 幅1,775㎜
全 高1,300 (ルーフ高 1,285)㎜1,310 (ルーフ高 1,280)㎜
ホイールベース2,570㎜2,575
フロントトレッド1,520㎜
リアトレッド1,540㎜1,550
最低地上高130㎜
最小回転半径5.4m
重 量車両重量1,2301,260(Sグレード: 1,270)
前軸重
(重量配分)
690㎏
(56.1%)
700㎏
55.6%
後軸重
(重量配分)
540㎏
(43.9%)
560㎏
44.4%
タイヤ/
ホイール
タイヤ215/45R17 87W(Sグレード: 215/40 R18 85Y)
ホイール17 × 7J (P.C.D 100㎜)17 × 7.5J (P.C.D 100㎜)
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク (16インチ)
後 ベンチレーテッドディスク (15インチ)

サスペンション方式前 ストラット式
後 ダブルウィッシュボーン式

ステアリングギヤ比13.0:113.5:1
バッテリー34B19R
※ 55D23R(寒冷地仕様)
55D23R
車両本体価格(税抜き)2,790,000(2,657,143)円3,080,000(2,800,000)円
発売日2012年4月6日2021年
備 考

新型と旧型とで、一番大きな違いはエンジンの排気量です。
2,387ccと言うのは、8年前にワタクシがブログ上で提案したボア・ストロークを含めた数字其のものです!。
ターボ化を望む声もあったそうですが、ターボ化は部品点数が増えるばかりか、更にフロントヘビーになり、折角パワーが上がっても、コーナー立ち上がりでトラクションを伝えきれなくなってしまうことも考えられます。
排気量が上がるとエンジンサイズも大きくなり重量も増えると思われがちですが、スバルのFA,FB型エンジンはボアピッチが共通の113㎜で、1.6ℓ〜2.5ℓ化までを前提に設計されているので、ピストン径が変わっても、基本的にはエンジンサイズも変わらないし、部品点数も変わらないから、コストも大きくは変わらないはずです。
新型はパワーアップに伴う熱対策のため、水冷オイルクーラーやラジエーター容量アップが図られて、その分重たくはなりますが、ターボ化では更にインタークラーも必要になってきます。

スバルのターボエンジン比較
FB16DITFA20DITCB18DIT
エンジン型式水平対向4気筒DOHC
排気量1,599cc1,988cc1,795cc
ボア×ストローク78.8 × 81.0㎜86.0 × 86.0㎜80.6 × 88.0㎜
ボアピッチ113.0㎜98.6㎜
クランク長350.5㎜315.9㎜
圧縮比11.010.610.4
過給ツインスクロールターボシングルスクロールターボ
最高出力170ps/4,800-5,600rpm300ps/5,600rpm177ps/5,200-5,600rpm
最大トルク250N・m/1,80-4,800rpm400N・m/2,000-4,800rpm300N・m/1,600-3,600rpm
燃料供給筒内直接噴射
使用燃料レギュラープレミアムレギュラー
仮に新型BRZがFA20DITを搭載していたなら、重量と価格が大幅に上がり、コーナリング性能は下がるのは明白です。
よって、ワタクシは排気量アップを支持するのですが、欲を言えば、スポーツカーを名乗るのなら、もう少し頑張って百馬力/ℓを超えて欲しかった。

でも、0-100㎞/h加速タイムは、先代が7.5秒だったのに対して新型は6.3秒に短縮されたとのことで、動力性能は大きく向上しているらしい。


大きく変わったのはエンジンだけではありません。
低重心化(460㎜→456㎜)と重量配分の適正化のため、ルーフとフロントフェンダーがアルミとなり、更に、ドライバーの着座高も5㎜低められ、運転席と助手席のカップルディスタンスも7.4㎜縮められたとのこと。


パワーアップに対応して、
  • 車体のねじり剛性は50%アップしたほか、フロントストラット軸曲げ剛性が60%アップ。
  • プロペラシャフト強度アップ
  • ドライブシャフト強化
  • リアサブフレーム板厚アップして、リヤサブフレーム剛性も70%アップ
  • 6速MTはクラッチ容量の拡大、ギヤ強度の向上。4速ギヤにカーボンシンクロ採用。
  • シフトゲートやアームの見直しなどにより、斜め方向(2速⇔3速、4速⇔5速)のクイックかつ滑らかなシフト操作
  • 燃料配管の大径化により、燃料が少ない状況で強い旋回Gがかかった際の燃料片寄りによる供給不足を抑制


ボディー剛性や駆動系の強化、装備品の充実は、重量アップになりがちてすが、
  • フロントフェンダーのアルミ化:−3.0㎏
  • フロントハウジングのアルミ化:−3.0㎏
  • ルーフパネルのアルミ化:−2.0㎏
  • フロントスタビライザーの中空化:−0.5㎏
  • マフラーの軽量化:−1.6㎏
  • フロントシートの軽量化:−2.6㎏
  • プロペラシャフトの軽量化:−1.1㎏
  • エンジンカムカバーの樹脂化
などの軽量化対策をして、それを相殺するレベルの軽量化を実現したとのこと。


衝突安全性能の向上としては、
  • 斜め衝突対応のカーテンシールドエアバッグ採用
  • 運転席ニーエアバッグ採用
  • 助手席アダプティブベルト採用(シートのセンサーとコントロールユニットが乗員の体格を判定し、シートベルトの吸収荷重を最適化する)
  • 後席シートベルトリマインダー追加


2013年式86 GTグレードには装備されていなかった、
  • フルフロアアンダーカバー
  • クルーズコントロール
  • ヒーテッドドアミラー+大容量バッテリー(※86は寒冷地仕様のメーカーオプション)
  • マルチインフォメーションディスプレイ(電圧計・油温計)
  • TRACKモード
も新型BRZ Rグレードは標準装備。

逆に、86には標準装備だったのに、新型BRZではオプションになっている物は、
  • フロアカーペット (¥38,940)
  • ジャッキキット (¥8,470)
BMW 3シリーズのフロア・マットセットでさえ¥33,000なのに、ボッタクリ商売だと思うのはワタクシだけ?
昔、S2000を購入した時も、2シーターにも拘らず、純正フロア・マットが¥35,000もしたので、社外品を買いました。数年後、S2000のイベントの夜の2次会の酒の席で、S2000の開発エンジニアに「ボッタクリ商売だ」と言ったら、翌年3万円以下に値下がりしてました。皆さんも声をあげましょう。(笑)


使い勝手を向上させる装備
  • ヒルスタートアシスト
  • フルLEDヘッドランンプ(ステアリング連動)
  • プッシュオープン式フューエルリッド
  • フロントシート上方に配したレバーで前倒しや助手席ウォークインスライドの操作ができる
  • トランクルームからも操作できるトランクスルー機能
  • 方向指示器のワンタッチ機能
  • オフディレイタイマー付きパワーウインドゥ
  • アクセスキー(運転席)パワーウインドゥ昇降リモコン機能


これだけ変わって、この値段は安い!

でも、買えない。(I cannot buy)😥


続く…


◇ フォトアルバム
新型BRZ



Posted at 2021/08/27 10:24:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | Video Sharing | クルマ

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