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2021年01月19日 イイね!

2021年 「スペシャル」な日となった冬季運転練習会

2021年 「スペシャル」な日となった冬季運転練習会1月18~19日、脳神経内科医 Dr.H氏が個人で八千穂レイクの氷上を貸し切って開催された練習会に参加してきました。

ワタクシがDr.Hさんと知り合ったのは、現在は有名なYouTuberとしてもご活躍されている大井貴之先生が1997~1998年に、当時 谷田部にあった日本自動車研究所(JARI)のスキットパットで開催していた『定常円千回特訓』という運転教習会でした。
当時 ワタクシはカプチーノを買ってドラテク修行を始めた頃で、Dr.H氏は993型911カレラで参加されていて、運転技術もワタクシとはカプチーノと911との性能差ぐらいありました。😁

Dr.H氏
Dr.H氏とは谷田部でのスクールがなくなってからは、D-Rightsの忘年会で一度ご一緒しただけで暫くお会いしていなかったのですが、12年前の女神湖で再会。その後は3年程、年一回八千穂レイクでお会いしてたのですが、またその機会がなくなって3年 間が空いて、それからDr.H氏が開催するこの八千穂レイク貸し切り練習会に毎年参加させてもらうようになりました。😄
現在は当時よりは運転手の性能差は縮まったかな?と思いたいのですが、Dr.H氏は筑波サーキットジムカーナ場で、散水した半径20m?の定常円を4駆のWRX STIで一周以上 カウンターを当て続けたままドリフトを維持してしまうという、この人 脳神経がおかしいんじゃないか?と思わせるド・変態ぶりで、まだまだ差は大きいのでした。😥



某YouTuberさん
そして今回は事前に、ワタクシとDr.H氏が知り合う切っ掛けとなったその有名な某YouTuberさんが参加されるかも?と聞いていたので楽しみにしていました。
某YouTuberさんとは、2003年の『筑波サーキット特訓』が最後のスクール参加で、その後はD-Rightsが運営していた「DIREZZA CHALLENGE」の見学しに行ったときに1・2回お目に掛かっただけで、何年ぶりの再会になんるのでしょう?。
某YouTuberさんは今回製作する動画に出演する人4名を引き連れて参加。(内、3名は二日目から参加)
おかげで、綺麗な若いオネーさんとお話することができました。😍😂


そして今回また会えて嬉しかったのは、レース車両の製作・メンテナンスを主な業務とする横浜にある「ハイ・レーシング」のYさん。
Yさんとの出会いは、Dr.H氏と同じく谷田部での『定常円千回特訓』。当時Yさんはレース関係の仕事の他に、「ベストモータリング」や大井さんのスクールのお手伝いなんかもされていて、谷田部でのスクールがなくなってからはお会いする機会がなく、その後にお会いしたのは2001年に大井さんが藤田エンジニアリングのRX-7でスーパー耐久レースに参戦してた時に鈴鹿サーキットのピットでお見掛けした時で、このレース車両もハイレーシングがメンテナンスされていました。そして昨年のDr.H氏が開催するこの八千穂レイク貸し切り練習会で19年ぶりに再会
Dr.H氏、大井さん、Yさんと一同に再会するのは実に23年ぶり!になりました。🤩😂
Yさんは今回、某ワンメイクレースに参戦しているお客さんと、何と!ルマン24時間耐久レースを制覇した経験がある某レーシングドライバーさんを引き連れて参加。
おかげで、某レーシングドライバーさんと少しだけ会話することができました。😄😂

「ハイ・レーシング」のYさん
昨年、Yさんは10万円で買ったレガシーに3万円で買ったスタッドレスタイヤを履いて参加されていましたが、4駆では面白くなかったらしく、今回はこれに参加するために、FRの中古のBMW 1シリーズとそれ用のスタッドレスタイヤを買って参加される予定だったものの、二日前にイグニッションコイルが1個壊れていることが判明。しかたなく、またレガシーで来たと嘆いておられました。


走行会初日の参加台数は、13台位だったでしょうか?。
8人位が顔見知り。親子で参加されている方が二組いらっしゃいました。
お医者様がお友達だけを誘って開催される練習会だけあって、参加者にもお医者様がチラホラ。コロナ感染リスクが高くなる密集地を避け、十分な感染対策をしていればコロナを恐れることはないと言うことですよね。


天気もまずまずで、路面コンディションも一見良さそう?。

走行前のブリーフィングでは、管理人さんから“前日のイベントで一番手前側のレーンが待機場所として使われていたために雪が乗っていてグリップしますが、他は大変滑りやすく、コースサイドの雪壁もないので、勢い余ってコースアウトすると隣のレーンに飛び出してしまうのでくれぐれも注意してください。”とのこと。


走り出してみると、管理人さんが言われたように、一番手前側のレーンのコース出口から入口にかけて雪が乗ってて鬼グリップ。パワースライドさせようとしても横滑りせず、アンダーになるだけでなので、ここは暫く無理をせず大人しく走ることにしました。
他の路面はまだ気温が低いので、それ程ツルツルとまでにはなっていなかったのですが、所々、一部分だけ滑りやすく路面μが一定でないために難しい状況。
それで何度かスピンしました。

そんな中、前を走るのはD1ドライバーのMさんが運転するロードスター、後ろは某Youtuberさんだったので、気負い過ぎてスピンした恥ずかしい瞬間を某Youtuberさんに公開されてしまいました。
よりによって、こんなシーンを使われるとは。😅
悪意を感じます。(笑) 良い子は絶対に見ないでください。😁

上の動画ではカット編集されてますが、実は前の周回でも同じ所でスピンしておりまして、我ながら学習能力の無さを実感。😥
その後は反省し、真面目?に走りました。

◇ 車載映像 初日編

お昼近くになると、コースにも慣れ、路面も抵抗となる雪が吹き飛ばされて走りやすくなってきてはいましたが、まだ特にストレート区間から1コーナー進入までがギクシャクしてスムーズに走れていません。😥


楽しかった一日目の走行も終わり、二日目も参加される皆さんと同じホテルに。
本来なら23年ぶりの再会を祝して、某youTuberさん御一行とYさん御一行と宴会をするのですが、今回は時期が時期だけに止めようということになり、Dr.Hさん、プロカメラマンのKさん、三太9さん、他少数だけでディナーをして一日目が終了。




二日目、昨日参加されていた3台が抜け、Dr.Iさんのボクスターが新たに加わって、MAX11台。
メンバーにもよりますが、八千穂レイクで15台以上いると、なかなかクリアラップが取れないですが、これくらいの台数になると、休憩する人もいるので、走りやすいです。
昨日は某YouTuberさん御一行はD1ドライバーのMさんだけでしたが、デカトーさん、板倉さん、Yさんの3人が加わり、待機場はにぎやか。

路面コンディションは昨日しっかり磨かれているので、朝からツルツル。
でも、昨日の午前中と違い、コース全体が滑りやすく、難易度は若干下がって走りやすいです。
ツルツル路面の方が難しいのでは?と思われるかもしれませんが、一番難しいのは路面μが大きく変化するグリップする所と滑りやすい所が混在する場合で、路面μが一定ならツルツルでもその分スピードも落ちるので対処がしやすいのです。

この日、どれだけ滑りやすかったのか?、某YouTuerさんが動画にあげていらっしゃいますのでご覧ください。↓

プロドライバーの大井さんやプロ級の腕前をもつデカトーさんでさえ、例え時速20㎞以下で走っていたとしても、氷上では一旦グリップを失うとブレーキを踏んでも止まらず、ハンドルを切っても曲がらない制御不能となってしまうのです。
こうした経験は、自動車関係のテストコースや氷上でないと安全に体験できません。
ですから、運転免許はあっても走ることに興味はない人にこそ、こうした体験をすることをお勧めします。先日の女神湖での運転教習会でも娘さんを誘って参加されていた方もいらっしゃいました。娘さんは親以上に楽しんでいらっしゃるようでしたが。

上の動画では“5年も経った古いスタッドレスタイヤは危険だ。”と述べられていますが、これは正論でありますが、タイヤによっては、溝があってオフシーズンの管理が良ければ結構長い間使える物もあるので、氷上での練習はタイヤやブレーキも減らず、油温も上がりすぎないのでオイルの劣化も少なく、リスクも少ないので、サーキットを走るより、お金が掛からず練習できます。
ただし、“どうせそんなに使わないし、滑らせるのだから安物タイヤでいいや!”といって、海外製の安物タイヤを履くのは事故やスタックに繋がるのでお勧めできません。雪道では良くても氷上ではアンダーステアにもなりやすいので難しくなります。
3年前の氷上走行会で、某脳神経内科医さんは、8シーズン目の国産スタッドレスタイヤを履いたLEXUS IS-Fでスタックもせずドリドリしてました。
ワタクシも2年前は6シーズン目のスタッドレスタイヤで走ってましたが、まだまだいけそうでしたよ。😅


氷上走行が面白いのは、同じコースレイアウトであっても、天候や走行する時間帯によって路面μが変化し、難易度が変わるので勉強になります。
二日目の路面μは昨日と比べれば、全体に均一化されてきたので走りやすくなってます。
昨日駄目だったストレート区間から1コーナー進入もスムースになってきました。😄
◇ 車載映像 二日目編




今回、大井さんが参加されていますが、コロナ禍でもあるし、インストラクターとして来ているわけでもないので、同乗走行はないよということでした。
がしかし、昔のよしみ?で特別に同情してくださることになりました。
もちろん感染対策も万全で、マスク・手袋着用してのことです。
大井さん運転のマイカーに同乗するのは、これまた久しぶりで、多分18年ぶりです。
某YouTuberさんは還暦をすぎた年齢になってはおられますが、マツダ主催のロードスター・メディア対抗レースでは、いまだに山野哲也選手や谷口信輝選手などといったトップ選手に引けをとらない走りでポールポジション争いをされている実力者です。

某YouTuberさんは所々、サイドブレーキを使っていたので、「僕はサイドブレーキなんか一回も使ってなですよ~!。」と自慢したら、「サイドブレーキは、ドリフトの切っ掛け作りだけでなく、追走するときのスピード調整などにも有効だからテクニックの一つとして覚えた方が良い。」と説教されてしまいました。😅そして、「俺もエビスサーキットの熊久保選手から教わったことだけどネ。」とも言われました。

ワタクシは今まで、サイドブレーキ・ターンが苦手だったこともあり、ジムカーナやD1といった競技にでるのでなければ、タイヤ偏摩耗や駆動系の負担となるサイド・ターンやクラッチ蹴りは邪道だ!と思って、右足のコントロールだけでスムーズにドリフトが出来るようになるように修行してきました。4駆もあんなのは邪道だ!とも思っていました。
でも最近、Dr.H氏などのように後輪駆動も4駆も使いこなしている姿を見ると、負け惜しみのような気がしていたので、大井先生のこのお言葉は考えさせられました。
自分は不器用な人間なので、元々は例えどんなオンボロ車に乗ろうともスーパーテクニックで乗りこなすことを目標としていたのに、いつの間にか自ら線を引いて目標を下げていたことに気がつきました。



2021年1月19日 GPSロガーによる86走行軌跡。

今回のコースは一周 約1.27㎞。
初日の午前中は雪が乗って路面μが高い部分とツルツル路面とが混在していたので難しく、何回かスピンしてしまいましたが、二日目になると全体的にμが低くなってきたので、一周まるまる3速固定でドリフト維持出来るほどでした。

二日間楽しく走れ、また、ワタクシにとっては懐かしい話もできた特別な日となりました。
惜しむのは、コロナのせいでGo To トラベルが使えなかったことと、皆揃って宴会が出来なかったことです。
出来れば来年はコロナが治まって、また同じメンバーでワイワイ・ガヤガヤ出来たらな~!と思いました。



◇ フォトアルバム 2021年 八千穂レイク貸切り氷上走行会

青は進め、黄色は注意、赤は止まれ。


◇ フォトギャラリー 2021年 八千穂レイク貸切り氷上走行会

Posted at 2021/02/02 16:31:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | Winter-Training | クルマ
2021年01月16日 イイね!

祝、八連覇!





2021年1月3日から15日(現地時間)に中東のサウジアラビア1国開催として争われた第43回ダカールラリーは、Xレイド・ミニ・JCWチームのステファン・ペテランセル(ジョン・クーパー・ワークス・バギー)がダカール総合優勝🏆を手にしました。🎉ペテランセルの優勝は4輪では4年ぶり8回目、2輪も含めると14度目の栄冠とのこと。
一昨年トヨタにダカール初制覇の栄光をもたらした「TOYOTA GAZOO Racing South Africa」から参戦したナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)が2大会連続で総合2位に。今大会6回目のSS最速を記録しましたが、16本のパンクが命取りになったようです。
総合3位表彰台はサインツが獲得しました。






TLC Team Land Cruiser Toyota Auto Body
ワタクシがこの大会で注目していたのは、プロダクション(市販車)部門で参戦していた『TLC Team Land Cruiser Toyota Auto Body』です。
TLCは2017年4月からチーム代表が変わり、ワタクシが保育園からの幼なじみで今も付き合いがあるK君が代表に就任。
チームは前身のアラコ時代を含めて3度の6連覇を記録していましたが、 TLCにとって今大会はTLCチーム史上初の8連覇の偉業がかかっていてチーム代表の責任は重大なのでした。😄

そして、四輪市販車部門を争うトヨタ車体のチーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデーの結果は、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組340号車が総合38位で、ロナルド・バソ/ポラト組345号車が総合40位フィニッシュ。
クラスではワン・ツーフィニッシュとなり、
市販車部門 8連覇 🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆を達成しました!。🎉👏






トラック部門を戦う日野チーム・スガワラは、菅原照仁/染宮弘和/望月裕司の3名が乗り込んだ508号車が部門総合12位を獲得し、排気量10ℓ未満クラスで12連覇を達成しました。


二輪部門では「Honda CRF450 RALLY」に乗る「Monster Energy Honda Team」のケビン・ベナビデス(Kevin Benavides)選手が自身初の部門制覇を成し遂げました。 また総合2位には昨年優勝のリッキー・ブラベック(Ricky Brabec)選手が入り、ホンダはダカールラリー2021で、1987年以来の1-2フィニッシュを飾るとともに、2年連続のダカールラリーの二輪車部門における総合優勝となりました。


関連情報ホームページURL:
Site officiel du rallye raid Dakar (ex Paris Dakar).
Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY OFFICIAL WEBSITE
ダカールラリー | 日野自動車
ダカールラリー(DAKAR Rally) | Honda





Posted at 2021/01/16 15:18:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | Others | クルマ
2021年01月15日 イイね!

HONDA イイね❗

HONDA イイね❗冒頭の写真はワタクシが若かりし頃に乗っていた愛車です。

ワタクシは運転免許を取得してから今までに9台の車を所有してきました。
メーカー別に見ると現在のところ、所有期間が長いのは、ホンダ(プレリュード2.0si 4WS・S2000) > BMW(320i Coupé・328i Coupé) > トヨタ(セリカLB 2000ST・カローラレビンGT APEX・86GT) > 三菱(i) > スズキ(カプチーノ)の順でホンダ車が一番長く、ホンダ車歴二十数年になります。
車種別ではBMW328i Coupéが一番長く、短かったのはBMW320i Coupéとカプチーノでした。カプチーノが短かったのは気に入らなかったからではなく、主に経済上の問題からで、またあんな車がでたら欲しいとすら思っています。
車歴から分かるように、車選びはメーカーブランドで決めてないですが、ホンダは好きなメーカーではありました・・・・・
表現が過去形になっているのは、ハッキリ言って現在は好きではないからです。

ワタクシがホンダというメーカーに持っていたイメージは、 若々しく、独創的。革新的。

ワタクシが免許を取った時代、日本の自動車メーカーと言えば、特定セグメントに特化せず、すべてのニーズを満たすような品揃えをすることでシェア拡大を目指していたトヨタと日産の二大メーカーがあり、その他中小メーカーは一部のファン層を取り込んで市場争いをしていたような感じでした。

そんな中、ホンダは「トールボーイ」と呼ばれた斬新なデザインが話題となってヒットした初代シティ、低ルーフミニバンブームの火付け役となったオデッセイ、オールアルミボディをもつスポーツカーNSXなど、トヨタや日産が思いもつかなかったようなあらたなマーケットを創造して躍進してきました。
「CVCC」「VTEC」「4WS」と言った革新的技術や、F1をはじめとするモータースポーツでの活躍もイメージアップにつながりました。

S2000を所有するようになってからは、ホンダが主催する「S2000 Driving Forum」というイベントに毎年参加するようになりました。このイベントは参加募集台数が30台にも満たない少人数制にも関わらず、この車の車両開発者やプロドライバーと一泊二日の日程で触れ合えるというものでした。“ホンダってFANを大切にするメーカーだな~。”と思いました。毎回参加していると、他のリピーターとも仲良くなり、その中には熱烈なホンダFANが殆ど。ワタクシもホンダが益々好きになりました。

ホンダに対する気持ちが変わりだしたのは、リーマンショック後、S2000の生産終了した頃からでしょうか?
大して売れない車にお金は掛けられないと言うことで生産終了になったんでしょう。毎年楽しみにしていたドライビングフォーラムも2011年からは車両開発者も来なくなり、段々手を抜いてきているように感じました。それは企業として仕方ないことではありますが、FANあってのもの、残念です。😥
V10エンジンを搭載するNSXも開発がかなり進んで発売間近というところで開発中止となりました。
それでも2015年には手頃なスポーツカーS660が発売されました。
また何時かはカプチーノのような車を所有したいと思っているワタクシにとっては気になる車です。
当然すぐに試乗もしました。形も悪くないし、小さいのにカプチーノ同様にちゃんとしたドライビングポジションもとれます。ボディー剛性のないカプチーノと違いしっかりしていそうです。ただ、車重がカプチーノより140㎏も重たいのに最大出力は同じなので加速性能にかんしては大したことはありませんでした。😟
それでも後輪駆動の車は振り回して遊べるから好きだと思っている変態のワタクシは、低μ路で振り回せるパワーがあれば我慢できるので、鈴鹿サーキット交通教育センターのスキッドパットで試乗しました。
ところが、S660はVSA(横滑り防止装置)を解除しても、減速方向には切れても加速方向に対しては制御が入ってしまうらしく、面白くありません。それならば、裏コマンドの整備モードにして電子制御を切ったら如何だろうと試すと、LSDがないので思うようになりません。😟ハイグリップタイヤを履いていることもこの場合にはマイナス要因で、ど・ノーマルの三菱アイで走った時の方が楽しかった。
ユーザーの安全性を考えなくてはいけないメーカーにとってはこれも仕方ないこととは理解するものの、何かつまんないメーカーになってしまったと思いました。

昔のシビックを知るものとして、いまのCIVIC TYPE Rはデカすぎて、どう見てもシビックとは思えませんですし、あの価格で購入できるような年齢のオッさんがあの派手なデザインを何人が格好いいと思うか?も疑問です。
今のホンダは日本のユーザーのことを見ていないような気さえもします。
(シビックの名がついていなければ、それはそれで、十分ありとは思うのですが、CVCC時代からシビックを知る古い人間のワタクシには、シビックRS = 子羊の皮を被ったオオカミとのイメージがあるので、今のシビックがシビックと名乗ること自体、違和感を感じる。)

そして、ワタクシのホンダに対する思いを大きく変えたのは、今回のF1撤退のニュースです!。
「2050年までのカーボンニュートラルの実現」を目指すためとのことですが、F1は撤退しても国内のレースは継続するとのことで、そんな中途半端な姿勢で欧州や隣国のメーカーに勝ち残っていくことができるのか?、止めると言うなら全集中しろ!と、失望😟と怒り😠😡🤬さえ覚えました。
2015年にF1復帰したときには、一旦競争から逃げたものが簡単に勝てるのか?と思っていましたら、案の定苦戦。マクラーレンからサジを投げられた時、これも復活劇を盛り上げるための演出だと思って陰ながら応援してきました。
表彰台に上るだけでニュースになるくらいでは駄目です。“今のF1は極東のメーカーが強すぎて面白くない!”と言われるくらい勝って勝って勝ちまくって欲しかった。
が、その願いもかなっていないのに撤退とは。🤷‍♀️
でも一番悔しいと思うのは現場で働く人です。そんな人たちの気持ちを経営者は理解しているのか?。
そんな人間に、かつてワタクシが若い頃に抱いていたような、若者がワクワクするような「カーボンニュートラル」の車が作れるのか?。🤷‍♂️




Honda e Advance
そのように思っていた時、女神湖の氷上でホンダの電気自動車「Honda e」を試乗する機会がありましたことを前回のブログで報告しました。

ワタクシが電気自動車を試乗するのはこれが3回目で、一回目は4年前に同じ女神湖で車種はBMW i3 レンジ・エクステンダー。レンジ・エクステンダーは発電用の直列2気筒ガソリン・エンジンをリヤの電気モーター隣に設置したグレードで、エンジンを搭載している分リアが重く、前後重量配分は43.9:56.1%で、走り出してすぐ86よりトラクションが良いのが分かりました。DSCオフモードも試しましたが、電子制御は残っているようでドリフトは出来ず、個人的には面白くありませんでした。
二回目に試乗したのは、またBMW i3で、友達のゼアスさんが近くに来たからと職場に寄ってくれ、そのとき乗ってきた i3を面白いから乗ってみて!と公道で試乗させてくれました。i3は氷上で乗って面白くなかったので期待していなかったのですが、アクセルを踏めばモーターによる力強い加速と足を離せば減速するワンペダルドライビングが出来て面白く、電気自動車に対してもっていたイメージが少し変わりました。

そして今回、S660とBMW i3の例もあるので、どうせホンダのことだから、氷上じゃ、ツマラナイ車だろうと予想、ホンダの「カーボンニュートラル」がどんな もんじゃい!と対面。

初代シビックをオマージュしたと言われているデザインは、確かに初代や二代目のシビックの面影があり、それを現代風に可愛らしくしたような感じで、悪くありません。
ボディー全体に段差がなく滑っとして、サイドミラーもないので静かな電気自動車では気になるであろう風切り音は見るからに小さそうです。
サイズはBMW i3よりは小さいですが、後で調べてみると幅が1,750㎜もあるので狭い裏道を走るには、すれ違いに気を遣う大きさでした。


後輪駆動の電気自動車スペック比較
三菱 i-MiEV
(ZAA-HD4W-LLD)
Honda e Advance
(ZAA-ZC7)
BMW i3 Edition Joy+
(ZAA-8P00
駆動方式後輪駆動
モーター形 式Y51MCF5P250
種 類交流同期電動機
定格出力30kW60kW75kW
最高出力 / rpm47kW[64ps] / 113kW[154ps] / 3,497-10,000125kW[170ps] / 5,200
最大トルク / rpm160Nm[16.3kgf・m] / 315Nm[32.1kgf・m] / 0-2,000250Nm[25.5kgf・m] / 100-4,800
バッテリー総電圧330V355.2V352.3V
駆動用主電池リチウムイオン電池
最終減速比7.0659.5459.665
寸 法全 長3,480㎜3,895㎜4,020㎜
全 幅1,475㎜1,750㎜1,775㎜
全 高1,610㎜1,510㎜1,550㎜
ホイールベース2,550㎜2,530㎜2,570㎜
フロントトレッド1,310㎜1,510㎜1,575㎜
リアトレッド1,270㎜1,505㎜1,540㎜
最低地上高150㎜145㎜110㎜
最小回転半径4.5m4.3m4.6m
定員(人)4
重 量車両重量1100㎏1,540㎏1,320㎏ (※ 1,260㎏)
前軸重
(重量配分)
510㎏
(46.4%)
770㎏
50.0%
※ 590㎏
(46.8%)
後軸重
(重量配分)
590㎏
(53.6%)
770㎏
50.0%
※ 670㎏
(53.2%)
タイヤ前 145/65R15 72S
後 175/55R15 77V
205/45R17
225/45R17
前 155/70R19
後 155/70R19
ホイール前 15×4J
後 15×5J
前 17×?J
後 17×?J
前 19×5J
後 19×5J
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
後 ドラム(リーディングトレーディング)
前 ベンチレーテッドディスク
後 ディスク
前 ベンチレーテッドディスク
ベンチレーテッドディスク
サスペンション方式前 マクファーソンストラット式
後 3リンク ド・ディオン式
前 マクファーソンストラット式
後 ストラット式
前 マクファーソンストラット式
マルチリンク式
ステアリングギヤ形式ラック&ピニオン
(電動パワーステアリング)
タイロッド後引き前引き
価格(消費税込み)3,003,000円4,950,000円4,990,000円
備 考Xグレード
※後期型
※ 初期型ZAA-1Z00


自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のテストによりますと、
0-400m加速は15.72秒(到達速度:140㎞/h)、
0-100㎞/hは7.75秒、
最高速は実測147.3㎞/hでリミッター作動とのこと。



インテリア
フラッシュサーフェスなドアハンドルを引いてドアを開けインテリアを覗くと、左右幅いっぱいに広がるインストゥルメントパネルとサイドミラー代わりになる6インチサイドビューモニターが目に入り斬新です。
サイドミラーが光学式でないのは、距離感がつかみにくいなどと言った意見もありますが、ミラー to ミラーの全幅を小さく出来る、空気抵抗を下げられる、視線移動が少なくできるなどのメリットもあり、近い将来にはスマホカメラの夜間モードのようにAIを使って肉眼で見るより明るく視認性の良いものも出てくると予想します。
後席シートの質感とデザインはとても450万円以上もする車とは思えず、一体可倒式ですが、三菱アイのように二分割可倒式でリクライニングまで出来るものと比べると使いかっては改善の余地あり。

運転席に座ってドライビングポジションをとってみると、ペダル配置も違和感なく、テレスコピック&チルトステアリング,運転席ハイトアジャスター装備なのでワタクシの体型では問題ありませんでした。
最小回転半径が4.3mというのはルノートゥインゴと同じ値ですが、トゥインゴの右ハンドル仕様はペダル配置が中央側にオフセットされていて、なれないとブレーキペダルの踏み間違いをしそうな感じでしたが。


センターのパネルからスタビリティーコントロール(VSA)のオフスイッチを押して発進。
Honda e はVSAのオフスイッチを押しても、ある程度のスピードになると、最終的にブレーキによる姿勢制御が入るらしい?。
Honda e Advanceグレードの標準装着タイヤは、サイズが 前:205/45R17,後:225/45R17 のミシュランパイロットスポーツ4ですが、広報車が氷上で履かせていたのは、ワタクシの86と同じBSのスタッドレスタイヤVRX2ですので、86との比較がしやすいと思います。

発進時のトラクションはリアヘビーなBMW i3 レンジ・エクステンダーのような大きな違いは感じなかったものの、フロントヘビーな86よりは良い感じ。
定常円旋回をしてみると、このスピードでは大きくカウンターステアを当てても電子制御は介入してこない?感じで、S660とは大違いで楽し~い!。😂
最小回転半径が4.3mと、小回りがきく三菱アイやBMW i3より更に小さいくらいハンドル切れ角が大きいので、S2000や86のときのようにドリフトアングルがつきすぎてスピンするかなという状態でも持ちこたえます。
ハンドリング路を走っても運転が上手くなったと勘違いするほど楽です。
S2000から86に乗り換えて氷上を走った時に感じたのは、姿勢づくり(オーバーステア持ち込むの)は難易度はそんなに変わらないものの、アクセルを少しだけ踏みすぎたり、カウンターを当てるタイミングが少しでも遅れると、S2000は即スピンして対処のしようがないのに対し、86はデクラッチ(一時的にクラッチを切る)を使うと回避できることがあると言うように86の方がミスをリカバーしやすかったですが、更にHonda e は86より寛容であると思いました。
S2000(AP1)だと2,000rpm以下のトルクがないので、雪がのった状態の氷上では1速を使わないといけないケースが出てきますが、Honda e はシフト操作も要らないし、たとえスピンしてもエンストもしないので本当に楽ちんです。(笑)




最高速が150㎞/hしか出せないHonda e で、何と!鈴鹿サーキットを走られたYouTuberさんがいらっしゃるようで、その動画を貼っときます。







電気自動車は航続距離と充電時間の問題もあるけど、可能性を感じました。

Honda イーじゃん!👍

欲しくなっちゃいました。
買えるわけないけど。😁

Posted at 2021/01/29 17:24:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Interested Car | クルマ
2021年01月15日 イイね!

2021年 「スペシャル」な冬季運転教習会

2021年 「スペシャル」な冬季運転教習会 1月14~15日、「第28回 ニュルブルクリンクを走るための練習会」 on 女神湖と言う「スペシャル」な冬季運転教習会に参加してきました。

何が「スペシャル」か?と申しますと、
まず、練習会のタイトルがスペシャル。(笑)
この「ニュルブルクリンクを走るための練習会」と 恐れ多い名がついた運転教習会はBMW M社 主催 ‟BMW M Race Track Training Nordschleife”のドイツ語圏外の初の正インストラクターであり、日本自動車ジャーナリスト協会会長でもあらせられる菰田 潔先生が、ドイツのニュルブルクリンクを安全に走るために企画された少人数制で行う練習会です。
(勿論、普段 中古の軽自動車に乗っているような貧乏でテクニックもないワタクシはニュルに行ったことも無ければ、今後も走る予定もありません。😅)


「スペシャル」な理由 その2。

菰田 潔先生と木下 みつひろ選手
インストラクターは菰田先生の他にレーシングドライバーの木下 みつひろ選手。
チューニングや走り好きな『REVSPEED』や『Option』などの読者にはお馴染み?の木下 みつひろ選手は車の開発能力に関しても定評があるドライバーで、2017年に「G-max」と言うオリジナルブランドを立ち上げ、自ら後期型86を購入するなどして、チューニングパーツを開発・発売されています。


「スペシャル」な理由 その3。
インストラクターばかりではありません。スタッフも凄くて、某タイヤメーカーで長年テストドライバーとしてタイヤ開発に関わり、その後は定年までテストコース場での管理職を勤められた方や、欧州の某自動車メーカーの日本法人で自動車の開発業務をされている方、自動車とは何ら関係ない職業ながら、二十数年前からニュルブルクリンク通いをしている方などの凄腕師範代がサポート。
参加車がスタックした時などに活躍するレスキュー車は、何と!BMW M5


「スペシャル」な理由 その4。
そして参加者も凄くて(無論、ワタクシを除いての話です。)今回は、年商4兆円企業の副社長さんや、某自動車メーカー ドイツ本社公認クラブの会長さん、ドクターも多数いらして、運転中に脳梗塞で意識がなくなっても優秀な脳外科医がその場で初期対応。仮に助からなくても僧侶もいるので安心して極楽往生できます。😅


「スペシャル」な理由 その5。

JeepとHondaから広報車の試乗車。
この練習会には毎回 メーカー広報車の試乗車が用意されていて、過去にはツインターボチャージャー付きV8エンジンのBMW ALPINA B7 BiTurbo Limousine Allrad、テスラ、BMW i3レンジエクステンダー、ボルボ、スバル等のディーラーでは用意されていないような試乗車がありました。
今回はJeep,ホンダから広報車各2台の試乗車がありました。
試乗車はプラグインハイブリッドのJeep Renegade 4xeと、電気自動車のHonda e (Advanceグレード)。
ホンダからは車の開発責任者もいらっしゃる予定でしたが、このコロナ禍自粛により来れなくなったとのこと。(残念)


「スペシャル」な理由 その6。

クリンビューからの頂き物。
自動車メーカーから試乗車の協賛だけでなく、ミシュランタイヤクリンビューでおなじみの(株)イチネンケミカルズやサングラス😎偏向レンズメーカーのTALEXが協賛。
参加者全員にクリンビューの抗ウイルス剤配合の車内クリーナーなどのケミカル品3点のプレゼントがありました。
また、TALEXからはサングラスの貸し出しと、ジャンケンで勝ち残った一名にTALEXサングラスのプレゼントがありました。
ミシュランも広報の方がPRに来られる予定でしたが、出張禁止になったらしいです。


「スペシャル」な理由 その7。
そのような内容の運転教習会なので、授業料はとても高額。😂
他の参加者にとっては紙くずのような金額でしょうが、貧乏なワタクシにとってはこの練習会に参加すると預金残高が五桁台を切ってしまい、緊急事態宣言を出さなければならないような大金です。
そんなワタクシを気遣ってか?、菰田先生からお得な地域クーポン券があるよとのメールを頂き、応募してみたところ、2回目の応募で何とかゲット。☺
これで宿泊費の半分とガソリン代が浮きました。🤗



練習会の前日午後から出発し、夕方に宿泊先のペンション「おやまのえんどう」に到着。
駐車場には青いWRX STIとまっていました。見たところスキー客ではなさそうなので同じ参加者かな?と思ったら、makatoさんでした。

翌朝、無理を言って朝食時間を早めてもらって食事を済ませ、会場に向かいました。近くのガソリンスタンドでクーポン券を使って給油。8時前に到着。
2年ぶりの女神湖です。



女神湖の天気も朝からよく、氷の厚さも良好、コース上は縁雪の雪壁も低い状態のコンディション。

コロナ禍でもありますので、今回の練習会はスタッフの一人でもある長野県上田市にある某大病院の理事長先生による監督の中、細心の注意をはらって開催されました。



1日目の参加車
初日の参加車数は10台。
ドイツ車7台に国産車3台で、FF車が1台にMRが1台、後はFRが5台に4WDが3台と言った感じ。
コロナ禍の影響でしょうか?例年より参加台数が少ないです。よく存じ上げない方もいらっしゃいますが、知っているうちの4人以上がドクターです。
と言うことは、ちゃんと感染対策をして行動すれれば、いたずらにコロナウイルスを恐れる必要はないということですよね。


ブリーフィングのあと、全員でコース全体をゆっくり確かめながら一周して走行開始。

一年ぶりの氷上走行、しかも昨年はサーキットを走ったこともなければ、ドライビングスクールや広場での練習会にも参加していなく、本当に久しぶりのスポーツ走行なのでちょっと不安です。😨

参加台数が10台なので、待機時間も全くありません。😄
走行開始の頃は気温も低く、路面には一部雪が薄ら残っているので、滑りにくくツルツル路面と混在しているので、ドリフトを維持するには簡単ではない状態。
案の定、慣れるまでに何回かスピンしてしまいました。

多少慣れてきたところで、折角なので試乗車を試乗することにしました。
まずはJeep Renegade 4xe。 内装の質感を見ると500万円もする車には見えませんが、これが複雑な4輪駆動のプラグインハイブリット車であることを考慮すればお値打ちなのかもしれません。サイズも日本の環境では大きすぎず使いやすいSUVだと思いました。
スタッフから横滑り防止装置の切り方だけレクチャーを受け発進。
頑張って振り回そうとしますが、安定しすぎてワタクシ的には面白くありません。そもそもこの車で振り回そうなんて考えるのは変態な人だと思いますが。😁


そして次はホンダの電気自動車 Honda e Advanceです。
先ほどのJeepは一人で勝手に運転していましたが、今度は菰田先生が助手席に乗って、横滑り防止装置の切り方からレクチャーしてくれます。
菰田先生には二十数年前から叱られ続けていたので、助手席や追走で自分の運転をチェックされるのは、いまだに緊張します。😅

Honda e の感想に関しては、長くなりそうなので、次回のブログで書こうと思っていますが、予想に反して面白かったです。😊


試乗を終えて、また86での練習です。
午後くらいからは気温も上がり、路面も全体的に滑りやすくなって、ドリフト維持が楽になってきました。
今年のコースレイアウトは例年と変わらないものの、雪が少ないこともあって今のところコース幅が広く、例年より少し難易度が低い感じ。
予定走行終了時間までと言うか少しオーバーするまでしっかり走って、1日目の走行が終了しました。

◇ 車載映像 初日ハンドリング路 編


その後、女神湖センターにて修了式があり、1日目が終了。
ちなみに、ジャンケンで勝ち残ってTALEXのサングラス😎を手にしたのは某脳外科医さんでした。




2日目の朝、天気も路面コンディションも良さそうです。


2日目の参加車
二日目の参加メンバーは約半数が変わり、お久しぶりにめるさんにお会いしました。めるさんは普段あまりのらない乗らないボクスターを売ってしまってレクサスで参加。





◇ 車載映像 二日目ハンドリング路 編


二日目は木下選手にお願いして、前日散々だったJeepの乗り方を教わりました。
この車は、前輪はエンジン+ベルト駆動のスターター兼発電機(俗にいうISG)、後輪は電気モーターで駆動。
電気モーターだけで走ると氷上ではオーバーステアになりますが、制御が入って大きなカウンターステアを当てるところまでは滑りません。😥
もっとアクセルを踏むとエンジンが掛かって前輪が駆動するので安定しちゃいます。
ワタクシはこの特性が理解出来ず、踏みすぎていたようです。
木下選手は前知識もなく、この車に乗って特性を理解したようで、木下選手から教わって試しても全然駄目だったワタクシは、流石にプロは違うと関心しました。
この後、Honda e でもお互いに運転を代りながら、運転に関係ない世間話などしながら時を忘れ時間がすぎました。
木下選手もHonda e は、この車が発電機用のエンジン付きだったら欲しくなっちゃうと何度も言っておられました。



午後、makatoさんからWRX STIを運転してみない?と言っていただき、4駆のドリフトの仕方を教わることにしました。
実は昨夜の夕食時に、いつかは4駆も乗りこなせるようになりたいと言うような話をしてたので勧めてくれたのですが、ワタクシは過去に仕事用の車をお客さんに貸して痛い目にあった経験があるので、マイカーの貸し借りはしないと決めていたのですが、熱心に勧めてくれるのでお言葉に甘えてみました。


以前、木下選手にもBMWの4駆で、4駆のドリフトの仕方を教わり、少しだけ理解したつもりでしたが、今回 Jeepを運転してみて全然分からなくなってしまいました。

後輪駆動の車は、常に前輪タイヤを行きたい方向に向け、後は右足のコントロールだけでスライド量をコントロールすればよいのですが、4駆で同じことをしていると、行きたい方向から膨らんでコースアウトしそうになるので、自分からしたら非常に不自然な操作が必要になります。

助手席から丁寧に教えていただきますが、思うようにはならず、改めて自分の鈍くささを実感。😥
そうこうするに、メーターに異常を示すマークが点灯。
makatoさんは多分大丈夫だから続けろと言ってくださるのですが、気になって集中できません。運転も段々荒くなってきたのでお断りして、また自分の車で練習することにしました。


そうこうして、楽しかった二日間の走行が終わりました。

15日GPSロガーによる86走行軌跡。


今回は、レスキュー車M5のお世話になることもなく無事終了。

ちなみに、二日目のTALEX😎を手にしたのは某僧侶さんでした。
密かに狙っていたワタクシは悔しくて成仏できそうにありません。😭
😭
😭

◇ フォトギャラリー 「第28回 ニュルブルクリンクを走るための練習会」 on 女神湖

◇ フォトギャラリー Jeep Renegade 4xe

◇ フォトギャラリー Honda e Advance
Posted at 2021/01/24 17:20:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Winter-Training | クルマ
2021年01月03日 イイね!

GR Yaris vs Civic Type R

GR Yaris vs Civic Type R現在発売中の『driver』 2021年2月号にはスポーツカー好きなワタクシとしては、気になる特集記事がありました。

それは「GR YARIS」と「CIVIC TYPE R」を比較するというものです。
Bセグメントに属する4輪駆動のGRヤリスとCセグメントに属する前輪駆動のシビックType Rをライバルとして比較するのはちょっと違うかな?とは思いますが、GRヤリスと同種のライバルを探しても無いような状況なので、格上?のシビックとなら如何なのか?気になるところでもあります。

先ずはスペックを比較してみますと、
■ スペック比較

[ 型式 ]
GR YARIS
[ 4BA-GXPA16-AGFGZ(H) ]
CIVIC TYPE R
[ 6BA-FK8 ]
エンジン形 式G16E-GTSK20C
種 類直列3気筒DOHC
+ターボ(空冷インタークーラー)
直列4気筒DOHC
+ターボ
燃料噴射D4S(直噴+ポート噴射筒内直接噴射
排気量1,618cc1,995cc
内径×行程⌀87.5 × 89.7㎜⌀86.0 × 85.9㎜
圧縮比 :110.59.8
最高出力272ps/6,500rpm320ps/6,500rpm
最大トルク370N・m/3,000 - 4,600rpm400N・m/2,500 - 4,500rpm
燃料タンク容量50㍑46㍑
トランスミッション6速iMT6速MT
変速比1速 3.538
2速 2.238
3速 1.535
4速 1.162
5速 1.081
6速 0.902
後退 3.831
1速 3.625
2速 2.115
3速 1.529
4速 1.125
5速 0.911
6速 0.734
後退 3.757
最終減速比フロント[第1速〜第4速]:3.941
[第5速〜第6速、後退]:3.350
/ リヤ:2.277
4.111
駆動方式4WDFF
寸 法全 長3,995㎜4,560㎜
全 幅1,805㎜1,875㎜
全 高1,455㎜1,435㎜
ホイールベース2,560㎜2,700㎜
フロントトレッド1,535㎜1,600㎜
リアトレッド1,565㎜1,595㎜
最低地上高130㎜125㎜
最小回転半径5.3m5.9m
重 量車両重量1,280㎏(※1,290㎏)1,390㎏
前/後(%)※780㎏/510㎏(60.5:39.5)860㎏/530㎏(61.9:38.1)
パワーウエイトレシオ※4.74 ㎏/ps4.34 ㎏/ps
トルクウエイトレシオ※34.22 ㎏/㎏m34.07 ㎏/㎏m
乗車定員(名)4 4
タイヤ/
ホイール
タイヤ225/40ZR18 92Y
(Michelin Pilot Sport 4S )
245/30ZR20 90Y
(Continental SportContact 6)
ホイール18×8J
(BBS製 鍛造アルミホイール)
20×8.5J
ブレーキ対向4ポッドキャリパー/
ベンチレーテッドディスク(356㎜
対向4ポッドキャリパー/
ベンチレーテッドディスク (350㎜)
対向2ポッドキャリパー/
ベンチレーテッドディスク(297㎜)
片押しスライドピン式キャリパー/
ディスク(305㎜
サスペンション方式前 マクファーソンストラット式
後 ダブルウィッシュボーン式
前 マクファーソンストラット式
後 マルチリンク式
車両本体価格4,560,000円4,752,000円
備 考RZ “High performance”
※予防安全パッケージ

駆動方式も違えば、エンジン排気量もボディーサイズもタイヤサイズも違う2車ですが、パワーウエイトレシオや車両価格はそれ程離れてはいません。

では、実際の運動性能は如何なのか?下の表はドライバー誌が実施したテスト結果の一部を掲載したものです。

■ 0→加速比較
 
GR YARISCIVIC TYPE R
ノーマル(60:40)スポーツ(30:70)トラック(50:50)スポーツ+R
0→200m9秒26
(135.6㎞/h)
9秒22
(134.8㎞/h)
9秒20
(134.1㎞/h)
9秒95
(134.4㎞/h)
9秒48
(134.2㎞/h)
0→400m13秒98
(169.0㎞/h)
13秒96
(168.9㎞/h)
13秒91
(169.5㎞/h)
14秒72
(169.3㎞/h)
14秒16
(172.2㎞/h)
0→1000m25秒82
(181.4㎞/h)
25秒77
(182.2㎞/h)
25秒71
(182.9㎞/h)
26秒87
(178.6㎞/h)
26.27秒
(179.7㎞/h)
0→100㎞/h5秒955秒935秒786秒856秒20

■ 追い越し加速比較
GR YARISCIVIC TYPE R
2速3速4速5速6速2速3速4速5速6速
20→60㎞/h3秒529秒713秒729秒67
60→80㎞/h3秒074秒065秒738秒763秒134秒135秒847秒86
80→100㎞/h3秒674秒796秒879秒013秒785秒286秒579秒04
100→120㎞/h3秒764秒446秒118秒29 3秒854秒716秒167秒89

ヤリスは4WDなので、路面状況によってはゼロ発進加速は有利になるとは予想してましたが、追い越し加速においてもパワーウエイトレシオに優れるシビックを上回るとは意外でした。

■100㎞/h→0 制動距離比較
GR YARISCIVIC TYPE R
1本目2本目3本目4本目5本目1本目2本目3本目4本目5本目
制動距離34.5m34.9m34.7m35.1m34.8m35.5m35.2m35.1m35.5m35.1m
平均値34.8m35.8m

ブレンボ製のフロントブレーキを採用するシビックとアドヴィックス製のブレーキを採用するヤリスですが、車重や前後バランスに優れるヤリスの方が制動距離が短い結果となっています。S2000もそうでしたが、ホンダはリヤのブレーキを軽視していると思うのはワタクシだけ?

■ 各ギヤの最大スピード
GR YARISCIVIC TYPE R
1速58.8㎞/h57.0㎞/h
2速93.4㎞/h97.6㎞/h
3速134.9㎞/h134.0㎞/h
4速181.6㎞/h179.6㎞/h
■ 100㎞/h時のエンジン回転数
GR YARISCIVIC TYPE R
3速5,200rpm5,200rpm
4速4,000rpm3,800rpm
5速3,100rpm3,100rpm
6速2,600rpm2,500rpm

サーキット走行する上で気になる?各ギヤのスピードの伸びは、ミニサーキットで多用する2速ギヤはシビックRの方が高いですが、他はGRヤリスの方が若干ですが伸びるようです。

高速道路(制限速度80~100㎞/h)を走ったときの巡航燃費はシビックRが15.7㎞/ℓに対し、GRヤリスは16.6㎞/ℓだったとのことで、燃料タンクもヤリスの方が大きいので連続航続距離はヤリスの方が伸びそうです。


ここまでを読むとGRヤリスの方が優れていると思われますが、風切り音・ロードノイズ・エンジン音などの騒音比較ではシビックの方が良い結果となっているようです。また、エンジンフィーリングやシフトフィーリングなどの操作性でもシビックの方が上質のようです。気になった方はドライバー誌を読むとか、実際に試乗比較することをお勧めします。

FK8 シビックType Rは最終モデルなのにに対し、GRヤリスはデビュー間もない新型車種なので、性能や質感に関しても今後の改善が期待されます。

◇ シビックタイプRとGRヤリスをレーシングドライバー猪爪杏奈が比較してみた!




“GRヤリス vs シビックType R”は海外のメディアでも多く取り上げられており、その一例がこれ↓です。

◇ Yaris GR vs Civic Type R: which is faster at the drag strip!? | MOTOR



こちらでも、0発進加速と制動距離、エンジン音のテストをしてますが、GR Yarisの方が高結果となっていますね。0発進加速はドライバー誌より若干良いデータとなっています。
■ 0→加速比較
GR YARISCIVIC TYPE R
0→100㎞/h5.2sec6.1sec
0→400m13.3sec14.1sec
0→400m Speed166.6㎞/h170.4㎞/h



FK8 シビックType Rのライバルと言えば、ニュルブルクリンクや鈴鹿サーキットでのタイム争いをしているRenault 「MEGANE R.S.」だと思うのですが、GRヤリスのニュルブルクリンクでのタイムはと言えば、トヨタは公式タイムを公表していませんが、タイムアタックした方がいるようで、↓

◇ Stock Toyota Yaris GR on Nordschleife Nürburgring BtG 7:56 min tyres Michelin p4s, cold 6° plus



NSX(NA2)の約半分の排気量・気筒数・車両価格で8分切りの7:56は凄いですね。

◇ 新型「シビック TYPE R」ニュルブルクリンクアタック Vol.2 走行テスト車載動画



対するCIVIC TYPE Rは7分43秒80 (2017年4月現在)で、世界限定500台のメガーヌ R.S.トロフィーRは、7分40秒10だそうです。もっともこちらの限定車は日本仕様で689万円もするシビックのタイムを破るために開発されたような車で、リヤシートも無ければ後輪操舵の4コントロールも外されていて、約130㎏の軽量化され、タイヤもメガーヌ R.S.とは違うスペシャルモデル。

◇ Renault Mégane R.S. Trophy-R 2019 Nürburgring Nordschleife lap record




GRヤリスはブーストアップするだけで、320馬力は簡単に出せるようなので、今後の年次改良や、GRMNモデルの登場が待ち遠しいです。


Posted at 2021/01/03 18:12:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | Interested Car | クルマ

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