※画像は『乗りものニュース』からの引用
※・・・恐らく・・・
興味のある人の方が・・・
極めて少ないのでは無いかと・・・(^_^;)
・・・ですので、
興味がお有りの『奇特なお方』へのブログ記事となるでしょう・・・
寒い冬が来れば想い出す事・・・
1972年2月19日から2月28日にかけて、長野県北佐久郡軽井沢町にある河合楽器の保養所「浅間山荘」において連合赤軍が人質をとって立てこもった事件である・・・
『あさま山荘事件』
当時、私は5歳で、年中の幼稚園児でしたが、テレビでの生中継を食い入るように見てた思い出が・・・
まあ、『あさま山荘事件』そのものにつきましては、これはこれで『言いたいことが、どえりゃあようけ有るもんで!』、別のブログ記事にて採り上げたいと思いますので、今回はオミット!
今回のブログ記事で採り上げたは『あさま山荘事件』の生中継で見かけて、個人的にとても気になっていた・・・
『ボンネット型の装甲車』
※画像は『乗りものニュース』からの引用
警察の
特型警備車F-3型 通称『コマンドカー』
車体全体が銀色で、装甲車らしく多角平面型で、凄みと言うより不気味さを感じさせるボディなので、子供心にももの凄く印象に残りましたよ・・・
ココで・・・
Wikipediaより抜粋引用
初期の特型警備車
F-3型
初代車種は「F-3型」の型式番号が付与されており、「コマンドカー」の通称があった。
後述の試作型の試験実績を踏まえて開発され、三菱自動車(現:三菱ふそう)社製のT370型ボンネットトラックのシャーシを流用して製作された二軸六輪(後軸はダブルタイヤとなっている)の大型車両で、前面・側面は避弾経始、および火炎瓶などを投擲された際に可燃性液体が滞留して燃え続けることがないように考慮された多面傾斜形状で構成されており、全体的な外観は第二次世界大戦中のドイツ軍の装甲車に類似したものとなった。
この多面体車体形状は、暴徒のよじ登り防止のためのものでもあり、接近した暴徒に車体に取り付かれることを防ぐために側面部には手すりやステップなどの"足掛かり"になるものは持たない構成になっており、側面および後部のドアも地上からはかなり高い位置にある。
車体と窓ガラスは防弾仕様となっており、運転席および助手席の窓ガラスは投石避けの金網と開閉式の防弾板で防護されており、装甲板を閉状態にした際の視界確保用に潜望鏡式の外部視察装置を備えている。車体天面前部には放水砲を装備した砲塔が設置されており、車体側面左右2ヶ所と観音開き式の後部ドアには銃眼が設置されている。車内には放水装置用の水タンクを備え、車体後面の後部ドア下には別個に用意した水槽や消火栓などから給水する際にホースを接続するための接続栓がある。 前後輪の側面部にも装甲が施されており、後輪はタイヤハウス部を完全に覆う装甲板が、前輪は操向の都合上タイヤハウスを覆えないために車輪の側面全体を円盤形の装甲板で防護している。
この他、吸排気グリルはスノコ状の装甲版で防護されている他、前照灯や赤色灯といったライト部、およびすべての開口部は金網によってカバーされている。また、車体下端部は障害物により車体下面を損傷したり車体下に爆発物などを投げ込まれたりすることを防ぐために地上に近いところまで囲われており、特型警備車開発前の警備車両の弱点の一つであった「多人数によって持ち上げられて横転する」ことを防ぐため、手が掛けられないように下端は鋸歯状になっている。
装甲化と各種装備によって重量が増加したにも関わらず、エンジンがベースとした車両そのままであったため馬力不足であり、全輪駆動ではないためにあさま山荘事件に出動した際には凍結した山道での行動に苦労し、機動力に難があると評価された。また、車体下端部を装甲板で覆ったためにグランドクリアランス(最低地上高:車体と路面との隙間)に余裕がなく、路上の些細な物体に接触する上に段差を乗り越え辛く、舗装道路上以外での運用が制限されやすいという問題点があったという。
防御能力などの性能に関して詳細に公表された例はないが、『連合赤軍「あさま山荘」事件』(文春文庫、佐々淳行著、48頁)には以下のように記載されている。
この「特型警備車」は総重量十一トン。車体は厚さ八ミリの特殊鋼で鎧われ、弾をはじき返すためグロテスクな多角面型ボディとなっている。フロントガラスも四周囲二個所ずつ、八個所の銃眼も、いずれも厚さ十ミリの防弾合板ガラスを使用している。この防弾ガラスは同一個所に三発ライフルが命中しないかぎり抜けないという性能を誇っている。
10両程度が生産され、警視庁、大阪府警察を始めとした大規模警察組織に配備された。後に警視庁から栃木県警察へ移籍された(後述)。車両の車体左側側面には、今もあさま山荘事件の時に犯人が乱射した散弾銃の弾痕が残っている。最後まで現役だった栃木県警察の車両は2012年をもって引退が確認され、現在は銃弾痕のある左側ドア部分が栃木県警察本部庁舎内の見学コーナーに展示されている。
引用終わり
『乗りものニュース』の記事でも採り上げられてます
『
テロへの備え、警察の「特型警備車」誕生の背景 初代には「あさま山荘事件」の弾痕も』
まあ、最後まで現役だった車輌ですら現存していないのは、実に残念ですよ・・・
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YouTubeの動画より・・・
・・・『あさま山荘事件』TBS報道・・・
・・・今見ると・・・なんだか、心が寒くなりますよ・・・(´・ω・`)
殉職された警官の方に哀悼の意を表したいと思います。
Posted at 2018/12/18 04:08:50 | |
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