純正状態の庫内。荷崩れして内側から外板を突いてしまわないか不安で内装パネルの必要性を感じ、どうせなら『倉庫+α』ではなく外遊びにしっかり活用できる『部屋』にしようと決意しました。
内装パネル取り付けの支障となるラッシングベルト用の丸パイプを撤去。
サンダーでアルミ板に穴を開けたり傷を付けると取り返しがつかないので慎重に、、。何気に大変な作業です。
その後アルミフレームを増設。窓枠用のフレームも採寸通りバッチリ。フレームが倍の数になり壁強度もかなり向上したはずです。
溶接作業はアルミ溶接屋さんに依頼。超有名メーカーのマフラーを製造している凄腕の溶接屋さんです。
両サイドのスライドウインドーは
HEHR社製。四角いボディーに大きな四角い窓をつけると電車みたいになりそうだったので、ウインドーは『バランスの良いサイズのオーバル形状』に拘りました。
こちらもフレーム増設での取り付けです。
プッシュアウトウインドーは網戸とシャッター内臓。私の憧れの窓でこれは絶対取り付けたかったんですよね。白い枠は最後にマッドブラックに塗装しましょうかね。
こちらはポータブルタイプのFFヒーター。ダクトを延長してルーフトップテントに接続すると真冬でもテント内が「常夏」になります。石油ストーブと違ってCO中毒の心配が無く、燃費も良い、寒い時期のスーパーお助けアイテム。電源さえあればどこでも運用可能で『アウトドアで過度な快適は不要!』な私もこのお手軽さに感動しました、、。ちなみに、トラブルの心配が無くとも何かしらの機器を使用して気密性の高い空間を長時間暖める場合はCO検知器は必須です。井藤家は車中泊が多いので愛車のドアポケットに
これを常設していますが、車中泊するつもりは無くとも毎年大雪での大渋滞が起こるくらいなので、CO検知器はマストアイテムと思うべきです。(命を守る物なので安物は絶対NGです)。写真のFFヒーターは自社でフィールドテストを行っている滋賀県
WILDGEARさんで購入。イトウデンキでも消費電流や動作テストをしつつ作業しています。
作業には子供達も参加してくれましたよ。みかんを食べながら遊びながら、のんびり作業を進める幸せな時間です。
電動工具も全部使わせてあげて、時には私も作業の手を止めてトレーラーに全く関係無い物を一緒に作ったり。私のアウトドアライフは子供が楽しむ為にあるので、完成を急ぐよりも子供達の笑顔や学びが最優先。
ギューーンと木を削って面取り。
端材をカットして穴をあけて面取りして紐を通して、『火の用心1号』と命名。
この経験で子供達の感性の扉がまた一つ開いてくれるなら、父として嬉しい限りです。
木工作業はお預かり車両の無い日に行います。営業時間終了後にコツコツと。
「お父さん~次何すればいい~??」って、嬉しい言葉ですね。
断熱処理と枠組み完成。
天井はウッド調の壁紙をアルミパネルに貼りました。強度と耐水性確保の為にコンパネではなく3ミリ厚のアルミ複合パネルを使いましたが、面積が大きいと3ミリ厚でも案外重量ありますね。パネルサイズは3×6ではなく、側面を1枚貼りしたかったので高価でしたが4×8を用意。天井は壁紙だけだと立体感が無く寂しいので天井の中央&両サイドに本物の木を少しだけ設置するつもりですが、木の取り付けは行程的に最後になりそうです。
糊のベタつきが無い反面、張り直しが非常に難しいシールタイプの壁紙。作業難易度高めですが一人で貼りました。ここまで地味な作業が多かったので見た目の変化があると非常にワクワクしますね。早く取り付けたい、、。
ダウンライトは電球色。一直線に配置せず、遊び心を入れて最前2個は内側に配置しました。
ダウンライトだけでも十分明るいですが、どうせなら
白色のメイン照明も付けちゃえ、という事で中央に設置。天井パネルと照明で一気に部屋感が出ました。ダウンライトはリアゲートにも2個取り付けて計10灯になる予定です。写真は最大照度で点灯していますがこの状態で消費電流は2.3A、最小照度で0.1A。LEDの消費電流は本当に有難い。
照明用スイッチはタッチON/OFF&調光式です。
スイッチOFF状態でも調光レベルを記憶しつつリングが綺麗に光る面白いスイッチ。メイン・ダウン/・リアゲート用で合計3個取り付け予定。電気系は主電源スイッチ、コンセント、シガソケ穴の取り付けも考えていますが、不便すぎない様にやりすぎない様に、しかし後悔しない様に、色々と考えます。
他の面のパネルカットも終わり、現在はSINCOLさんからのレザー到着を待っています。3月中には完成して動ける状態になりそうです。
Posted at 2021/03/12 16:03:13 |
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BLASTTRAIL社製カーゴトレーラーT-99 | 日記