BMW i8 Concept – エモーショナル、ダイナミック、効率的。コンセプトカー、BMW Vision
EfficientDynamicsは2009年フランクフルト・モーターショーで興奮を巻き起こし、非常に好評を博しました。BMW Vision EfficientDynamicsは、「小型車並みの燃費でエモーショナルなスポーツカー」というのが矛盾ではなく、まもなく現実のものになるであろうことを明らかにしました。
車両コンセプトの初期試験に成功後、すぐに量産車の決定がなされました。BMW i8 Conceptは、BMW Vision EfficientDynamicsコンセプトの進化における次のステップです。こうして、現代で最も先進的かつ革新的なスポーツカーが生まれました。その革新的なプラグイン・ハイブリッド・コンセプトは、BMW i3 Conceptに変更を加え、フロント・アクスルに搭載される電気駆動システムと、リヤに搭載されている最高出力164 kW〔220 ps〕、最大トルク300 Nmを発生する高性能3気筒内燃エンジンとを組み合わせたものです。連動して作動することで、この2つの駆動システムにそれぞれの才能をフルに発揮させることができ、スポーツカーの性能と小型車の燃費を実現しました。
0-100 km/h加速が5.0秒を下回りながら、燃料消費量(EUサイクル)が100 kmあたり3リッター未満という数値は、現在のところ同等の性能の内燃エンジンが駆動するどの車両の能力をも超えています。家庭用電源で充電可能な大型リチウム・イオン・バッテリーにより、BMW i8 Conceptは電力のみで最長35 kmを走行することができます。加えて、この2+2シーターは4人分の十分なスペースを提供し、ハイレベルな実用性を備えています。
BMW i8 ConceptのLifeDrive(ライフ・ドライブ)アーキテクチャーは、このクルマのスポーツカーとしての性格を高められるよう、すなわち無敵の性能と優れたドライビング・ダイナミクスを提供できるよう、入念に調整されています。フロント・アクスル・モジュールのモーターとリヤの内燃エンジンをつないでいるのは「エネルギー・トンネル」で、ここには高電圧バッテリーも設置されています。これにより車両は低重心になり、それに伴ってダイナミクス面でのメリットが生まれます。電気モーターとエンジンをそれぞれ前後アクスルに配置し、全コンポーネントを省スペースでバランスの取れたパッケージングにすることで、最適な50:50の前後重量配分を実現しています。
かっこいいですよね。市販化いつになるのでしょう。待ち遠しいです。
・・・たぶん買えないでしょうが。
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BMW | 日記
Posted at
2011/09/17 02:56:41