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知らずに使うと危険? エアバッグの種類や仕組み、意外な注意点を解説
2021年8月16日

今でこそほとんどのクルマに装備されているエアバッグですが、その採用は1970年代に入ってからです。エアバッグのメリットや仕組み、種類はどうなっているのか? ニュースでも話題になったタカタ製エアバッグとはどんな問題だったのかなど、エアバッグにまつわるあれこれを紹介します。
- この記事のPOINT
- エアバッグの正式名称はSRSエアバッグといい、1970年代にアメリカで採用された
- エアバッグはイグニッションがオンの時のみ作動する
クルマは複数のエアバッグを組み合わせて装備している
エアバッグ、つまり空気入りのバッグを緩衝材として使おうという考えは古くからありました。当初は圧縮空気を送り込んで展開させる方式などが考えられましたが、現在は火薬を使う爆発式が主流となっています。
自動車用エアバッグは1970年代にアメリカで採用され、当時はシートベルトをしない人をなんとか守るためのアイテムとして考え出されました。現在のエアバックは正式には「SRSエアバッグ」と呼ばれています。SRS(Supplemental Restraint System)は補助的拘束装置という意味で、シートベルトをしていることを前提として開発されていますので、黎明期のものとは役目が違います。
最初のエアバッグは運転席前面用でしたが、やがて助手席前面用が登場。現在は横方向から衝突された際に側面を守るサイドエアバッグやカーテンエアバッグ、シートベルト内蔵エアバッグ、後席前面用エアバッグ、ドライバーの脚を守り拘束性を向上するニーエアバッグ、歩行者などを保護するためフロントウインドウまわりで展開する歩行者エアバッグなども存在します。
エアバッグはどんな仕組みでどんな時に作動するの?
エアバッグの仕組みは、インフレーターの爆発で発生したガスの圧力でエアバッグが膨らみ、そこに人間が顔を突っ込んで衝撃を緩和するというものです(運転席と助手席エアバッグの場合)。
確実にエアバッグが開くことも重要ですが、それと同じぐらい、いかにして収縮させるかが重要です。エアバッグは0.03秒で膨らみ切り、0.2秒で収縮が終了します(※一般的な運転席用の場合で仕様や部位によって違いはある)。この収縮段階が衝突エネルギーを吸収する行程なので、きちんと収縮しないとエアバッグの機能が果たせません。展開後のエアバッグを見ると、裏側にはとても大きな穴が開いていることにびっくりします。映画やマンガなどでエアバッグが開いたままのシーンが描かれることがありますが、あれらは演出上のフェイクです。
エアバッグの作動はイグニッションがオン(EVの場合はシステムが起動)になっている必要があります。停車中であっても条件が合致すれば展開しますが、イグニッションがオフで展開することはありません。また、規定の条件や加速度を受けたときだけ、決められたエアバッグが展開するため、前面衝突ではサイドエアバッグは展開しませんし、側面衝突で運転席エアバッグは展開しません。衝突の角度が浅い、速度が低い、走行中の先行車に追突したが相対速度が低い、柔らかいものに衝突して減速Gがしきい値を超えないときなども展開しません。
タカタ製エアバッグ問題と、エアバッグの安全性について
エアバッグ事故で経営破綻した日本のエアバッグメーカー「タカタ」はエアバッグの世界シェア2位を誇るサプライヤーでしたが、火薬の劣化でエアバッグが異常破裂する死亡事故が何度か発生したため、タカタ製エアバッグを搭載する多くのクルマがリコール対象となっています。エアバッグの交換がおこなわれたクルマには対策済みのステッカーが貼られていますが、未交換のものは継続車検が通りません。新車は心配ありませんが、中古車の場合は確認が必要で、未交換であればディーラーでリコール作業をする必要があります。リコールは無償ですが、部品の供給が遅れることもあるので、車検が近づいているクルマは早めに依頼する必要があります。自分のクルマがリコール対象であるかどうかは、下記のURLから確認できます。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recallinfo_000.html
正常なエアバッグでも、条件次第で加害性は生じます。エアバッグの展開速度は速いものは300km/hにもなるため、布で出来ていても衝撃は大きなものとなります。例えば、内掛けハンドルといって腕を逆手にして内側からステアリングを持つ人がいますが、エアバッグが展開すると、手首がステアリングに引っ掛かって骨折するおそれがあります。普通に外側から持っていれば、手は弾かれるので大きなケガにはならないといわれています。また、助手席エアバッグが展開する位置にスマホなどを置いておくのは非常に危険で、300km/hでスマホが飛んでくる様子を想像すれば容易に理解できるでしょう。
デュアルステージエアバッグなどは衝撃が大きい時と小さい時でエアバッグの膨張率を調整する機構を備えています。衝撃が小さい時に衝撃が大きい時と同じ膨張率でエアバッグが開くと加害性が高まるからです。乗車位置や体型などを推測してエアバッグの膨張率を調整するなどの機能を追加して、エアバッグの加害性を抑える研究開発も進んでいます。
また、チャイルドシートやジュニアシートは後席に取り付けるべき装置ですが、2シーターモデルなどは助手席に取り付けざるを得ないことがあります。助手席エアバッグは容量が大きいために、助手席乗員に大きな衝撃を与えることがあり、装着時はシートをできる限り下げて、エアバッグから遠ざけることが大切なのですが、チャイルドシートやジュニアシートのサイズによってはエアバッグに近づき過ぎてしまう場合があります。
そうした際に助手席のエアバッグを作動しないようにキャンセルできる車種もあります。車種によって異なりますが、助手席ドアを開けた際にグローブボックスの側面などでスイッチを見かけます。詳しくは取扱説明書を参考にするか、車検証を手元に用意してお客様相談センターに電話をして訪ねることをおすすめします。
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